サッカーライフin Mzk74’s diary

サッカーと共に生きる

ユーロ2020/コパ・アメリカ2021から2022カタール・ワールドカップを展望!?

コロナ・ウイルスのパンデミックで世界中の活様式が変わりサッカー界でも大会の延期などの影響を受けて通例とは違ったスケジュールが組まれています。

4年に1回、ワールドカップとはずれた偶数年に開催されるヨーロッパ選手権が1年延長されて開催されている2021年は同様に延期された東京オリンピック、2年に1度の開催コパ・アメリカ南米選手権)の3大会が同時期に開催される稀な日程になりました。

7月から開催予定の東京オリンピック、すでに大会が始まった2020ユーロと2021コパ・アメリカ開催中に来年開催予定の2022カタール・ワールドカップを展望してみようと思います!!

ユーロ2020 優勝候補フランス

グループリーグを2勝してトーナメント進出を決めたイタリアは29戦無敗、ルイス・エンリケ監督が復帰したスペインは2戦2分けでグループリーグ最終戦にトーナメントへの進出を掛けてスロバキアと対戦します。

前回大会準優勝、“18ワールドカップ王者のフランスは1勝1分でグループ最終戦に臨みますが選手の能力を分析すると優勝候補の筆頭だと思います。

前回大会優勝のポルトガルは2戦目で4-2とドイツに圧倒されて勝ち進むためには戦術的な変化を求められる状況になりました。

FIFAランキングトップのベルギーはCL決勝戦で負傷交代を強いられたデ・ブルイネが第2戦から登場して2連勝に貢献しています。

前回王者に快勝したドイツ、タレントが順調に育ちつつあるイングランドと前途のイタリア、スペイン、フランス、ポルトガル、ベルギーの7ヶ国が優勝候補だと分析しました。

 ベルギー

“18ワールドカップで優勝したフランスに敗れて黄金期を過ごすベルギーは今大会もFWルカクインテル)、MFデ・ブルイネ(マンチェスターC)、GKクルトア(レアル・マドリード)など強豪クラブでプレーする選手のレベルは高いと思われますが、当時中心選手だったアザールレアル・マドリード)が本来の輝きを失った現状では戦力は低下して強豪国との対戦では戦術的なアプローチと運が優勝に必要な要素だと考えます。

 

 ドイツ

最後の大会となるレーブ監督は2014ワールドカップで優勝した主力メンバーを自身の判断で実質上の代表引退を勧告していたベテラン選手DFフメルス、MFミュラーを復帰させて

若手選手MFニャブリ、ハフェルツなどの若手と経験値の高い選手を組み合わせた今大会は2戦目で前回王者ポルトガルの4-2の勝利を収めて大会の競争レベルを引き上げたと思います。

 フランス

ワールドチャンピオンは今大会も優勝候補の筆頭だと思われます。キャプテンGKロリス、MFカンテ、ポグバDFヴァラン、エルナンデスFWエンバペ、グリーズマンに加えてレアル・マドリードベンゼマを復帰させたチームは個人能力では突出したタレントを揃えていて今大会の優勝候筆頭だと思います。

 ポルトガル

前回王者でCロナウドがキャプテンとして4回目の出場を向けたチームは各ポジションに能力が高い選手を擁してバックアップマンバーも充実していますが、第2戦の2-4で敗れたドイツ戦を観る限りでは連動した守備戦術の確率が勝利へのポイントとなりそうです。

守備ブロックを引かずに自陣ボックス内でDF選手の個人能力で跳ね返そうとしているのかサイドでのボールホルダーへのプレシングが弱く、逆サイドに振られた場合も視野を考慮したポジショニングは取れずに苦しい対応を迫られるケースが多く感じました。

 

 イングランド/スペイン/イタリア

若手選手を中心に据えるイングランド、スペイン、イタリアは今大会の経験、結果によって“22ワールドカップでの飛躍が期待されるチームだと思います。

伝統のカテナチオスタイルから進化したイタリアは突出した個を擁していませんが、連動した戦術的タスクを忠実に遂行できるタレントを起用してプレッシングとポゼッションからゲームをコントロールする新たなプレーモデルを確立しつつあります。

アンカーのジョルジーニョはブラジル出身のプレイメーカーでCL優勝メンバーでもあり、現チームのキーマンだと思います。

英国対決のスコットランド戦を引き分けて批判的な意見が聞かれますが、経験豊富なFWケインと成長著しいMFグリーンリッシュ、フォーデン、マウント、フィリップス、ベリンガムFWラシュフォード、サンチョや今回は選外のグリーンウッドなど大会中の成長と将的な期待を抱かせるタレントを有するイングランドも興味深いチームでしょう。

主要大会を3連覇した黄金時代が過ぎ去ったスペインですが現在は当時のプレーモデルを継承しながらリニューアルを施して新たな若いタレントへ世代交代を図っている状況でしょう。

育成年代からポジショナルな戦術的要素を経験して育ったスペイン選手はボールポゼッションでは特別なプレーモデルを持たなくても優位性を担保できる能力を有していると思います。バルサスタイルでボール保持率を高めて相手をコントロールするプレーモデルはゴールを奪う最終で最大の目的が達成できなければ意味をなさないと評価されるようになりました。

現状のスペインも得点する決定力が批判の的になっていて開幕から2分けと苦しんでいますがチームとしては正しい方向へ進んでいると感じています。

個人の成長と結果を伴う自身を得ることができれば魅力的なチームへ変わると予想します。

コパ・アメリカ2021 優勝候補ブラジル

急遽、自国開催が決まり、開幕から2連勝したブラジルが優勝候補だと思います。来シーズンの去就が気になるメッシ率いるアルゼンチンも宿敵ウルグアイに勝利して、今後チーム状況は好転する可能性が考えられます。逆に敗れたウルグアイは強力2トップのスアレスカバーニ、守備の要キャプテン、ゴディンの年齢的な衰えは否めずに欧州の名門クラブでプレーするベンタンクール/ユベントスバルベルデ/レアル・マドリードの成長による進化が結果に必要な要素だと思います。

近年、戦術的な戦い方をチームに浸透させて好成績を残してきたチリ、コロンビアの両チームは今大会でのタイトル奪取は厳しいと予想します。

晩年に差し掛かりアルゼンチン代表としてタイトルを熱望するメッシと選手としての才能に恵まれながらも絶対的な存在感を示すには至らないネイマール擁するブラジルの一騎打ちとなるのではないかと予想しています。

 

東京オリンピック2020 優勝候補!?

