【予想!!】バルセロナ ラ・リーガ第8節スタメン予想vsアラベス戦
チャンピオンズリーグのグループリーグ2試合目のユベントス戦をアウェーで2-0の勝利を収めたFCバルセロナ。
日本時間11月1日(日)早朝5:00にキックオフされるラ・リーガ第8節のアウェーでのアラベス戦のバルセロナのスタメンを予想してみます。
3バックを試運転!?
クラシコでの敗戦からCLユベントス戦に勝利したことで、チーム内の雰囲気は上向きに変わったと想像できます。
現状のチームにとっては会長が辞任したこともプラス方向に作用する材料かもしれません。
デンベレのゴール、左サイドでもプレー可能な事を証明したペドリ。攻撃面での好材料はメッシがボックス内でのプレー頻度が高くなり、グリーズマンとの連携にも改善の兆しが見られたことでしょう。
一方ディフェンス面ではピケ欠場によりアラウホがスタメン起用されましたが負傷によって交代を余儀なくされてボランチで出場していたデ・ヨングがセンターDFとしてプレーしたことがバルセロナの戦術てきなターニングポイントとなる可能性を感じました。
GK:ネト
右DF:ピケ
センターDF:デ・ヨング
左DF:ラングレ
右サイドMF:セルジ・ロベルト
トップ下:ペドリ
左サイドMF:ジョルジ・アルバ
右FW:メッシ
センターFW:グリーズマン
左FW:アンス・ファティ
ユベントス戦に勝利したことでクーマン監督は自身の色を推進させるチャンスを得ました。
怪我の功名?デ・ヨングがセンターDFとしてプレーしたことにより、新たなオプションを試すきっかけになると予想しました。
クーマン監督自身が現役時代の3DFのセンターでプレーしてゲームをコントロールしていたこと、現状の守備陣が安定した強固な組織になっていないこと、ディフェンス時のメッシのマイナス面を補完するシステムが見つからないこと、対戦相手のアラベスが2トップの可能性が高いことから3DFが試されるのではないかと思っています。
プランB?
相手のアラベスがワントップを採用した場合はデ・ヨングを中盤に上げて両サイドMFのセルジ・ロベルトとジョルジ・アルバをサイドDFへ、メッシをトップ下、ペドリを右サイドMFに起用して今シーズンお馴染みの4-2-3-1に可変が可能です。
スタメン起用選手に関してはメッシをローテーションで休ませる場合はペドリをトップ下のままで右にトリンコン、左にデンベレ、ピボーテにブツケスの起用も考えられます。
シーズン序盤でチームとして戦い方を模索している現段階ではメッシを含めたベストメンバーで戦術的な構築を図る為にローテーションは途中交代で採用して、選手の補完性とシステム的要素を含めた布陣でスタートすると予想しています。
さて、皆さんはどんな布陣、システム、スターティングメンバーを予想しますか?
【予想!!】久保建英 ビジャレアル/スタメン予想ELグループリーグ第2節 vsカラバフ
久保建英選手が1ゴール2アシストと躍動したビジャレアルのEL第2戦目、日本時間10月30日(金)深夜2:55にキックオフされるカラバフ戦のスタメンを予想してみます。
ビジャレアル予想スタメン!?
エースのジェラール・モレノと中盤の要であるパレホが負傷離脱中のビジャレアル、ウナイ・エメリ監督はラ・リガと並行して結果を残すためにローテーション起用を採用しています。
第1戦目に勝利したビジャレアルに対して敗戦スタートとなったカラバフが内戦状況によりホームゲームを第3国のトルコで開催される変則的状況での試合を考慮して選びました。
GK:ルジ
右サイドDF:ペニャ
センターDF:フォイス
センターDF:パウ・トーレス
左サイドDF:コスタ
セントラルMF:コクラン
セントラルMF:イボーラ
右サイドMF:チュクウェゼ
トップ下:久保建英
左サイドMF:バエナ
FW:バッカ
初戦で勝ち点3を獲得したビジャレアルはフィジカル的な負担をコントロールしながら勝利を目指す事が最大の焦点で、ベストメンバーではなく、レギュラークラスの選手を温存して勝利する事が理想の試合だと思われます。
前節のシバス戦のメンバーをメインで起用してGKアセンホ、DFガスパール、、DFアルビオル、DFペトラサ、MFトリゲロス、MFゴメス、FWアルカセルがラ・リーガで引き分けたカディス戦から7選手が温存されると予想しました。
ジェラール・モレノ怪我からの回復次第!?
対戦相手の分析にもよりますが、ある程度ゲームをコントロール可能だと思われる対戦相手の試合では先の予定を考慮したローテーションによる選手起用が考えられます。
エースであるジェラール・モレノの怪我の状況によってスタメン、フォーメーション、戦略が大幅に変わる可能性が現在のビジャレアルの状況ではないでしょうか?
