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2022カタール・ワールドカップ 日本代表スタメン予想/戦略考察!? クロアチア代表戦

11月20日に開幕したFIFAワールドカップカタール大会で日本代表が躍進しました。

大方の予想を覆して初戦のドイツ代表戦を2-1で逆転勝利し、2戦目のコスタリカ代表戦では良い部分を発揮できずに終盤に失点して0-1の敗戦を喫しましたが予選リーグ最終のスペイン代表戦に再び2-1で逆転勝利してグループリーグ2勝で首位通過を決めました。

過去のワールドカップでは優勝経験国に勝利した経験が無い日本代表がドイツ代表とスペイン代表に逆転で勝利した事実は快挙だと言えるでしょう。

今回は日本時間12月5日24:00キックオフの決勝トーナメント1回戦クロアチア代表との試合を考察してみます。

日本代表

日本代表選出メンバー

1 川島永嗣ストラスブール=FRA)

2 山根視来(川崎F

3 谷口彰悟川崎F

4 板倉 滉(ボルシアMG=GER)

5 長友佑都FC東京

6 遠藤 航(シュツットガルト=GER)

7 柴崎 岳(レガネス=ESP)

8 堂安 律(フライブルグ=GER)

9 三笘 薫(ブライトン=ENG)

10 南野拓実モナコ=FRA)

11 久保建英レアル・ソシエダ=ESP)

12 権田修一(清水)

13 守田英正(スポルティング=POR)

14 伊東純也(スタッド・ランス=FRA)

15 鎌田大地(フランクフルト=GER)

16 冨安健洋(アーセナル=ENG)

17 田中 碧(デュッセルドルフ=GER)

18 浅野拓磨ボーフム=GER)

19 酒井宏樹(浦和)

20 中山雄太(ハダースフィールド=ENG)

21 上田綺世(セルクル・ブルージュ=BEL)

22 吉田麻也シャルケ=GER)

23 シュミット・ダニエル(シントトロイデンVV=BEL)

24 相馬 勇紀(名古屋)

25 前田大然(セルティック=SCO)

26 伊藤洋輝(シュツットガルト=GER)

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クロアチア代表スタメン予想!?

初戦モロッコ代表戦0-0、2戦目カナダ代表戦4-1、3戦目ベルギー代表戦を0-0の勝ち点5でグループリーグを2位通過したクロアチア代表は前回ロシア大会の準優勝チームです。

日本代表とはワールドカップで過去に2度対戦した事があり1998年フランス大会では1-0、2006年ドイツ大会では0-0と1勝1分けでクロアチア代表が結果を残しています。

前回大会の監督と主力メンバーに若手を組み込んだ安定感ある布陣で今大会に挑んできました。

GK:リヴァコビッチ

右サイドDF:ユラノビッチ

センターDF:ロヴレン

センターDF:バルディオル

左サイドDF:ソサ

ボランチ:ブロゾビッチ

インサイドMF:モドリッチ

インサイドMF:コバチッチ

右サイドFW:クラマリッチ

センターFW:リヴァヤ

左サイドFW:ペリシッチ

クロアチア代表

ベルギー代表戦と同様4-3-3のスターティングメンバーを予想しました。

前回大会躍進の原動力となったブロゾビッチ、モドリッチコバチッチの中盤のトリオが文字通りチームの中心となりアタッキングエリアではペリシッチの仕掛けとクラマリッチが得点能力を発揮します。

シュツットガルトで遠藤、伊藤とチームメイトの左サイドDFソサが今大会では攻撃の部分で大きな役割をこなしており、勝敗に影響を与える重要な存在だと予想します。

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日本代表の戦略を考察!?

