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【FCバルセロナ】22-23シーズン ベスト布陣を考察!?

ヨハン・クライフ、ジョゼップ・グラウディオラ・・・選手としてFCバルセロナの中心選手として活躍した後に、監督としてクラブに戻りバルサを象徴するフットボールで世界を魅了した物語の第3章!!

シャビ・エルナンデスが新たな伝説を想像する事を期待して22-23シーズンFCバルセロナのベスト布陣を考えてみます!?

プレーモデル

クライフが布教してグラウディオラが補完し世界中にバルサスタイルの魅力を植え付けたボールポゼッション中心のプレーモデルはクラブの絶対的アイデンティティとなりました。

長い年月をかけてバルサイズムを身に付けたカンテラーノを抜擢して圧倒的なチームを創りあげたグラウディオラのチームでメッシ、イニエスタと共に根幹をになったチャビが指揮する現在のチームは彼自身がプレーした当時よりも元祖ドリームチームと呼ばれるクライフ監督時代の選手構成に似ていると思います。

ゲームのリズムを創りコントロールするカンテラ出身の選手に変化を創りゴールを生む特別な能力を持つ選手を組み合わせて相手を圧倒したクライフ監督時代のチームはカンテラ出身のグラウディオラ、フェレール、ベギリスタインと外国籍のラウドルップロマーリオクーマンストイチコフなどを組み込んだ布陣でした。

時代が変わりクライフイズムが根づくオランダのアヤックスでプレーしたライカールトが指揮し、ヨーロッパ王者に返り咲いたチームもロナウジィーニョ、エトーを擁しボールプレーを中心としたスタイルでクレの心を掴みました。

クライフが布教したピッチを広く使い、バランス良くポジショニングする事で複数のパスコースを創りボールを保持して攻撃的にプレーするスタイルにグラウディオラが補完したプレッシングによってバルサは圧倒的なボール支配率を誇るプレーモデルを完成させました。

グラウディオラのチームでゲームを組み立てる役割を担っていたシャビが指揮する現在のチームもボールポゼッションを中心にしたプレーモデルでタイトルを目指すのは必然だと思われます。

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22-23シーズン予想ベスト布陣!?

GK:テア・シュテーゲン

右サイドDF:セルジ・ロベルト

センターDF:クンデ

センターDF:エリック・ガルシア

左サイドDF:バルデ

ピボーテデ・ヨング

インテリオール:ペドリ

インテリオール:ガビ

右ウイング:ハフィーニャ

センターFW:レバンドフスキ

左ウイング:アンス・ファティ

監督シャビ・エルナンデス

ファンハール監督に見出されてグラウディオラからポジションを奪ったシャビはリバウド、ヒーゴなど特別なタレントと共に闘い、復権を果たしたライカールト時代はロナウジィーニョやデコなどに主役の座を譲りながらもグアウディオラの帰還を機に黄金時代を築きました。

ボールを使ってゲームをコントロールするシャビがプレーしたチームにおいて、圧倒的な個の能力で勝敗を決してしまうメッシはカンテラーノとはいえバルサの哲学を超えたフットボール全体を象徴する選手だと感じたに違いありません。

グラウディオラ監督のようにすべてを自身のシナリオでゲームを支配したい監督ですら最終的にはメッシの能力に依存せざる負えない才能は理屈を超えたフットボールの魅力にも感じます。

彼のような選手とプレーを共にしたシャビは哲学だけでは勝利し続ける事は難しいと感じたと予想に難しくは有りません。

現チームのキャプテン、ブツケス、ガビ、ペドリを中心とした中盤の構成でゲームをコントロールして前線のタレントで勝敗を決する戦術を思考していると考えられます。

ケガから復調しつつあるカンテラ育ちのセルジ・ロベルトを右サイドDFに起用する事でオーバーラップからの攻撃と中盤寄りでプレーさせる事で偽サイドDFとして中盤の組立に参加させる事、3DFの右として配置すれば可変システムで右サイドに攻撃的な選手を配置する事も可能になる合理的な采配になると予想します。

セビージャから獲得したクンデ、ビルドアップ時の配球が抜群のエリック・ガルシアをセンターで起用、長年代えの利かない存在だったジョルジ・アルバに代わりカンテラーノのバルデを左に抜擢する超攻撃重視のディフェンスラインを組むと考えました。

4-3-3もしくは3-4-3で組立の中心を担うピボーテにはブツケスが現状でも最適任者であることに間違いはありませんが黄金期を築くためには長くチームを支える存在を育てる意外に道は無いと思われます。

若手で有望だったニコをレンタルで出すからにはペドリ、デ・ヨングを軸にピアニッチ、ケシエをバックアッパーとして起用しながらガビでアクセントを加える采配を予想します。

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過剰戦力のFWの配置!?

昨シーズン途中の加入でチームを助けたオーバメヤン、フェラン・トーレス、ケガからの復帰とクラブとの関係を修復したデンベレ、メッシから10番を引き継いだアンス・ファティ、オランダ代表のデ・パイに加えて今シーズンからプレミアリーグとブラジル代表で実力を発揮していたハフィーニャとレバンドフスキーが新たに加わったFW陣はブライスバイデを含めて人員過剰は否めません。

すべてのタイトルを求められるバルセロナにおいて充実した選手層は不可欠ですがサラリーキャップの問題も含むと整理されるのは確実でしょう。

クラシコやCLでの大一番で予想されるのは右からハフィーニャ、レバンドフスキー、アンス・ファティとなり、デンベレorオーバメヤンのどちらかとフェラン・トーレスがオプションとして起用されると思います。

デ・パイの能力も高く評価されていると思いますが連動性と組み合わせを考慮すると前記の5選手を対戦相手とローテーションに合わせて起用するのが合理的でしょう。

いずれの選手が起用されてもGKテア・シュテーゲンを含めたビルドアップから中盤でボールを動かして相手をコントロールしてボックスに侵入する際は連動性と創造性を駆使して決定機を創出するバルサスタイルの確立が期待されます。

2シーズン目に入ったシャビ・バルセロナは結果と内容の両輪を回しながら進み成長する姿を期待してシーズンを楽しみたいと思います!!