久保建英選手がインサイドMFとして機能する事ができれば、モレノを右サイドで起用した場合でもスタメンの可能性が高まるでしょう。
シバス戦ではボール保持状況ではインサイドMFとしてのポジショニングから良いパフォーマンスを見せていました。
後半から右サイドでプレーしましたが、昨シーズンのマジョルカやFC東京時代のように個人での局面突破よりもグループで相手DFラインを攻略する手段を擁するビジャレアルではボールロストを懸念したメンタル状況が影響しているのか輝きを発揮するには至っていないと思います。
リーグ戦で見られるような左サイドの起用では更に選択肢が狭まれて精神的に不安定な状態でプレーしているのではないかと予想できます。
チーム内の信頼を得る為にも、目に見える結果以上にチーム内での存在価値をチームメイトが感じ取って、互いに補完関係を築くことが最も重要だと思います。
監督、選手、スタッフを含めてチームに必要な選手と認識させることが出来れば、自ずとスタメン起用されるポテンシャルは兼ね備えているのは今までのプレーで証明して来ました。
再び、スタメン起用のチャンスを得た時には余計な雑念を捨てて、純粋にサッカーを楽しむメンタル状況が1番大切な要素だと感じています。
少年がサッカーの試合に出場して一生懸命プレーする心理状況で、久保建英選手もサッカーを楽しんで欲しいと願っています。
ユベントスvsバルセロナCL20-21 グループリーグ第2戦スタメン予想!?
日本時間10月29日(木)早朝5:00キックオフされる20-21シーズン、チャンピオンズリーグ、グループステージ第2戦で最も注目度が高いと思われるユベントスvs バルセロナのスタメンを予想してみます!
両クラブ共に今シーズンから新たな監督を起用してチームの成熟度が低い現状では、スタメン選考と戦術的要素が注目されるポイントとなるでしょう。
C・ロナウドvsメッシ/ピルロvsクーマン/セリエAvsリーガ・エスパニョーラ!?
2014-15シーズンの決勝戦と同じ対戦となったユベントスvsバルセロナの試合は様々な視点からの対戦が楽しめそうです。
純粋にチームとしては9連覇で36回目のセリエAチャンピオンのユベントス対、昨シーズンは宿敵レアル・マドリードに覇権を奪われはしたものの26回の優勝回数を誇るバルセロナの強豪クラブとしての対戦。
個人にフォーカスした場合には、選手として史上最高とも評価される5回のバロンドールを受賞したクリスティアーノ・ロナウド対、6回の受賞で史上最多選出のリオネル・メッシの対戦。
中盤でゲームをコントロール能力に秀でた才能を持ち、イタリアのワールドカップ優勝に貢献、名門インテル、ACミラン、ユベントスでプレーしたユベントスのピルロ監督対、オランダ代表でヨーロッパ選手権を制してクライフ/バルセロナのドリームチームでチャンピオンズカップを始めてバルセロナにもたらしたクーマン監督との対決で両者はフリーキックの名手としても能力を発揮しました。
昨シーズンのCLの決勝戦に進出したバイエルン・ミュンヘン/ブンデスリーガとパリSG/リーグ・アン、プレミアリーグ勢に覇権を奪われている状況のセリエAとラ・リガ勢との対戦としても守備戦術のイタリア対、ポゼッション志向のスペインという視点でも楽しめる要素を持ち合わせる対戦ではないでしょうか?
ユベントス予想スタメン!?
コロナウイルス陽性反応のC・ロナウドが間に合うのか?この一戦が価値ある試合にする為にも希望的予測でC・ロナウドは出場可能な状態と想定してスタメンを予想しました。
GK:ブッフォン
右サイドDF:クアドラード
センターDF:ボヌッチ
センターDF:キエッリーニ
左サイドDF:ダニーロ
レジスタ:ラビオ
インサイドMF:ベンタンクール
インサイドMF:アルトゥール
右FW:ベルナルデスキ
センターFW:ディバラ
左FW:C・ロナウド
グループリーグ最大のライバルをホームに迎えるユベントスのピルロ監督は、現状のバルセロナを分析して自分たちがボールを握りゲームをコントロールして正攻法で戦うことが予想されます。
ピルロ監督自身が決勝戦で敗れた14-15シーズンのバルセロナはMSNを擁してカウンター攻撃で相手をねじ伏せてしまうチームでしたが、現在のチームは世代交代が上手く進まないまま、中盤で相手を圧倒するスタイルはますます影を潜めています。
選手時代の経験を最大限に発揮してラビオ、アルトゥール、ベンタンクールで細かくパスを繋ぎながらディバラが加わって変化を創り、右サイドをベルナルデスキ、クワドラードで崩してC・ロナウドが仕留める戦略が最大の狙いになると思われます。
カウンター時にはC・ロナウド、クワドラード、ディバラ、ベンタンクールが能力を発揮して出場停止でピケを欠くバルセロナDF陣を苦しめると予想できます。
百戦錬磨のGKブッフォンはチームに落ち着きと安定をもたらす存在だとなるでしょう。
試合終盤ではモラタの投入でゲームを締めくくる計算もしていると思われます。
バルセロナ予想スタメン!?