ドイツ代表、スペイン代表に0-1から逆転勝利した事でボールを保持したゲームコントロールが出来なくとも、1失点しようとも自分たちは終盤までに相手が落ちてきた時間帯に猛攻を掛ければ勝利できる自信を得たと思います。

コスタリカ代表との敗戦を踏まえて中途半端にボールを保持してチャンスがあれば攻撃をしかけるといった戦略は立てないでしょう。

試合開始の10分間くらいはハイプレスを敢行して相手を牽制し、それ以降は中盤からブロックを引く守備戦術が効果的だと思います。

スペイン代表戦のように相手DFラインの裏を突ければ素早く攻撃を仕掛ける事で相手の陣形を下げると共にカウンターで決定機を創出ができれば理想的でしょう。

ドイツ代表戦のように深い位置まで下げられた状況ではカウンターで攻撃する事も困難になるので前線から連動してパスコースを限定しながらDFラインは下がらずにボランチの位置、もしくはサイドバックが縦方向にチャレンジしてボール奪取できればゲームをコントロールできると思います。

ハイプレスをかけた場合は無理に繋ぐことなくロングキックで回避してくる可能性が高いので中央でのヘディングでの競り合い、セカンドボールの回収もゲームに流れに影響を及ぼす要素になるでしょう。

モドリッチコバチッチの両選手はサイドに流れて数的優位を創る傾向が見受けられます。

モドリッチは後方に下がってボールを受けリズムを創る事にも長けているのでエリアごとに誰が付いて行ってどこで受け渡すか、サイドに引き出された場合の中央スペースのカバー、高い位置までは付いて行かず中盤ではブロックを造って対応するなど中盤の守備の意思疎通が非常に重要なポイントとなるでしょう。

なおかつ左サイドDFソサへの対応は不可欠でインサイドに上がってくる傾向が強いですが、オーバーラップで追い越す動きをしてきた場合の守備の約束事も決めておく必要があります。

日本代表スタメン予想!?

GK:権田修一

右サイドDF:冨安健洋

センターDF:吉田麻耶

センターDF:谷口彰悟

左サイドDF:伊藤洋輝

ボランチ遠藤航

ボランチ:守田英正

右サイドMF:伊東純也

トップ下:鎌田大地

左サイドMF:久保建英

FW:前田大然

出場停止の板倉滉の代わりにスペイン戦は後半途中から出場した冨安を右サイドDFに配置してペリシッチとソサを監視しながら攻撃時には相手に対応を迫らす事でクロアチアの左サイドを封殺する事が期待されます。

センターDFにはキャプテン吉田麻耶とスペイン戦で期待に応えた谷口彰悟、左サイドDFにはセンターもこなせてフィード力が期待できる伊藤洋輝と予想しました。

ボランチはスペイン戦の功労者である田中碧の起用も考えられますがコンディション面と交代カードとしての重要度を考えて遠藤航、守田英正を予想します。

遠藤は右サイドに出てコバチッチのケア、守田は左サイドでモドリッチへの対応に迫られると思いますがどちらかが引き出された時の中央のスペースを埋めるのが重要で両サイドMF、トップ下と連動した守備が必須になります。

右サイドMF伊東純也はソサへの対応が重要な任務となってしまいますが、カウンターで背後を突く動きでチャンスを創る事で攻撃力を半減する事が期待できます。

左サイドMF久保建英は守備でも貢献できる選手に成長しておりボランチと連動しながらモドリッチを監視する役割と攻撃時には独力でのボールキープで時間を創りアタッキングエリアでは変化を創造してゴールチャンスを演出することを期待します。

トップ下の鎌田大地とポジションを入れ替えることも可能で、今大会2得点と活躍する堂安律とはアンダーカテゴリー時代から絶妙な連携を魅せており、2選手の共演による攻撃の活性化も見てみたいと思います。

FW前田大然は今まで通り守備での貢献が起用の理由ですがドイツ代表戦でオフサイドになった幻のゴールのようなカウンターからの一撃にも期待したいです。

試合のみどころ!?

日本代表の狙いは前半を0-0で過ごして後半に攻撃を仕掛けて勝ちに行くプランだと予想されますが、日本代表が先制した場合は今大会初のシチュエーションとなるのでチームに迷いが生じることが危惧されます。

先制ゴールを決める場合は前後半終了間際が理想的ですが、先制して相手が猛攻を掛けてきてもゲームをコントロールして勝ちきる日本代表も見てみたいものです。

リードしていても大幅にプランを変更する必要は無く局面での集中力を保ちプレッシャーを与え続けながら相手が出てきたところをカウンターから追加点を奪えればベスト4以上も夢ではないかもしれません。