欧州4枠の出場権を獲得したスペイン、ドイツ、ルーマニア、フランス。南米アルゼンチン、ブラジルに加えて開催国の日本、グループリーグ同組で金メダル獲得経験があるメキシコが優勝候補だと分析します。

アンダーカテゴリーで選手派遣に強制力が無く、コロナ禍の状況を鑑みると最強チームを送り込むのは強豪国程、困難になり自国開催の日本代表が一番理想に近いチーム編成になると予想されます。

 

開催中のユーロ、コパ・アメリカに参加している選手がオリンピックに参戦するには来シーズンの所属チームでのパフォーマンスにも大きな影響を及ぼす為、OA枠どころかU-24で出場資格がある選手エンバペ/フランス、ハヴェルツ/ドイツ、トーレス、オルモ/スペインなどA代表に招集されている選手は実質、参加が困難なため久保建英、堂安律、冨安健洋に加えて吉田麻也酒井宏樹遠藤航OAの3枠をフル活用した日本代表が優勝候補の一角と考えるのは筆者だけではないと思います。

 

2022カタール・ワールドカップへ向けて!?

2021年開催大会の結果が来年開始予定のワールドカップに影響を与えるのは間違いないでしょう。戦術的なトレンドでは3DFを採用してハイプレスと自陣深い位置では5DFに可変させる守備戦術が主流になったと思います。

4-4-2でソリッドな3ラインを組むデイフェンス重視なシステムよりも可変可能で攻撃時に前線に人数を掛けやすい3DFを採用して攻撃時のアドバンテージを増やしたいと考えた傾向だと思われます。

選手の個性を最大限に融合させてゲームモデルを構築するのが理想的ですが、フィジカルコンデションやポジショナルプレーを取り入れる場合の補完性などのマネージメント要素の影響も大きいと考えますが、プレーする選手が同レベルの場合は主流になったシステムは対抗策も考えられていて優勝するには圧倒的な能力差か運に左右される可能性が高いでしょう。

起用する選手、対戦相手の分析によって戦略が変わるのは当然ですがサイド、中央にスペースを創るボールの移動と選手のポジショニングを考えるとサイドに2選手、中央からDFライン裏のハーフスペースを狙う選手、逆サイドから裏を狙う選手が崩しのポイントになると分析した場合、可変可能なシステムでも最終ライン3枚、両サイドに2枚とインサイドから裏、ライン間、バイタルエリアでボールを引き出す戦略を持ったチームがタイトルに近づくと予想しています。

ユーロ2020では発展途上のスペイン、イタリア、イングランドコパ・アメリカではブラジル、アルゼンチンの選手の組み合わせを含めた相性。東京2020の日本代表の結果と個人、組織双方でのパフォーマンスが2022カタールの結果に大きく影響すると推測しています。

ユーロでのオランダのタレント力、東京2020でのメキシコの戦術とタレント、日本代表の将来を担うであろう田中碧、久保建英、上田綺世選手達のプレーに注目してサッカーを楽しんで観てはいかがでしょうか?

 

“ペップ”グラウディオラの憂鬱!? 20-21CL決勝マンチェスターC vsチェルシーを考察!!<後編>

2021年5月29日コロナウイルスパンデミックと世界が戦う中、非日常化した生活を過ごす人々の一つの喜びと希望と成り得るUEFAチャンピオンズリーグ勝戦が行われました。

ポルトガルエスタディオ・デ・ドラゴンで開催されたファイナルでチャンピオンになったのは18-19シーズンのリバプールvsトッテナム以来の、プレミアリーグ対決を制したチェルシーが9年ぶり2度目のヨーロッパ王者に輝く結果となりました。

サッカー界の歴史に刻まれる魅力的なフットボールで世界を席巻した“ペップ”バルセロナが最後にCLを制した10-11シーズンから10年の歳月を経て再び欧州最高峰の舞台に戻ってきたグラウディオラ監督の戦いを考察してみようと思います!!

※<前編>記事に興味がある方はこちらをご覧ください

mizuka74.hatenablog.com

 2ndハーフ

よりオープンでカウンターからチャンスを創出する展開が増えた両チームですが、前半途中で負傷により交代を余儀なくされたチェルシーのセンターDFのチアゴ・シルバと後半キャプテンのデ・ブルイネに替り出場したガブリエル・ジェズースが出場した負傷での交代以外は両監督の立場から逆算した要素が強く反映された選手交代だったと思います。

プレミアリーグとはレギュレーションが違うチャンピオンズリーグは最大5人までの交代が認められていますが、シティーは中盤のバランスを整えるために、ギュンドアンインサイドMFへ1列上げてフェルナンジーニョを投入、左FWスターリングに代えてアグエロチェルシーはプリシッチ、コバチッチの投入で質的優位を担保する為にスタミナとボール技術を伴う局面での優位性を発揮する選手交代が行われました。

ドリームチーム<クライフ>

選手、監督としてバルセロナに哲学を植え込んだクライフに見出されてフィジカルが重視された当時のサッカー界に肉体的な優位性よりもテクニックや戦術的インテリジェンスを最大限に発揮してゲームを支配し、勝利するスタイルでタイトルを勝ち取ったバルセロナの中心選手として活躍した“ペップ”グアウディオラは指導者としてバルセロナBの監督に就任して以来、クライフが提唱しスタイルを基にして自身の戦術眼と選手のポテンシャルを最大限に融合させる感性と、勝利へ向けた準備に裏付けられたプロフェッショナリズムを伴った戦略を結果に繋げて現在の地位を築いた稀代の指揮官だと思います。 

自身がプレーしてクラブ初のヨーロッパ王者に輝いたドリームチームを創ったクライフの思想を受け継ぎ、選手として経験した独自の価値観を醸成させ、将来性豊かな選手を育成してきた下部組織からクラブの哲学を植え込まれた若手を中心に据えたペップのバルサは観る者と対戦相手をも魅了してバルサ哲学の完成系を感じさせる伝説のチームを創りあげたのです。

ボールポゼッション&メッシ=理想のチーム!?