エル・クラシコに敗れてチーム内の緊張感が非常に高まっていることが想像できます。起用方法次第では選手からの信頼を失いかねないクーマン監督の立場と、1戦目を勝利している事で引き分けでも悪くは無い結果として受け入れられる状況下で、スタメン選考は非常に難しくなると予想しました。
GK:ネト
右サイドDF:セルジ・ロベルト
センターDF:アラウホ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:ジュニオール・フィリポ
右サイドMF:トリンコン
トップ下:メッシ
左サイドMF:ペドリ
FW:グリーズマン
クラシコでは得点が欲しい状況で攻撃的な選手を一気に投入してバランスを崩し、単純に選手の能力を考慮した選手交代以外に戦術的なアイディアに疑問符が付くクーマン監督は負けない為の布陣を最優先に考えていると予想できます。
出場停止でDFリーダーのピケが欠場するのが危惧される要素となりますが、インテンシティを上げて対応することで凌ぐ考えだと思われます。
両サイドDFも攻撃よりも守備重視で、攻撃は個々の打開力に頼って、アンス・ファティの投入で変化を加える戦略だと思います。
ケガで欠場するコウチーニョの代役には若いながらもバランス感覚に優れるペドリを起用して安定を図り、チャンスを与える為にもグリーズマンをスタメン、中央で起用するのではないかと予想しました。
メッシを外すことは出来ずにデイフェンス面での問題は解決策としては周囲の選手の組み合わせで様子を見るくらいの対策しか思い浮かびませんが、右サイドのトリンコンと共に個人での局面打開を期待されて起用されると思います。
試合のポイント!!
バルセロナ最大の焦点はメッシとグリーズマンの起用方法だと思います。チームとして新たなフェーズに入り、すぐに結果を出すのは簡単な事ではありませんがバルセロナのようなビッククラブでは結果が伴わなければ、猶予なく批判にさらされます。
宿敵レアルに敗れた状況ではクーマン監督が大ナタを振って改革を急激に進める可能性も否めません。
メッシをベンチに温存してグリーズマンを中心とした攻撃陣を編成して前線からのプレッシングを強化する方法も考えられると思います。
・前線からのプレッシング
・ピケ不在のディフェンスラインの安定感
・崩しの場面での違いを創出できるか?
ユベントスはC・ロナウドの出場云々よりも中盤で相手を上回り、ゲームをコントロールする戦略が予定通り行えるかに掛かっていると思います。
・ビルドアップ時に中盤の選手が上手くボールを引き出せるか?
・サイドDFを含めたサイドの攻防で相手陣地での優位性を発揮できるか?
C・ロナウドが出場できない場合はトップにモラタを起用して両サイドの高い位置へはディバラ、ベルナルデスキやベンタンクール、右サイドではクワドラードがスペースの攻略を狙う戦略への変更があるかもしれません。
メッシvsC・ロナウドの構図も興味を魅かれますが、互いに対戦相手から今シーズン加入した、ピアニッチとアルトゥールのどちらが中盤で主導権を奪えるかがゲーム内容に関わる最大の要素となる可能性を感じます。
皆さんも様々な視点からユベントスvsバルセロナのビックマッチを楽しんでみてはいかがでしょうか?
【予想!!】バルセロナvsレアル・マドリード “クラシコ”スタメン予想!?ラ・リーガ20-21シーズン1stレグ
日本時間10月24日(土)23:00キックオフされる“クラシコ”バルセロナvsレアル・マドリードのラ・リーガ第7節のスタメンを予想してみます!
過去のクラシコと対戦成績はバルサ96勝、レアル96勝イーブンな結果
バルセロナのホーム、カンプノウで開催される1stレグでのクラシコですが、現時点での順位を見ておきましょう。
順位 チーム名 試合数 勝ち点 勝 分 負 得点 失点 得失点差
1位 レアル・ソシエダ 6 11 3 2 1 10 2 8
3位 レアル・マドリード 5 10 3 1 1 6 3 3
8位 アトレチコ・マドリード 4 8 2 2 0 8 1 7
9位 バルセロナ 4 7 2 1 1 8 2 6
両チーム共に試合数が少ない現時点の順位は4試合消化のバルセロナが勝ち点7で9位、レアル・マドリードが5試合消化で勝ち点10の3位に位置しています。
レアル・ソシエダが通常の試合数6試合を消化して勝ち点11、得失点差8で首位に立っていますが、4試合消化チームのうち最上に位置するアトレチコ・マドリード勝ち点8、得失点差7で8位を含めて首位争いに大きな影響を与える文字通り、非常に重要な試合と言えるでしょう。
現在までの対戦成績は互に96勝とクラブの歴史としても勝利を増やして覇権を取りたい状況です。
前回のクラシコはバルサが首位、レアルは2位、勝ち点2差でレアルのホーム、サンチャゴ・ベルナベルで開催されました。
ヴィニシウスのゴールで先制したレアルは終了間際に交代出場のマリアーノが追加点を奪って2-0で勝利して逆転で首位に浮上しました。
その後レアルは安定した戦いぶりでラ・リーガを制しましたが、昨シーズンの優勝争いで一番影響を及ぼした試合と言えるでしょう。
※試合の詳細と鋭い分析でゲームを解説してくれるHikotaさんのブログは大変興味深いので興味がある方はご覧になって下さい
互いの直近の試合はCLの開幕戦でバルサはホーム、カンプ・ノウでフェレンツヴァーロシュを相手に5-1で勝利したのに対してレアルはホームでシャフタール・ドネツクを迎えた試合を2-3で落としています。
レアルは前節のカディス戦をホームで0-1と落としていて、今日の試合に負ける事が有ればチームを立て直すのが非常に難しくなると予想されます。
一方のバルセロナも前節はヘタフェに0-1で敗れており2連敗となると奪還を狙うラ・リーガのタイトルから遠ざかる恐れが考えられます。
10月29日(木)早朝5:00に開催されるCL第2節ユベントス戦に向けても内容は無論、結果を残して自信を持って臨みたい1戦を前にホームで勝利が求められます。
バルセロナ スタメン予想!?
