サッカーライフin Mzk74’s diary

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【スタメン予想!!】バルセロナCL グループリーグ第3節vsディナモキエフ

日本時間11月5日(木)早朝5:00にキックオフされる20-21チャンピオンズリーグ、グループリーグ第3節ウクライナプレミアリーグで現在トップに立つディナモキエフをホームに迎えるバルセロナのスターティングメンバーを予想してみます!

 クーマン監督の哲学は?

オランダ代表監督を辞任して、今シーズンから選手時代にヨーロッパチャンピオンに輝いたFCバルセロナの指揮官に就任したクーマン監督は現時点でクラブの伝統的な戦い方や、自身の哲学をチームに浸透させるには至っていません。

バルセロナはボールポゼッションを基軸にゲームを支配し、ワールドクラスの選手を融合させてクレを幸福に導くスタイルを伝統として歴史を築いてきました。

クーマン監督自身も歴史に刻まれたクライフ監督が率いるドリームチームの主軸としてクラブ史上初のチャンピオンズカップ(CLの前身大会)優勝、決勝戦ではフリーキックから決勝ゴールを決めてクラブ史に名を刻んだ選手です。

同時期にチームの要として一緒にプレーしたグアルディオラは後に監督に就任してバルセロナを史上最高のチームと言わしめるほどの成功を収めました。

グアルディオラ監督は(現マンチェスターC監督)クライフがクラブに植え付けた哲学に基づいてボールを支配してゲームをコントロールするスタイルプレッシング戦術を融合して世界中を魅了するチームを築きました。

クーマン監督ラ・リーガではバレンシアを、プレミアリーグではサウザンプトンエバートンを率いた経験がありますが、独自の戦術や哲学を表現するチームを築き上げたとは言えないでしょう。

今回のバルセロナ監督への就任もクラブ首脳陣に確固たるプランがあっての招聘とは思えませんでした。

クーマン監督自身は漠然とした理想のスタイルは持っているとは思いますが、具現化するアイディアや哲学は現在の時点では感じることはできません。

※シーズン前のバルセロナの戦術的考察に興味がある方はこちらをご覧ください

mizuka74.hatenablog.com

選手の配置と組み合わせを摸索している段階?

GK:ネト

右サイドDF:セルジ・ロベルト

センターDF:ピケ

センターDF:ラングレ

左サイドDF:ジョルジ・アルバ

ボランチデ・ヨング

ボランチピアニッチ

トップ下:メッシ

右FW:グリーズマン

センターFW:アンス・ファティ

左FW:ペドリ

テア・シュテーゲンが練習に復帰したGKですが、前試合で連係ミスから痛恨の失点を喫したネトが出場すると予想しました。

ユベントス相手に満足が行く結果と内容だったとクーマン監督はゲームを評価しましたが、アラベスとのゲームでは思うようなプレーができずにチームとしての継続性に欠ける現状ではベストメンバーをピッチに出して連携面と効果的な配置を摸索することが最重要事項と考えられます。

メンバーは怪我人を除いた現状のベストと思われる選手とポジションに変化を加える程度の変更だと予想しました。

 

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バルセロナ予想スタメンvsディナモキエフ

采配のポイント!?

代表ウィーク前の2試合とあって選手に負担を掛けたくないのが本音だと思いますが、チームが機能していない現状ではコンディション面では交代による負担軽減程度の采配になると思います。

グリーズマンのポジション

コウチーニョの代役はペドリで決まり?

デ・ヨングのポジショニングと両サイドDFの立ち位置

メッシをエリア付近でプレーさせるための戦術、ビルドアップ

前線からのプレッシングを採用できるか?

メッシが10番を背負ってから、監督、クラブ、チームの最大のミッションは彼の能力を最大限に引き出す事になりました。

メッシと合わない選手は実力があってもバルセロナにとっては良い選手とは言えない状況が10年以上続いている現在では、グリーズマンはメッシを理解して、メッシに自身を理解してもらうしか生きる術はないと思います。

メッシがバイタルで前を向いてプレーする時左側にグリーズマンが居る場合は良い連携が見られない傾向があるように思います。

メッシのプレーとゴール前の状況を同一視野で認知できる右サイドからの動き出しで活路が見出されるのではないかと感じています。

苦しい状態が続くバルセロナどんなプランで試合に臨むのか?

スタメン選手の配置動き方を予想して、ゲームを分析しながら試合を楽しんでみてはどうでしょうか?