人間が一番器用に扱える手(ハンド)以外の部分で球体のボールを扱うサッカーは不確定要素が高く、魅力的な個人技を駆使したテクニックはもとより、ミスを含む想定外な劇事が勝敗に大きく影響する実際に戦ってみなければ分からないスリリングな要素も魅力的なスポーツ競技として世界的に人気が高いサッカー界の歴史においてもペップが率いたバルサはボールテクニックも含めて戦術的に対戦相手を圧倒した希有のチームだと思います。

70%ボールを保持できれば80%の確率で勝利を手に入れる事が可能だと考えるクラブの哲学を具現化して、更に相手チームを分析した戦略で90%に近い勝率に引き上げた伝説的チームを創りあげました。

ヨハン・クライフフットボールで感じ取った感性を選手としてプレーで表現し、監督に就任してからは自身の哲学を戦術的に落とし込んだプレーモデルを築き上げボールテクニックとインテリジェンスに優れた選手をチームの中心に据えてクレだけではなく観戦する者を魅了するゲームを魅せる一方で、理想の選手を育てるために下部組織からトップチームと同じコンセプトとシステムでトレーニングを積むことで選手の才能を引き出す事にも尽力してバルセロナをクラブ以上の存在を自負するまでになった環境で育成された選手は“ペップ”が思い描くフットボールを具現化できるタレントが揃っていました。

GKビトール・バルデス、DFプジョル、MFチャビ、イニエスタ、FWメッシを主軸に据えて、カンテラ育ちのDFピケをマンチェスターUから引き戻し、自身が率いたバルセロナBからはピボーテのブツケス、FWペドロを抜擢して就任一年目で6冠を達成するチームを創ったのです。

就任当初はフランス代表のアンリ、カメルーン代表エトーコートジボアール代表ヤヤ・トゥーレなどの実績がある選手を起用していましたが、圧倒的なボールポゼッションでゲームコントロールを考える”ペップ”は次第にバルセロナの哲学が体に染みついたラ・マシアで育った選手達を成長させて自身の理想と思われるチームへ変化させていきました。

バルサが圧倒的なボールポゼッションで相手を圧倒すればする程、対戦相手は自陣ゴール前を固めて決定的なシュートを打たせない戦術で対抗するようになりました。

しかし、デビュー当初はドリブル突破からのチャンスメイクが特徴のウイングプレーヤだったメッシは後にゼロトップと呼ばれるCFから中盤に下がって繋ぎの部分に顔を出した後にゴール方向を向いてバイタルエリアに侵入するプレースタイルからゴールを量産するゴールゲッターに変貌してチームを勝利に導きました。

”ペップ”バルサが2回目にCLを制したマンチェスターUとの決勝戦は世界最高峰のレベルながら圧倒的にゲームを支配して伝説的なチームへと登り詰めたと言えるでしょう。

歴史上最高のチームとも評価されたチームが更なる進化を遂げるのは難しく”ペップ”は就任4年目を最後にクラブを離れる決断を下したのでした。

バイエルン・ミュンヘンでの挑戦!!

1年間の充電を終えた”ペップ”が次に挑戦したのはドイツ、ブンデスリーガで圧倒的な強さと歴史を誇るバイエルン・ミュンヘンを進化させる任務を選びました。

前年度は勇退したユップ・ハインケスが率いたチームは3冠を達成して最高のパフォーマンスを披露する選手達を更なる高みに導く挑戦が始まります。

選手個々の能力が高いバイエルンを率いた“ペップ”はポジショナルプレーをチーム戦術の基盤に据えてボール保持率を格段に上げながらも選手の個性をゲームモデルに組み込み、圧倒的な強さでブンデスリーガを制覇してみせました。

リベリ、ロッペンの両ウイングの突破力とレバンドフスキーの得点能力を攻撃時のメインとし、中盤には当時サイドDFだったラームを抜擢、スペインから教え子のチアゴ・アルカンタラシャビ・アロンソを引き入れ、オーストリア代表のアラバをDFとして起用してボール保持と得点力で強力なチームを創りあげました。

ドイツ国内では圧倒的に勝利を積み重ねたヨーロッパの舞台では頂点にたどり着くには至りませんでした。

相手チームを分析してゲームごとに戦術的なプランを遂行しようとする”ペップ”と己の能力だけでも勝利できると感じる選手達との間にバルサ時代のような信頼関係を築くのが難しかった面があると思われますが、シンプルなプレーこそ一番難しいと説いたヨハン・クライフの哲学である「美しく勝利せよ!」を通り過ぎて完璧なプレーを求めすぎて、選手への要求が複雑になりすぎていたように感じます。

プレミアリーグマンチェスターCで新たな冒険へ!! 

クラブ、選手、監督の関係性は一定のサイクルで変化が必要と考える”ペップ”は国内リーグで3連覇したミュンヘンに別れを告げて、フットボールの母国イングランドプレミアリーグに新たな挑戦の場を選びました。

1年目はプレミアの洗礼を浴びてCL出場権を得るまでに止まりましたが、2シーズン目からは選手補強も含めて自身の哲学を選手に浸透させて連覇に導きました。

4年目は名将クロップ率いるリバプールが歴史的な快進撃で優勝してサイクルが下降線に向かっていると考えられましたが、自身初の5シーズン目を同じチームで迎えた20-21シーズンは再びチャンピオンとなり、CL決勝に進出して新たなサイクルへの予感が期待されます。

選手の特徴とポジショナルプレーでゲームコントロールを目指す"ペップ"はバルセロナではメッシをゼロトップで起用して能力を開花させ、バイエルンではラーム、アラバを偽サイドDFとして起用するなど選手の才能を見抜く力に長けた指導者でしょう。

20-21シーズンは今までの経験を組み合わせたような戦術を採用してファイナルへとたどり着きました。

ゼロトップには本来はMFとしてプレーするデ・ブルイネ、ギュンドアン、ベルナルド・シウバなどを起用してカンセロを偽サイドDFとして中盤の組立で能力を引出、大外のレーンではマフレズがハイパフォーマンスを魅せました。

数多くの才能を擁するマンチェスターCの下部組織時代から地元出身で将来を嘱望されてきたフィル・フォーデンもチームに必要な選手へと成長を遂げました。

 

”ペップ”グラウディオラの憂鬱!? 