GK:ネト
右サイドDF:セルジ・ロベルト
センターDF:ピケ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
ピボーテ:ブツケス
トップ下:コウチーニョ
右FW:メッシ
センターFW:グリーズマン
左FW:アンス・ファティ
メッシを右サイドに配置してレアルの左サイドDF(メンディorマルセロ)に主導権を与えないのと同時にグリーズマンをより流動的に動かせる事で中央のディフェンスに迷いを与えるのが狙いです。
メッシは昨シーズンまで以上に今季からはゴール前の仕事よりもゲームの組み立てからチャンスメークで類稀な能力を発揮するスタイルにプレーが変化していると思われます。
ディフェンス面での貢献はファーストDFとしてのパスコースの限定以外でタスクを与えると攻撃での貢献が薄れる事から今シーズンも周りの選手が補完する戦術になると思われます。
ディフェンス時にはグリーズマンが右サイドに回るか、デ・ヨングを右目に配置してレアルの左をケアする事が考えられます。
攻撃面では左サイドはジョルジ・アルバのオーバーラップで幅を創り、アンス・ファティとグリーズマンはDFラインの背後を狙う動きが求められるでしょう。
敢えてメッシとグリーズマンを近い距離でプレーさせて相手の意識を集中させておいて、ファティーとコウチーニョを活かす狙いも面白いのではないでしょうか?
レアル・マドリード スタメン予想!?
GK:クルトワ
右サイドDF:ナチョ・フェルナンデス
センターDF:ヴァラン
センターDF:セルヒオ・ラモス
左サイドDF:メンディ
アンカー:カゼミーロ
右FW:アセンシオ
センターFW:ベンゼマ
左FW:ヴィニシウス
ジダン監督の特徴を考えると、まずはディフェンスを重視した戦術を採用する可能性が高いと思います。
カルバハルが負傷している右サイドDFには本職はセンターDFのナチョを、左サイドDFには攻撃に特徴を発揮するマルセロよりも、フィジカルに優れるメンディが起用されると予想しました。
最近は存在感が薄れているカゼミーロは自身の価値を改めて証明するチャンスだと思います。
今シーズンのレアルの守備が安定しない原因の一つはDFラインとMFの連動性の不足が考えられます。
カゼミーロが以前のように中央のバイタルエリアでしっかり仕事をすれば個人能力が高いレアルDF陣はより安定したプレーが可能だと思います。
試合の立ち上がりはハイプレスでバルサのビルドアップを阻害すると思われますが、徐々にプレスラインは下がってレアル陣地でのプレーが多くなると予想します。
自陣地でボールを奪った後は左サイドDFメンディを高い位置に上げてバルサの右サイドに迷いを生じさせてメンディが空けたスペースにクロースが入ってボールを受けて組立をスタートさせる定番の戦術が軸になると思われます。
前線ではベンゼマがボールを引出し、タメを創ってアセンシオが前向きにプレーできればチャンスが増えるでしょう。
ジョルジ・アルバが上がった右サイドのスペースはバルベルデのランニングで攻略したいポイントとなると考えられます。
今シーズン好調を維持するヴィニシウスは左サイドでドリブルを駆使してチャンス創出が期待されます。
オプションとしてはMFイスコ、MFルーカス・バスケスの起用が考えられます。
得点が欲しい状況ではDFマルセロを高い位置で起用する采配もありうると思います。
試合のポイント!!