後半途中にFWの前田と浅野拓磨の交代は鉄板となりましたが、久保、堂安による攻撃は新たなオプションになると感じます。守備に難がある堂安をスタートから起用するのが難しいと判断して伊東のスタメン起用が続いていると思うので猛攻撃が必要な場合は鎌谷に変えて堂安、もしくは鎌田をボランチにさげる事も1つの方法だと思います。

ここに三苫薫を加えれば攻撃的には非常に魅力的な布陣となりますが守備に不安が発生します。

攻撃的な采配を執るには3-4-3に布陣を変更してシャドーに久保、堂安、右サイド伊東、左サイド三苫の配置が考えられます。

ドイツ代表戦も最終的には攻撃的選手6人を同時にピッチに立たせた森保監督が再び同様の采配をすることは予想に難しくありませんが、本人の言葉通り調子が悪くない久保を前半ではなく、後半から新たに投入する選手との融合にもチャレンジしてもらいたいと思います。

クロアチア代表はMFパシャリッチ、長身FWペトコビッチが途中から投入されることが予想され高さを前面に押し出した攻撃を仕掛けてくる可能性が考えられます。

ワールドカップ出場国では珍しく両サイドからロングスローを入れてくるのも特徴です。

日本では高校サッカーで良く見る光景でセカンドボールの処理がポイントとなるのを心得ていると思うので、しっかり競り合った後のこぼれ球への反応を研ぎ澄ませて対応することが求められます。

守備的な布陣を敷く場合も3-4-3に変える可能性が高くDFライン3枚は冨安、吉田、谷口となるでしょう。

中盤の強度を保つためにボランチに田中、シャドーに三苫、トップに浅野の投入は予想されます。

場合によっては柴崎岳長友佑都、相馬勇紀、南野拓実の起用も考えられます。

相手の出方を分析して対抗措置を講じながら、さらにダメージを与えるプランを森保監督が見出せるかが最大のみどころになるかもしれません。

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現時点での大会展望!?

今までの試合結果と何試合かの内容を見た現時点で圧倒的なチームは存在していないのが今大会の特徴だと感じます。

リザーブメンバーを含めた選手の質と戦術的評価はイングランド代表が優勝に一番近いと感じます。

スペイン代表のポゼッション戦術、ポルトガル代表のタレント力もはまれば強力だと思いますしブラジル代表も下馬評通りの安定感があります。

オランダは順調に決勝トーナメントに勝ち上がりましたがポジションを固定したセフティーな戦いで優勝する力は無いと感じました。

初戦で逆転負けを喫してグループリーグ敗退が危ぶまれたアルゼンチン代表は見事に立て直しポーランド代表戦では試合を完全にコントロールしている感じがありました。

上位に進出する為にはトーナメントのどの山に入るかは重要な要素ですが現在の日本代表の戦いはブラジル代表、アルゼンチン代表をも打ち負かす夢を見させてくれます。

ブラジル代表はネイマールの復帰が鍵になるでしょう。彼が不在でアルゼンチン代表と対戦した場合は苦戦を強いられて敗戦する可能性も考えられます。

ベスト8はアメリカ、アルゼンチン、日本、ブラジル、イングランド、フランス、スペイン、ポルトガルを予想します。

日本代表の躍進を期待しますがクロアチア代表、ブラジル代表、アルゼンチン代表に勝利したのち決勝戦で強豪国を破るには奇跡が必要でしょう。

ブラジル代表を破りベスト4に入れれば現時点で可能な最高の結果だと評価されるべきです。

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反対側の山ではイングランド代表vsフランス代表、スペイン代表vsポルトガル代表の準々決勝を予想しましたが総合力ではフランス代表がやや有利だと予想しますが個人的にはイングランド代表vsスペイン代表の準決勝を期待しています。

ブラジル代表とポルトガル代表が2位になった場合、対戦カードは変わりますがベスト8の顔ぶれは変わらないと思います。

ブラジル代表が2位通過の場合はアルゼンチン代表の決勝戦進出の可能性が高まるでしょう。

1試合ごとの結果で状況は大きく変わりますが世界的に一番盛り上がる結果はポルトガルvsアルゼンチンだと思われますが皆さんの予想はどうでしょか?

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