10年ぶりに戻ってきたCL決勝の舞台でも直近の試合で対戦相手のチェルシーに連敗を喫していたとはいえ、リーグを制したマンチェスターCに分があるとの予想が大方だったと思います。

”ペップ”の理想はボールを握ってゲームをコントロールしながら勝利する事で、毎試合の対戦相手を分析して相手のウイークポイントと自チームのストロングポイントの差を最大限に活かしてゲームを進めようと試みます。

今回のチェルシー相手には中盤で数的優位を生み出し、ボールを動かす事で相手DFラインに隙を創り、選手のクオリティーで得点を狙う戦略を立てていたと思われます。

自身が望む最高の舞台で自身が思い描くゲームを展開する事に妥協はできなかったと思います。

戦前予想されていたスタメンのアンカーにはフェルナンジーニョが有力でロドリの可能性も考えられていましたが、インサイドMFで今シーズンは得点も量産しているギュンドアンを起用したこと。センターFWには今シーズンが最後となるアグエロやガブリエル・ジェズースではなくゼロトップとしてデ・ブルイネ、ベルナウド・シウバを起用したことに中盤でパスを回して相手を翻弄する”ペップ”が望む最高の形をイメージしていたと想像できます。

バルセロナを離れて以降、バイエルンでもマンチェスターCでも選手の能力を引き出して勝利に近づける戦略でタイトルを獲ってきましたが、大一番には自身の理想と思われるゲームにする為に培ってきた哲学を優先してリスクを伴う戦略で臨んでしまうのが”ペップ”の癖であり最大の魅力だと感じます。

彼が理想を求める程、リスクを回避できなくなり、一発勝負のビックゲームでは相手に隙を与えてしまう事を承知で理想を貫く”ペップ”はまさしくクライフの魂を受け継いだ次世代に多大な影響を及ぼす偉大な監督だと言えるのではないでしょうか?

 

“ペップ”グラウディオラの憂鬱!? 20-21CL決勝マンチェスターC vsチェルシーを考察!!<前編>

2021年5月29日コロナウイルスパンデミックと世界が戦う中、非日常化した生活を過ごす人々の一つの喜びと希望と成り得るUEFAチャンピオンズリーグ勝戦が行われました。

ポルトガルエスタディオ・デ・ドラゴンで開催されたファイナルでチャンピオンになったのは18-19シーズンのリバプールvsトッテナム以来の、プレミアリーグ対決を制したチェルシーが9年ぶり2度目のヨーロッパ王者に輝く結果となりました。

サッカー界の歴史に刻まれる魅力的なフットボールで世界を席巻した“ペップ”バルセロナが最後にCLを制した10-11シーズンから10年の歳月を経て再び欧州最高峰の舞台に戻ってきたグラウディオラ監督の戦いを考察してみようと思います!!

 マンチェスターC vsチェルシー前半

両チームスターティングメンバー選手の配置若干の意外性を感じさせたのは各メディアで言われているマンチェスターCのアンカーがロドリフェルナンジーニョではなくギュンドアンを抜擢した程度だと思います。

ボール保持から活路を見出す“ペップ”決定機を創り出す1つ手前の戦術に独特の感性を感じさせるトッヘル監督が選んだスターティングメンバーからファーストプランを推測してみましょう。

崩しの部分と中盤のポゼッションにフォーカスした選手起用を優先した“ペップ”シティーはボールを握り相手を動かし崩しのフェーズを狙う視点から左サイドDFジェシチェンコインサイドMFにベルナウド・シウバフォーデン左FWにスターリンを起用したと考えられます。

対するチェルシーのトーマス・トゥッヘル監督は昨シーズン、パリSGで決勝進出しながらもバイエルンに敗れましたが2年連続でCL決勝戦に進出する予想を上回る結果でファイナルにたどり着きました。

ボールを握るシティーに対してDFラインのサイド裏をトップのヴェルナーが突く攻撃でチェルシーが思惑通りの流れを引き寄せた立ち上がりだと思います。

ゼロトップのデ・ブルイネを中心に流動的な連係と相手DFラインを広げる効果を期待して左FWスターリングを先発で起用したシティーボール保持では狙い通りの展開ですが、前線中央の連動したイマジネーションを感じさせる場面が乏しく、左サイドからの崩しでフォーデンがフィニッシュしたよな理想的な場面を数多く創り出すには至りませんでした。

皮肉なことに相手DFラインの裏を取った決定的な場面はGKエデルソンからのロングパスで抜け出したスターリングがボールコントロールを失って相手DFにクリアされた場面が最大のチャンスだったと言えるかもしれません。

前線からプレッシングを行い、ポゼッション率を上げてゲームコントロールを狙うシティーですが相手GKまでの積極的なプレシングは控えていたと分析します。

しかし、得点が生れたのはGKからサイドへのフイィードをきっかけに数的不利を創られて同サイドへのカバーにより吊り出されたセンターDFが埋めるべきスペースを右サイドにポジショニングしていたハフェルツ中央にできたスペースに走り込み、マウントの見事な状況判断とプレー精度から中央のスペースを突いてゴールに繋げました

チェルシーが1-0で終えた前半ですがスコアーに反映された内容だったと分析します。

 

 “ペップ”の戦略!?

ピボーテにロドリ、フェルナンジィーニョではなくギュンドアンインサイドMFにフォーデン、シウバを起用した”ペップ”はボールポゼッションを基盤にゼロトップのデブライネと二人のインサイドMFが流動的に動くことで相手DFを釣り出す狙いがあったと思われます。

ビルドアップ時には後方にウォーカー、ストーンズ、ディアスを配置して幅と運ぶドリブルで時間を創り左サイドDFジェシチェンコのポジショニングでボールの抜け道を確保してピボーテ起用のギュンドアンを含めた前線の流動性、相手サイドDFを引き出す付箋としてスターリング、マフレズの両ウイングを起用したと推測されます。

設計された経路は正確性こそ増しますが、予期せぬ事態の対応では後手を踏む場合が多々あります。

一方、トッヘル監督は状況を判断して対策を準備し、自身が望んだシナリオではなくとも相手の出方に応戦する戦術でプランを構築し、自チーム選手の能力を活かして勝率を上げる可能性を信じた采配だったと思います。

各種媒体の評論で記述されていますが、相手DFの背後を突く動きに乏しく攻撃に幅と深みを創り出せなかった事がシティーの敗因と考えられます。

トッゥヘルの戦略!?