両チーム共に良い状態とは言えない状況での今シーズン最初のクラシコでは内容以上に結果が今後を占う意味では大きい試合となるでしょう。
今シーズンから就任したバルサのクーマン監督よりも、長年に渡りチームを率いてきたレアルのジダン監督は今まで通りの戦術を採用すると予想されます。
・バルサのビルドアップがレアルのハイプレスを外せるか
・ジョルジ・アルバ、セルヒオ・ラモスのケガからの復調具合
・メッシがサイドにポジションを取った場合のレアルの守備陣形
・ブツケスとデ・ヨングの距離感
・メッシがグリーズマンの能力を引き出すことができるか
・両GKの活躍
後半の中盤以降はオープンな内容になると予想される中、決定的な場面が何回かは発生して、ゴールに繋がるかが勝敗の分かれ目で、ゴールキーパーの調子は重要な要素でもありそうです。
バルセロナはFWデンベレ、MFトリンコンと攻撃での変化を期待できる選手が控えていて、交代選手がゲームの流れを変える大きなきっかけとなる事からも監督の采配も重要になってくるでしょう。
世界中が注目する今シーズン最初の“クラシコ”バルセロナvsレアル・マドリードの試合がサッカーの面白さが凝縮された魅力的なゲームになる事を期待しましょう!!
※シーズン開幕前のバルセロナの戦術、スタメン予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください
久保建英が躍動!!1ゴール2アシスト ビジャレアルvsシバス戦の感想!! ラ・リーガ第7節カディスvsビジャレアル戦スタメン予想!?
レンタル移籍でビジャレアルに加入後、公式戦7試合目で初のスタメン起用されたEL初戦のシバス(トルコ)戦で結果を残し活躍した久保建英選手のプレーについて語りたいと思います。
前半インサイドMF 先制ゴール!アシスト!
ついに久保建英選手が結果を残してくれました。
リーグ戦の前節は6試合連続で途中出場したダービーマッチのバレンシア戦で、プロ人生初の退場処分(イエローカード2枚のレッドカードを提示されて退場となりましたが、公式記録では2枚目のカードは値しないプレーだと判断されて次節の出場停止は無効になりました)を受ける苦い結果となります。
本来の能力を発揮できていない現状ながらも、チーム事情(エースのジェラール・モレノとゲームを組み立てる中心選手のパレホが負傷離脱)もあってセビージャ時代にELリーグ3連覇を成し遂げたウナイ・エメリ監督は久保建英選手をスタメン起用しました。
インサイドMFでプレーする久保選手は繋ぎ役だけに留まる事なく味方選手のシュートのこぼれ球に反応して先制ゴールを挙げます。
ビジャレアルの2点目も久保選手のアシストからバッカ選手(コロンビア代表)が決めて追加点を奪いました。
久保選手は味方からのパスをコントロールしながら相手DFの体制を見て股抜きを狙ったかのようなアウトサイドキックで決定的な状況を創出しました。
このアシストより早い時間帯にもボックス手前で浮き球をコントロールしながら視野を周囲に向けて状況を察知できる久保選手の特徴的な能力を駆使してバッカ選手に繋げたパスからPKを獲得しましたが、ファールを受けたバッカ選手が自ら蹴っ選手が自ら蹴ったボールは相手GKに防がれて得点に絡む事は出来い場面もありました。
守備陣に不安があるビジャレアルは前半のうちに2ゴールを許して同点でハーフタイムを迎える事となりました。
前半の久保選手は低い位置まで下がってDFラインからパスを引き出す役割を担いながらも2得点を創り出す大活躍で、低い位置でパスを受けた場面で相手と味方の体の向きとスピードを考慮したスペースへのワンタッチでの落としなど、随所にセンスを見せてくれたと思います。
後半からは右サイドMF!1アシスト!!
後半開始からイボーラ選手を中盤インサイドで起用してチュクウェゼ選手を左サイド、久保選手は右サイドに配置されます。
結果を残した久保選手を右サイドで起用する采配は、エメリ監督自身が期待に応えた選手には正当な評価をしてポジション争いでアドバンテージを得られると印象付ける采配だとも推測できます。
日本代表の試合でもキッカーを任されて精度が高いボールを蹴っていた久保選手は左コーナーのキッカーを務めて3点目のアシストを記録しました。
途中出場から本領を発揮するパコ・アルカセル選手が2ゴールを決めてビジャレアルは勝利を収めました。
印象的だったのは5ゴール目のアルカセル選手へパスを通した選手のビジョン(イメージ)とアルカセル選手本人のコントロール(ファーストタッチ)が得点につながった美しいゴールだったと思います。
前半はインサイドで繋ぎ役を担いながら得点とアシストを記録した久保選手は後半からは右サイドで幅を保ちながら1対1の場面からの崩しの役割を担いました。
選択肢がある中央とは変わって相手DFと対峙して局面を打開する事でチャンス創出を期待されました。
警戒されている要素を考慮しても日本人に足りない個の力で局面を打開する能力で、世界のトップクラスに並ぶ評価を得られるほどのプレーは見受けられませんでした。
サイドでボールを受けた場面で、味方選手のランニングが効果的な場合、久保選手は間違いなくチャンスを逃さずにパスを通す能力は持っています。
流れの中でパスを受けて相手選手がプレッシャーを掛けてきた場合でも久保選手は相手のタイミングをずらして突破するのは得意なプレーと言えるでしょう。
今回のゲームを含めて静止した状態で相手と1対1で対峙した場面での突破は想像以上に難しいプレーですが、久保選手のポテンシャルを考えたらJリーグ時代のようにもっと積極的にしかけて個人の突破力でもハイレベルな位置までたどり着いてもらいたいと思います。
次節カディス戦の起用方法は!?
