2022ワールドカップ カタール大会【予想メンバー】ブラジル代表
FIFA WORLD CUP 4年に1度開催されるスポーツ最大の祭典。
歴史上初めて冬季開催となる2022カタール・ワールドカップ、32ヶ国が出場し日本時間11月21日19:00キックオフ予定(アル・ベイト・アリーナ)開幕戦で始まり12月18日24:00キックオフ予定(ルサイル・アイコニック・スタジアム)決勝戦で世界王者が決まる大会出場国のメンバーを予想します。
出場枠
開催国:1枠[カタール]
ヨーロッパ:13枠
アフリカ:5枠
アジア:4.5枠
南米:4.5枠
北中米カリブ海:3.5枠
オセアニア:0.5枠
mizuka74.hatenablog.com【予想メンバー/スタメン】ブラジル代表
南米予選を首位独走で出場を決めたブラジル代表は2018年ロシア大会に続きチッチ監督が指揮すると思われます。
準々決勝でベルギー代表に敗れベスト8で大会を去りましたが、2020東京オリンピックではスペイン代表を破り大会を連覇しました。
ヨーロッパのトップリーグでプレーする選手を中心に台頭してきた東京オリンピック世代の選手がメンバーに選考されるでしょう。
希望スターティングメンバー
GK:エデルソン
右サイドDF:ダニエル・アウベス
センターDF:マルキーニョス
センターDF:チアゴ・シウバ
左サイドDF:ロディ
MF:ルーカス・パケタ
MF:コウチーニョ
右ウイング:ラフィーニャ
センターFW:ネイマール
左ウイング:アントニー
中央部のディフェンス以外は攻撃に特徴を持つ選手達を並べたのでバランスを重視するチッチ監督でこのメンバーが同時にピッチに立つ確率は少ないと思います。
GKはアリソンが本命で3rdはガブリエル・シャペコが有力候補でしょう。右サイドDF候補はダニーロ、左の本命はアレックス・サンドロ、センターにはレアル・マドリードのミリトンとセビージャのジエゴ・カルロスをバックアップと予想します。
中盤はディフェンス面で貢献できる選手が有力候補でカゼミーロとフレッジ、ジェルソンのレフティとブルーノ・ギマラインスが妥当でしょう。
激戦区のFWはクーニャ、ヴィニシウス・ジュニオール、ガブリエル・ジェズース、ロベルト・フィルミーノが有力で前出のアントニー、ロドリゴ・ゴエスが当確線上だと予想。
戦術は選手の能力を重視!?
個人戦術と状況に応じた柔軟性を含めて選手を評価するブラジルでは細かい戦術の縛りよりもアドリブを含めて選手の能力の組み合わせでチームを構築する傾向が強いブラジル代表は近年ではカウンター型の編成が主流となっています。
現在スペイン代表が優位性を発揮しているボールを保持して主導権を握るスタイルは元来ブラジルが得意としていた戦術で‘82スペイン大会では黄金の中盤と謳われたジーコ、ソクラテス、ファルカン、トニーニョ・セレーゾが、優勝した‘70メキシコ大会ではクロドアルド、ジェルソン、リベリーノ、トストン、ペレ、ジャイルジーニョがボールを動かしながら相手を翻弄し観衆を魅了するチームでブラジルが揺るぎないサッカー王国である事を証明して来ました。
24年ぶりに優勝した‘94アメリカ大会以降の‘02日本・韓国大会優勝チームを含めて安定したディフェンスに支えられたカウンターでの決定力がブラジルのスタイルに変わっています。
‘22カタール大会も他国を圧倒するタレントを有しておらずカウンター型のチーム編成になると予想されますが、王国のプライドを取り返すべくポゼッションとカウンター双方で決定力を発揮するスタイルを目指してほしいと思っています。
攻撃はケガが無ければネイマール中心になると予想されますが彼頼みでは優勝は程遠いでしょう。
GKとセンターDFは堅守とビルドアップでの貢献、両サイドDFは左右非対称で片方はサイドでの攻撃力、一方はビルドアップ時の抜け口となり守備ではバランスを保てる選手が適任だと思います。
ブラジル代表の中盤は攻守が分業になってしまう傾向がありますが、今回も守備力で相手の攻撃陣を封じ込める選手がいれば創造性と決定力が高い選手と攻守両面と繋ぎでポテンシャルを発揮する選手が適任でしょう。
FWは今大会のブレイク候補No.1に押したいラフィーニャを右、中央はストライカータイプが不在のためゼロトップ気味にプレーできて決定力が高い選手、左サイドはネイマール、ヴィニシウスなど激戦区になりそうですが個人的には両サイドでプレー可能でボールタッチとリズムで変化を創るアントニーに前回ロシア大会で活躍したダグラス・コスタのような活躍を期待しています。
プラン1
GK:アリソン
右サイドDF:ダニーロ
センターDF:ミリトン
センターDF:マルキーニョス
左サイドDF:アレックス・サンドロ
ボランチ:カゼミーロ
MF:フレッジ
MF:コウチーニョ
右ウイング:ラフィーニャ
センターFW:フィルミーノ
左ウイング:ネイマール
現実的にスタメンに抜擢されそうな布陣です。中盤はブルーノ・ギマラインス、ルーカス・パケタ、FWにはヴィニシウス、ガブリエル・ジェズース、アントニーが交代でピッチに立てばプラン2として違う特徴を発揮するチームへの変化が可能です。
ブラジルが優勝する為にはネイマール、コウチーニョが全盛期の輝きを放ちながらもラフィーニャ、ルーカス・パケタなどの次世代選手の活躍とディフェンスの安定感がすべて揃うことが王国復権への条件でしょう。