相手DFライン裏のサイドへのランニングとボール奪取からの速攻時に人数を掛けてゴールへ迫り、攻守の切り替え時に優位性を発揮する狙いが鑑みえるチェルシーですが、思い通りのゲーム展開に持ち込み、マンチェスターCのプレッシングを逆手に取ったカウンターから相手センターDFを引出し、ハフェルツのゴールで先制に成功します。

GKからサイドへのパスが起点となっているのでデザインされた崩しとは思えませんが、センターDFを同サイドに引出し、逆の右サイドにいたハフェルツが絶好のスペースを突き、絶妙なパスを配給したマウントの感性は見事だと思います。

今シーズンの対戦で2戦2勝のメンタル的優位性も少なからず影響したと推測します。

                                 <つづく>

 

【久保建英】ヘタフェ予想スタメン!?vsグラナダ ラ・リーガ20-21第38節(最終戦)

日本時間5月23日(日)深夜25:30キックオフ予定のラ・リーガ20-21シーズン最終節、東京オリンピック日本代表候補久保建英選手が所属するヘタフェのスターティングメンバーを予想してみます!!

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久保建英/ヘタフェ

ヘタフェ予想スタメン!?

GK:ソリア

右サイドDF:ククレジャ

センターDF:ジェネ

センターDF:カバコ

左サイドDF:オリベイラ

右サイドMF:久保建英

セントラルMF:マクシモビッチ

セントラルMF:アランバリ

右サイドMF:クチョ・エルナンデス

FW:アレニャ

FW:ハイメ・マタ

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ヘタフェ予想スターティングメンバー

ホセ・ボルダラス監督

前節のレバンテ戦久保建英選手のゴールで勝利して1部リーグ残留を決めたヘタフェですが、今シーズンは非常に苦しい戦いを強いられてきました。

2部リーグから昇格して対戦相手の選手の質、チームの戦術レベルが高くなった中でフジカルインテンシティで相手のプレーを妨害する戦術で好成績を収めてきましたが、1部リーグでの戦いに慣れてきたチームは挑戦的なメンタルでのインテンシティを維持する事が困難になり、ゲームをコントロールする術を持たないチームは攻撃的な戦術も構築できずに強度の得点力不足に陥りました。

勝利という結果が伴わなければ魅力的とは言えないサッカーを支持するサポーターはほとんど存在しないでしょう。

チームの停滞感を払拭するためにシーズン途中の冬の移籍期間にバルセロナからMFアレニャバルサカンテラ出身レアル・マドリードと契約して昨シーズンはマジョルカで活躍し、今シーズンからビジャレアルにレンタルされていたMF久保建英選手を獲得してボール保持時のゲームコントロールに活路を見出す方向へ向かうと思われました。

アレニャは加入直後からスタメンで起用され、久保選手は途中交代ながら得点に絡むプレーを魅せてチームは良い方向に変化する可能性を感じさせます。

加入2戦目には2選手をスタメンに抜擢して強豪相手に戦いを挑みますが、技術面で優れた能力を持つ一方でディフェンス面での貢献度が落ちる両選手を同時起用したヘタフェは大量失点で連敗する事になり、あっさりと元の守備的なスタイルへの回帰を選択しました。

負けない事を前提にした戦い方を選んだボルダラス監督はより攻撃的な選手の起用に消極的になり淡白なゲームを繰り返しました。

リスクを冒しても得点が欲しい場面でしか出場機会が与えられない久保建英選手は次第に存在感を失っていきますが、前節のレバンテ戦で途中出場から結果を残すことに成功します。

相手GKのミスキックを拾った久保選手は対峙する相手にドリブルで仕掛けてシュートエリアまで持ち込むとDFを外して得意の左足でニアサイドの上方に見事なシュートを決めてチームの1部残留を決める活躍をしました。

苦しみながらも1部残留したボルダラス監督が来季もチームを率いるには残された最終戦で来季に希望を繋げる内容のサッカーを魅せて勝利を収める事が求められます。

 

試合のみどころ!?

まずはボルダラス監督が選ぶスターティングメンバーからチームの戦術を読み取る事ができそうです。

FWハイメ・マタクチョ・エルナンデスMFアレニャ久保建英選手がスタメンに抜擢された場合はボール保持から攻撃的にプレーする前提の戦略になるでしょう。

FWウナルA・ロドリゲス2選手がスタメンの場合は後方から組み立てるのではなくロングボールを蹴り込んで競らせたこぼれ球を拾うフィジカル重視の戦術が採用されたと推測できます。

左サイドMFで出場が多いククレジャ起用方法にも注目したいです。攻撃の選択肢を増やす為には複数選手が攻撃に絡む必要があります。

技術的に能力が高い選手後方から味方を追い越す動きで相手DFを混乱させる事が可能なククレジャ単独での局面打開にプラスして連動した崩しが得意な久保建英選手と同サイドで起用する事で起点を創れると考えられます。

前方の4選手にプラスしてMFアランバリの攻撃参加ククレジャのサイド攻撃で選択肢を増やしてMFマクシモビッチが後方でバランスを取る戦略が現状のヘタフェで考えられる攻撃的な采配だと思います。

対戦相手が中位に位置するグラナダである事も攻撃的な采配の後押しになると予想されます。

チームを残留に導いたヒーローが2戦続けて主役と成れるか?ボルダラス監督の采配も含めて独自の視点からゲームを予想して最終戦を観戦してみてはいかがでしょうか?

【久保建英】東京オリンピックサッカーU-24日本代表を考察!?

2ヶ月後の開催に向けて東京オリンピックサッカーU-24日本代表の強化試合の参加メンバーの発表がありました。

オーバーエイジ3枠候補選手も選出された今回の招集メンバーの中から最終エントリーの18名が選出されるのは確実だと言えるでしょう。

自国開催東京オリンピックU-24サッカー日本代表のメンバー選考を考察してみようと思います。

6/5、12強化試合招集メンバー

GK
大迫 敬介 オオサコ ケイスケ(サンフレッチェ広島
沖 悠哉 オキ ユウヤ(鹿島アントラーズ
谷 晃生 タニ コウセイ(湘南ベルマーレ
鈴木 彩艶 スズキ ザイオン(浦和レッズ

DF
吉田 麻也 ヨシダ マヤ(サンプドリア/イタリア)※
酒井 宏樹 サカイ ヒロキ(オリンピック・マルセイユ/フランス)※
町田 浩樹 マチダ コウキ(鹿島アントラーズ
旗手 怜央 ハタテ レオ(川崎フロンターレ
古賀 太陽 コガ タイヨウ(柏レイソル
冨安 健洋 トミヤス タケヒロ(ボローニャFC/イタリア)
橋岡 大樹 ハシオカ ダイキ(シントトロイデンVV/ベルギー)
菅原 由勢 スガワラ ユキナリ(AZアルクマール/オランダ)