ビジャレアルはラ・リガ第7節を日本時間10月26日(月)深夜0:00から2部から昇格したカディスと対戦します。
6試合で勝ち点10を獲得しているカディスは前節では王者レアル・マドリードに1-0で勝利してチーム良い状態を維持していると思われます。
ELリーグに参戦するビジャレアルは週に2試合をこなす事から、コンディション面では不利だと考えられますが、上位チームは常に試合数の多い状況下でも結果を問われるのは当然の事で、そのためにも久保選手をレンタルで獲得したと思います。
シバス戦でフル出場した久保選手はカディスとの試合でフル出場は無いとは予測できます。
対戦相手を考慮してスタメンが組まれると思いますが、活躍した久保選手はシバス戦同様にインサイドMFでスタメン出場すると予想します。
GK:アセンホ
右サイドDF:ガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:パウ・トーレス
左サイドDF:エストゥピニャン
アンカー:イボーラ
右サイドMF:チュクウェゼ
インサイドMF:トリゲロス
左サイドMF:モイ・ゴメス
FW:パコ・アルカセル
バランスを重視しながら前線からプレッシャーをかける立ち上がりになるのではないかと予想しています。
徐々にビジャレアルがポゼッションを高めて相手陣内でプレーする時間が増えて行くでしょう。
守備に不安があるビジャレアルは相手を押し込んだ状態でもカウンターから失点する可能性が高いので先制点を挙げて落ち着いてゲームを進めたいと思います。
久保選手のゴールを期待したいのですが、まずは良いリズムでゲームに入り局面で良い判断からチームに落ち着きを与えて精神的に余裕がある状態で攻撃を仕掛けて欲しいと思います。
怪我で離脱中のエース、ジェラール・モレノ選手と同等の役割を担えるように1試合ごとに成長して、躍動する久保建英選手のプレーを観るのが楽しみです!!
久保建英スタメン出場!!日本代表vsコートジボアール戦の感想!!
約1年間の中断後、再開された代表活動で初戦カメルーンとの対戦に続く2戦目となるコートジボアールとのトレーニングマッチを分析しながら感想を述べたいと思います。
久保建英スタメン!!
第1戦のカメルーン戦のメンバーから大幅にスタメンを入れ替えた日本代表はカメルーン戦の後半である程度、機能した3DFではなく、右サイドDFに室屋成選手、左サイドDFに中山雄太選手を起用して4DFでディフェンスラインを形成しました。
*コートジボアール戦のプレビューに興味がある方はこちらをご覧ください
GKにはシュミット・ダニエル選手を起用してボランチは中山選手に代わり遠藤航選手、右サイドにはカメルーン戦で存在感を示した伊東純也選手、トップ下には鎌田大地選手、左サイドMFに久保建英選手を抜擢してワントップには鈴木武蔵選手がスターティングメンバとして出場しました。
ゲーム開始直後はカメルーン戦からだいぶ改善されたビルドアップで日本が主導権を握れたと思います。
カメルーン戦ではディフェンスラインからボールを引き出す役割を中山選手が主に担い、柴崎選手が中山選手にパスが通った後のサポートを意識していたと思われますが、第2戦目は柴崎選手と遠藤選手の双方が相手の立ち位置を把握してバランス良くポジショニングする事でDFからのパスコースの選択肢を増やし、縦方向のパスを供給しやすい状況を創れたことが改善され、結果としてビルドアップを安定させた原因だと推測しました。
立ち上がりは日本代表が良いテンポでパスを回していましたが、徐々にコートジボワールにゲームをコントロールされていきました。
日本代表は前線からのプレッシングで中盤より前方でボールを奪いたい狙いだったと思いますが、コートジボワールはサイドDFにボールを回した後も後方で深さを保ちながらインサイドで良い角度とタイミングでサポートに入り、ワンタッチパスを織り交ぜてプレッシングを回避していました。
深い位置まで進出された状況でボール奪取しても、相手のプレッシャーを逃れられずに相手が予想可能かつ精度が低いクリアに近い状態のパスを前線で収める事が出来ずに、コートジボワールにコントロールされている時間帯が長かったと感じます。
久保選手も浮き球のパスを収めても、パスの選択肢がなく、自身で前方に持ち運ぶ状況で局面の打開を試みていましたが、相手とのフィジカル的な差を上回るアイディアを見出だす事が出来ずにボールを失う場面が見受けられました。
鈴木選手も体を張って対抗していましたが、やはりフィジカルで上廻るのは難しい相手だったと思います。コートジボワールのDFライン中央は選手間の距離が近かったのでプレッシングの方向を複数人で工夫する事で、サイドではなくインサイドでボールを奪う戦術を採用したら面白かったのではないかと感じました。
後半は前半とは逆にコートジボワールが良いリズムでパスを回す展開となりました。
日本代表選手のプレー分析!!
久保建英選手
左サイド高いコーナー付近で浮き球のボールをコントロールして見事なプレーを見せます。
寄せてきた相手に体を入れてキープすると体を相手方向に向けながらボールを動かし、細かいステップと繊細なボールタッチでプレッシャーから逃れるとインナーラップしてきた中山選手に相手2人の間をグラウンダーで通すセンス溢れるプレーに才能の片鱗を感じました。
浮き球で通しても素晴らしいパスになっていたと思いますが、絶妙なタッチとタイミングで出したパスはサッカーのプレーの美しさを感じさせてくれました。
鎌田大地選手
中盤でパスを受けて個人で局面を打開して時間を創るプレーは大迫選手を上廻る程の中盤でタメを創れる選手になる可能性を感じました。
GKに当ててしまったシュートシールでは右に持ち出す時にキックフェイントなどで相手DFの足を無力化できれば、コースを広げてゴールに結びつける可能性を高められたかもしれません。
柴崎岳選手
らしさは所々で発揮されていたと思います。
中盤インサイドから右前方の伊東選手に出した何気ないパスには伊東選手の体の向き、相手との距離を考慮した強さ、回転、コースが絶妙なパスでセンスを感じましたが、まだポテンシャルを最大限に発揮出来ていないのが現状ではないでしょうか。
中山雄太選手
左サイドDFで出場してタイミングの良いランニングにより攻撃面でチャンスを創出していました。
次の展開を予測して左サイドでパスを受けた選手からワンタッチで裏のスペースを狙った場面は、インサイドから斜めのランニングで相手の迷いを誘発させる効果的なプレーだと感じました。
遠藤航選手
中盤の狭いエリアでも前を向ける事で周りの選手がポジションを移動する時間を創出して円滑なパス回しに貢献していた一方、持ち味のボール奪取はフィジカルが強い相手に苦戦して、危険なボールロストでピンチを招くシーンが気になりなした。
冨安健洋選手、吉田麻耶選手
2試合を通じてセンターDFの吉田選手、冨安選手は安定したプレーでチームを支えてケガなどのアクシデントが無ければアジア予選では必要不可欠な選手だと感じます。
伊東純也選手
好調を維持して右サイドでは1番手として認識されるパフォーマンスを見せていたと思います。
身体能力が高いアフリカ勢相手にスピードだけではアドバンテージがありませんでしたが、相手に食いつかせてタイミングで突破するプレーや、相手を引き付けてアウトサイドパスで楔にいれるテクニックなど連携面でだいぶレベルが上がったと感じました。
オープンな展開へ!!
久保選手と交代で南野選手が出場したタイミング以降は互いに体力的な問題が原因でオープンなゲーム内容になりました。
フィジカルコンディションと集中力を維持できている時間帯とは打って変わって組織的にゲームをコントロールできなきなる時間帯からが、サッカーに期待された興奮が頻繁に訪れる時間帯です。
この時間帯から切り札となりえる選手を状況によって起用できるのが、現代サッカーのチーム力を測るバロメーターかもしれません。
対戦相手のコートジボアールの10番で左サイドで出場していたジルビーニョ選手は日本代表の脅威となっており、複数人で守る日本代表に抑えられていた感じも有りましたが、吉田選手をスピードでタテに振り切ってシュートに持ち込んだ場面ではGKシュミット・ダニエル選手の好セーブがなければ失点してもおかしくない場面で、‘14ブラジルワールドカップで対戦した時のドログバ選手のような起用方で出場したら、さらに危険な存在になったと思われます。
日本代表では途中出場の南野拓実選手や原口元気選手が積極的にシュートを打って、得点に繋がる可能性意を感じさせました。
セットプレーから植田直通選手のヘディングでのゴールで日本代表が勝利を収めましたが、柴崎選手のキックの精度と植田選手の駆け引きが功を奏したと思います。
キックする直前にボールと逆方向に動く事でマーカーがボールと自分を同一視野で見れない状況を創り、マークを外す個人戦術でサッカーの奥深くに潜むインテリジェンスにも関わる要素で、選手として成長したい方は身に着けたい個人戦術の一つだと思います。
絶対的に突出した能力でチームを勝利へ導く選手がいないチームでは、選手の組み合わせとメンタル面の充実がパフォーマンスを左右する要素だと思われます。
現成の日本代表もお互いを補完して組み合わせの妙によりチームとしての能力が変わる監督(スタッフ)冥利に尽きる状況だと思います。
史上初めて海外組で臨んだ今回の代表ウィークを今後の成長に繋げるのは連盟スタッフの実力が試される場面だったとも思われます。
初戦のカメルーン戦と比較するとゲーム内容は数段上がったと思いました。
数日間の間でパフォーマンスを改善しながら強化に繋げるプランを遂行したスタッフも世界レベルへ向けて進化している事を推測できる代表活動になったと思います。
所属チームに戻り、バイエルン・ミュンヘン相手にゴールを決めた堂安律選手や、なかなかスタメン起用されない久保建英選手、今回起用されなかったオリンピック世代の三好康二選手、板倉滉選手の今後の活躍にも期待してヨーロッパ各国リーグ戦を楽しみたいと思います。
日本代表vsコートジボアール戦(国際親善試合)スタメン予想!?