MF
遠藤 航 エンドウ ワタル(VfBシュツットガルト/ドイツ)※
板倉 滉 イタクラ コウ(FCフローニンゲン/オランダ)
中山 雄太 ナカヤマ ユウタ(PECズヴォレ/オランダ)
相馬 勇紀 ソウマ ユウキ(名古屋グランパス
三好 康児 ミヨシ コウジ(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)
三笘 薫 ミトマ カオル(川崎フロンターレ
遠藤 渓太 エンドウ ケイタ(1.FCウニオン・ベルリン/ドイツ)
堂安 律 ドウアン リツ(アルミニア・ビーレフェルト/ドイツ)
食野 亮太郎 メシノ リョウタロウ(リオ・アヴェFC/ポルトガル
田中 碧 タナカ アオ(川崎フロンターレ
久保 建英 クボ タケフサ(ヘタフェCF/スペイン)

FW
林 大地 ハヤシ ダイチ(サガン鳥栖
前田 大然 マエダ ダイゼン(横浜F・マリノス
上田 綺世 ウエダ アヤセ(鹿島アントラーズ
田川 亨介 タガワ キョウスケ(FC東京)

オーバーエイジ(OA)

東京オリンピックU-24サッカー日本代表スタメン予想!?

OA枠で選出されたDF吉田麻耶DF酒井宏樹MF遠藤航の3選手はアクシデントが無い限りスターティングメンバーに選出されるのは当然だと考えられます。

A代表のメンバーとして常時活動しているDF冨安健洋MF堂安律MF久保建英チームの中心として活躍を期待される選手でしょう。

軸となる選手の特徴を考慮すると4-2-3-1でシステムを組み、オプションとして3-4-2-1を採用すると予想しました。

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東京オリンピック日本代表 予想スターティングメンバー


GKはJリーグでの実績とA代表での経験を考慮して大迫敬介選手を予想。

DFラインは右からA代表でもスタメンの酒井宏樹冨安健洋吉田麻耶の3選手に左サイドは本職ではありませんがU-24キャプテンを務めてきた中山雄太選手が起用されると思います。

ボランチにはOAの遠藤航選手とJリーグでも圧倒的な強さで首位を独道する川崎フロンターレでも中心選手へと成長した田中碧選手を選びました。

日本代表で最大のタレントを揃える2列目のMFには右サイドに堂安律、トップ下に久保建英、左サイドにはこちらも川崎フロンターレで大活躍する三苫の3選手の組み合わせが面白いと思います。

FWJリーグでの好調を考慮して林大地選手が有力だと考えます。

U-24日本代表の戦術を考案!?

U-24日本代表初戦で2大会連続出場の南アフリカ、続いて2012年ロンドン大会金メダルのメキシコ、3戦目に13回目の出場で優勝候補でもあるフランスと対戦します。

金メダルを獲得するには中3~4日の日程で6試合を18選手で勝ち抜くコンディション的にかなりハードな大会となります。

対戦相手の特徴と実力コンディション複雑な要素を熟考して毎試合のスターティングメンバーを選ぶ作業は大変な労力と監督の決断に掛かっていますが、優勝を狙うからには自チームの最大値を引き出す選手起用と戦術が必要だと思います。

以前にA代表を率いたオシム監督が提唱した日本らしいサッカーは現時点では確立されているとは言えませんが、結果を出したチームがモデルとなるケースが多いスポーツ界では今回のU-24日本代表が金メダルを獲得できれば日本サッカーの基盤となる戦術が定着する可能性は高いと推測します。

日本サッカーの未来に大きく影響を及ぼすと考えられる東京オリンピック代表選手の特徴を最大限に活かすには連動性と個人の特徴を発揮するシナジー的な戦術だと考えます。

基本戦術はボールポセッションで主導権を確保して相手陣内でプレーする時間を多くする戦い方が理想的だと思います。

もちろん高さも含めた安定した守備が勝ち残る為には必要な条件となりますが、OA選手の選出でカウンター対策でも一貫性を持って対応可能だと思われます。

1戦目の南アフリカではフィジカル的な警戒が必要ですのでポジショナル的なポゼッション主体にボールを早く動かして相手を走らせて体力を奪いながら相手の守備の乱れを見逃さずに仕掛けて得点を狙う戦術では非カウンター時でのDFラインの対応堂安久保三苫、2列目の個人能力での局面打開とFW、ボランチを含めた連動性と想像力を握ると予想しています。

U-24日本代表リザーブメンバー予想!?

6試合を勝ち抜く想定で考えるとオプションの3-4-2-1でも能力を発揮できて複数のポジションでプレー可能なポリバレントな選手が選考されると思います。

スターティングメンバーの能力と重複しない形複数の戦い方を提供できる選手が有力候補になるでしょう。

GKJリーグでの実績から谷晃生選手が有力だと思います。

FWではスピードが武器で他選手との特徴で突出した能力を有する前田大然選手は当確だと予想します。

オプション3-4-2-1の両サイドで能力を期待される選手も有力候補となるでしょう。左右どちらでも特徴を発揮できる相馬勇紀選手、サイドDFを含めて中盤でも能力を発揮する旗手怜央選手が該当すると思われます。

バックアップ選手複数のポジションでプレー可能な選手が選出されるでしょう。センターDFとボランチのスタメン起用も考えられる板倉滉選手は当確、右サイドDFと3DFとして出場可能な橋岡大樹は有力候補と考えられます。

日本が誇る攻撃的なMF陣、激戦区で最大のオプションを提供できるのは最も日本人選手の特徴を持ち合わせる小柄で敏捷性とボールテクニックに優れ連動したポジショニングと良質なキック精度を持ち合わせるが、フィジカル的に難がある三好康児選手と予想します。

予選リーグ~決勝戦へ向けて!?