先日に行われたカメルーン代表との試合を分析して、日本時間10月13日(火)23:45キックオフ予定の日本代表vsコートジボアール戦のスターティングメンバーを予想してみます。
※カメルーン戦前の戦力考察にご興味がある方はこちらをご覧ください
カメルーン代表戦の感想
約1年ぶりの代表活動での初戦を考慮すると総ての面で最高のゲームができないのは想定の範囲でしょう。
以前の森保ジャパンで攻撃では違いを生み出す役割を特化して評価されていたMF中島翔哉選手(ポルト/ポルトガル)が選手としての活動を中断せざる負えない状況から招集を見送られた10月の代表ウィークの活動では、ヨーロッパチャンピオンのリバプール(イングランド/プレミアリーグ王者)で徐々に評価を上げているMF南野拓実選手とレアル・マドリードから1年間のレンタルでビジャレアル(スペイン/ラ・リーガ)に加入したMF久保建英選手が注目を集める状況でカメルーン戦は行われました。
前線から連動したプレッシングでペースを握ろうと試みましたが、カメルーンの両サイドDFが高い位置を取り、中盤の選手が引いて最終ラインに変化を加えてスペースを活用する「サリーダ・ラボルピアーナ」と呼ばれるビルドアップ戦術で、前線かのプレスで前線かのプレスで相手の選択肢を制限することは難しくなりました。
特に日本代表の左サイドは相手FW選手がハーフスペースにポジションを取る影響を受けてサイドDFの安西選手が中央寄りにマークに付いて、相手サイドDFの前線への上がりをサイドMFの原口選手が戻ってマークに付く厳しい状況が見受けられました。
後半からは左サイドDF安西選手にかえて右サイドに伊東選手を投入して、システムを3-4-2-1に変えて前線からのプレスによる選択肢の限定が効果を発揮して非ボール保持時のプレーが安定した結果、右サイドに投入された伊藤選手の持ち味も発揮されてゲーム内容は改善されたと思います。
注目選手では南野選手が要所で‘らしさ’を見せましたが久保選手同様に結果で勝利に導くことが出来ずに期待以上の活躍は出来ませんでした。
トルシエ監督以降の日本代表で期待されたパフォーマンスが発揮されなかった3DFでゲーム内容が改善されたのは今後の日本代表の戦術的なターニングポイントになる可能性を感じることが収穫の一つだと思います。
vsコートジボアール戦スタメン予想!?
GK:シュミット・ダニエル
右サイドDF:酒井宏樹
センターDF:吉田麻耶
センターDF:板倉滉
左サイドDF:中山雄太
右サイドMF:伊藤純也
トップ下:久保建英
左サイドMF:南野拓実
FW:鈴木武蔵
出場経験とビルドアップでの貢献度を試す意味でGKはシュミット・ダニエル選手、将来性を考慮して板倉選手と予想しました。
ゲームが安定していれば冨安選手と板倉選手の東京オリンピック候補の共演も考えられます。
DFラインは3DFに可変可能なメンバーを予想しましたが、左サイドMFに原口選手が起用される場合は中山選手が控えに回って基本陣形が3-4-2-1でスタートする可能性意も考えられます。
カメルーン戦とは趣向を変えて攻撃時にはカウンターを主戦術として試す為に右サイドMFには好調の伊東選手、大迫選手が抜けた前線には鈴木選手が抜擢されると予想しました。
左サイドMF南野選手とトップ下の久保選手もシャドーとしてハーフスペースにポジショニングして相手選手間でパスを引き出すプレーと、状況によってはサイドの高い位置のスペースを攻略してカウンターでも脅威を発揮する役割での
試合のポイント
カメルーン代表は予想以上に戦術的なプレーをするチームだと感じました。
2018年ロシアワールドカップで対戦したナイジェリア代表も戦術的なチームでしたが、日本代表との試合では戦術よりもストロングポイントである個々の能力にたよる戦略でチーム力が下がったと感じる部分もありました。
2014年のブラジルワールドカップで対戦したコートジボアール代表は最終的にはドログバ選手の出場が両チームに与えた影響が大きく、今回の対戦は興味深い内容になると思います。
・選手の配置4-2-3-1or3-4-2-1
・スタメンからの起用か、途中出場での起用かで現時点での信頼度が覗える?
・ハーフタイムではなくゲーム中に相手の戦術に対応できるか?
・自陣深い位置でのDFラインの人数(5DFになる場合は両サイドに攻撃的な選手を起用するのは中途半端な戦術になる可能性意が高い)
・カウンター時の日本代表選手の個人的な打開力と連動の精度
一時期よりも個人能力では世界の第一線よりはレベルが下がったと思われるコートジボアール代表ですが、近代サッカーはフィジカル的要素と組織的戦術の融合により個人能力をいかにしてチーム戦術に適応させるかがポイントとなっています。
2020年10月の代表ウィークでの日本代表の強化ポイントを皆さんも分析して試合を楽しんで頂きたいと思います。