予選リーグ2戦目メキシコ代表日本代表と良く似た特徴を持つチームでロンドン大会の準決勝で敗れた相手です。

予選リーグ最終戦フランス代表ブラジル代表をも上回る今大会No.1思われるタレントを有する優勝候補と考えられます。

ゲームの流れで変化を加える必要性に迫られた時以外には日本代表の選手達が最大値で戦えるベストな4-2-3-1布陣と選手がスタメン起用されると予想します。

対人ディフェンスビルドアップカバーリングで後方を支える吉田選手、冨安選手をセンターDF右サイドDF酒井選手とポリバレント中山選手を左サイドで起用するDFラインはカウンター対策も含めて盤石だと思います。

ブンデスリーガでの対人プレーで好評価を得る遠藤選手とボランチでコンビを組むであろう2選手もゲームの組立田中選手、ディフェンス面の安定と、空中戦板倉選手の能力が魅力に感じます。

後方からのビルドアップでも前線からのプレシングでもU-24の主役になるであろう2列目の攻撃的MFはスタイルこそ違いがありますが、個人の能力で局面を打開する事が可能、かつ味方選手と連動して良さを引き出すインテリジェンスを有し、得点に関与する結果にも期待できる選手達で、彼らの躍動が日本の金メダル獲得には必要不可欠だと断言したいと思います。

得点を期待されるFWですが今回のチーム編成を考慮すると決定力プレシング時の戦術的な動きが求められる能力だと思います。

スピードで絶対的な特徴を有する前田選手以外の上田田川の3選手は大まかに分けると期待される役割が似ていて誰が選ばれも不思議ではありませんが求められる能力を発揮できる可能性で選出されるでしょう。

1戦目の南アフリカ代表戦ではポゼッションからのゲームコントロール第2戦のメキシコ代表相手には中盤での優位性と決定力、予選リーグ最終戦のフランス代表とのゲームではディフェンス強化策からのカウンター攻撃も必要になってくると予想します。

ディフェンスラインから丁寧にボールを繋いで相手を揺さぶり堂安久保三苫2列目の選手達が流動的なポジショナルなポジションを取りながらFWは常に相手DFラインの裏を狙う動きでスペースメイクに貢献してサイドで突破できる2列目の3選手が崩しのスイッチとなり複数の選手がエリア内に侵入してゴールを狙う連動した攻撃ができれば自国開催日本代表が金メダルを獲得する可能性は高まるでしょう。

ビハインド時やリードした状況可下での戦術変更や選手の交代も含めた監督の采配と、チームの戦い方も優勝に向けて大切な要素となります。

結果に対しての分析より先に対戦相手や日本代表候補選手と戦術などを踏まえて戦前予想でも東京オリンピックでの日本代表の戦いを楽しんでみてはいかがでしょうか?

【FCバルセロナ】20-21ラ・リーガ終盤の優勝争いを考察!?

FCバルセロナ20-21シーズンラ・リーガ優勝争いの天王山アトレチコ・マドリーと0-0で引き分けて首位に立つチャンスを失い、3試合を残した現状でのシーズンを考察してみようと思います!?

 

アトレチコ・マドリー現在1

35試合を消化して23勝8分4敗、勝点77得点61失点22得失点39で首位に立つアトレチコ・マドリーはアウェーでのバルセロナ戦を引き分けて首位を維持しましたが、直接対決での成績により、勝ち点で並んだ場合はレアル・マドリードに首位を明け渡す状況になりました。

バルサ戦では勝利を目指して積極的な戦いを魅せてくれましたが、バルサ守備陣を崩し切る事は出来ずに自慢の守備ではDFエルモソを欠きながらもGKオブラクを中心に無失点で終えて結果的に首位をキープに成功したと言えるでしょう。

残り3試合対戦相手レアル・ソシエダ(5位)オサスナ(12位)バリャドリード(17位)と次節のソシエダ戦に勝利できれば優勝の可能性が高まると思います。

チームのパフォーマンスを観る限りでは残りを3連勝する可能性は十分あると分析します。

セビージャ現在4

レアル・マドリードとの決戦を控えるセビージャは34試合を消化して22勝4分8敗、勝点70得点49失点27得失点22で明日の試合に勝利すれば勝点を73として優勝争いに留まるチャンスが見えてきます。

FCポルトでの実績が評価されてスペイン代表を経て、セビージャで指揮を執るロペテギ監督のチームは前節のアスレチック・ビルバオ戦には敗れました安定した戦いでシーズンを過ごしてきました。

明日のゲームで勝利すれば今シーズンのラ・リーガを最大限に盛り上げる事となるでしょう。

残り4試合の対戦相手はレアル・マドリード(3位)バレンシア(14位)ビジャレアル(6位)アラベス(16位)の順で対戦する相手に4連勝して奇跡を起こせるかが注目です。

 

レアル・マドリード現在3

34試合消化の現時点で22勝8分4敗、勝点74得点59失点24得失点34とセビージャ戦で勝利すると首位に立つレアル・マドリードですが怪我人の続出と、クリスティアーノ・ロナウドを放出して以降の得点力不足で苦しい状況が覗えます。

ベスト4で敗退したCLのチャルシー戦ではMFモドリッチを経由できないと相手を崩せない状況が観られ、ヴィニシウス・ジュニオールは存在感を魅せていますがチームとして機能しているとは思えない状況です。

残り4試合の対戦相手はセビージャ(4位)、グラナダ(9位)アスレチック・ビルバオ(8位)ビジャレアル(6位)と毎試合で接戦を強いられる事が予想されて優勝への道のりは簡単ではないでしょう。

 

 バルセロナ現在2

ホームアトレチコと引き分け首位浮上のチャンスを逃したバルセロナのパフォーマンスはチャンピオンに相応しいパフォーマンスかと問われればNOだと思います。

アトレチコを観てもメッシの突出した個人能力が無ければ組織として相手をコントロールできるレベルではなくCLでもベスト16で敗退するのが現状の実力だと思われます。

選手のコンディションも影響するので総てを評価する事は難しいのですがクーマン監督の選手起用や采配にはビジョンやプランを感じるのが難しいと思っています。

首位へ立つチャンスだったアトレチコ・マドリーブツケスの負傷交代は不慮の事故でしたが、なぜセルジ・ロベルトをベンチに残してモリバを起用したのか?

後半からアラウホを起用した采配では先発したミンゲサに何を求めていたのか?

グリーズマンには両サイドのスペースを突くランニングを要求して相手DFとMFのライン間を巧く活用する戦略は無かったのか?

正直、クーマン監督からはバルサアイデンティティが感じられません。選手の組み合わせで最善策を見出してもゲーム中の不具合を改善するアイディアを持ち合わせていないようで、選手を交代する以外の影響力をゲームに与えるのは難しいのかもしれません。

結果論として申し上げますが、デンベレサイドよりもトップで起用されている時の方が機能していました。

繋ぎとディフェンスでも貢献できるグリーズマンを中盤に下げて、セルジ・ロベルトを右サイドデンベレをトップで起用していれば違った展開になったと予想できます。

そもそもブツケスの代わりに出場するのはセルジ・ロベルトが適任だったのではないでしょうか?

デ・ヨングピボーテに下がってもセルジ・ロベルトであれば相手DFラインの裏を狙うタイミングの良いランニングは可能だったと予想できます。

メッシは個人で何度も相手DFに綻びを創る突破を成功させ、イエローカードを誘発するプレーでダメージを与えていました。

メッシがボックス手前でゴール方向を向いてボールを保持している状況で選択肢を増やす事が出来れば得点の確率は飛躍的に上がるのは誰が観ても明らかだと思います。

個人の能力だけに頼り、ゲーム状況に応じてアイディアを持ち合わせない監督ではバルサが最高のパフォーマンスを魅せる事は難しいでしょう。

残り3試合の対戦相手はレバンテ(13位)セルタ(10位)、エイバル(20位)です。

 20-21ラ・リーガ優勝の行方!?

 現状を分析するとアトレチコ・マドリーがこのまま逃げ切りに成功する可能性が高いと思われます。

ジョレンテの加入で存在感が薄まったサウールも非常にクオリティーが高く、サイドではなくインサイドで活躍が期待できる選手だと思います。

ポリバレントな能力が評価されて左サイドで起用されるカハスコですが、相乗効果で最大の効果を期待できるのはサイドにロディ、シャドーにフェリックスの起用が面白いと考えます。

コンドグビアヴルサリコなど現状でスタメン起用されていない選手でも起用方法で十分に戦力になるオプションを持つアトレチコが本命だと予想します。

アトレチコが次節のレアル・ソシエダ戦で勝点を落とした場合バルセロナにも可能性が残されるでしょう。

極端な選手起用は良い結果に結びつくとは思えませんが、ピボーテのブツケスを欠く可能性が高い現状で残り3試合で勝点9を獲得するには選手頼みではなく明確なゲームプランと状況に応じた戦いが必要になると思います。

残る対戦相手を考慮した場合、バルサが主導権を握ってゲームをコントロールできる可能性が高いと分析できる中で、選手の創造性以外にも相手DFを誘い出す明確なプランを提示して実行できるかが優勝へのポイントだと考えます。

セビージャは厳しい状況レアルの衰退は否めませんが残り少なくなった20-21ラ・リーガの優勝争いを勝手に予想して楽しんで観てはいかがでしょうか?

【久保建英】ビジャレアルvsヘタフェ予想スタメン!?ラ・リーガ20-21第34節

スペイン挑戦1年目にしてマジョルカポテンシャルを発揮したラ・マシア育ち久保建英選手は20-21シーズンには育成を基軸にしたクラブ運営でラ・リーガでも安定して上位の成績を収めるようになったビジャレアルへのレンタル移籍を決めました。

ELラ・リーガの2つのコンペティションカップ戦を戦うチームにとって貴重な戦力と期待されての入団でしたがELリーグを3連覇、パリSGアーセナルとビッククラブを指揮した経験を持つウナイ・エメリ監督の信頼を勝ち得るには至らずシーズン途中でレンタル先を変える決断を下しました。

新たな移籍先ヘタフェと以前のレンタル先であるビジャレアルが対戦するラ・リーガ20-21第34節、日本時間5月2日(日)23:15キックオフ予定のスタメンを希望的視点から予想してみたいと思います。

ビジャレアル予想スタメン!?

GK:アセンホ

右サイドDFガスパール

センターDFアルビオル

センターDF:パウ・トーレス

左サイドDF:ペトラサ

右サイドMF:チュクウェゼ

セントラルMF:パレホ

セントラルMF:カプエ

左サイドMF:トリゲロス

FW:ジェラール・モレノ

FW:パコ・アルカセル

懐かしい名前が並びましたが、以前久保建英選手が所属していた時期の筆者の予想布陣は久保選手を起用する方向での予想が多かった為、4-2-3-1を基本に考えていましたが現在はウナイ・エメリ監督の特色を考慮しても4-4-2の布陣を組むと予想します。

ELリーグ準決勝アーセナルとの第2戦を控えていますが、アウェーで2-1と先勝したビジャレアルはメンタル的にも充実していてホームで戦うヘタフェ戦でもスターティングメンバーはベストに近い選手起用になると予想しました。

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ビジャレアル予想スターティングメンバー

ヘタフェ希望スタメン!?

GK:ソリア

右サイドDF:ニョム

センターDF:ジェネ

センターDF:カバコ

左サイドDFオリベイラ

右サイドMF:アレニャ

セントラルMFマキシモビッチ

セントラルMF:アランバリ

左サイドMF:アレニャ

FW久保建英

FW:ハイメ・マタ

ボルダラス監督が率いて昨シーズンまで好成績を残してきたヘタフェはシーズン前半戦の不調を改善すべくアレニャ久保建英選手補強しましたが、現在は昨シーズンのスタイルに回避して2選手が同時にピッチに立つのは難しいのが現状でしょう。

ビジャレアルのボールポゼッションが高くなるのは予想に難しくなくフィジカル重視のメンバー編成で球際のインテンシティ勝負に勝機を見出そうとする予想では可能性が低いメンバーですが押し込まれた状態からのカウンターで独力でチャンスを創り出す久保建英選手に期待したいのは筆者だけではないのでは?

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ヘタフェ希望スターティングメンバー

試合のみどころ!?

一番のみどころは久保建英選手がピッチで魅せるプレーでしょう。スターティングメンバーで起用されるかも注目ですが、ボルダラス監督の采配を分析すると拮抗したゲーム展開では起用無し、もしくは終了間際での出場に留まりそうですが対戦相手ビジャレアルとの駆け引きを考えると久保建勢選手が出場している事でカウンターへのプレッシャーを与えることは可能だと思います。

守備的な戦いでは逆に狙われる可能性があるのでサイドではなくトップでの起用を考えました。

久保選手の能力を知っているビジャレアルの選手久保選手低い位置で潰すか、時間を掛けさせて複数人で対応して選択肢を限定させる守備が予想されます。

久保建英選手のプレーポイントは自陣ではファーストタッチで相手をいなせるか?シュートチャンスを創出する場面でクオリティを発揮できるかが試されます。

ビジャレアルのエメリ監督ヘタフェボルダラス監督信頼を得るには至っていない現状の久保建英選手が自身の能力をアピールして自信を上積みさせるには絶好のチャンスです。

対峙する選手は相手のレベルを知っていればメンタル的に劣勢になるのが現実でしょう。久保建英選手の未来と今までの評価を物差しとして測れる一戦は指揮を執る監督のメンタル面も深読みしながら、久保建英選手の活躍を期待したいと思います!!

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