日本代表vsカメルーン戦スタメン予想!?戦略考察!!
日本時間10月9日(金)21:00オランダのユトレヒト/スタディオン・ハンヘルワールト(現地時間14:00)にキックオフされる日本vsカメルーンのスタメンと戦略を予想してみます!!
日本代表スタメン予想!?
次戦コートジボワールを含めて2試合の初戦を考慮して、選手のコンディションは未確認ながら組み合わせを予想しました。
GK:シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)
センターDF:冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
右サイドMF:堂安律(アルミニア・ビーレフェルト/ドイツ)
FW:鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
シーズン開幕から所属チームでスタメン起用されて名門アヤックス戦の引き分けに貢献したDF板倉滉選手(フローニンゲン/オランダ)のスタメン抜擢も考えられます。
ボランチは森保ジャパンで中心的な存在の柴崎選手とブンデスリーガで活躍する遠藤選手、オリンピック代表のキャプテンを務める中山雄太選手(ズヴォレ/オランダ)が左サイドDFと兼任でバックアップだと思います。
長友佑都選手(マルセイユ/フランス)がコンディション面で離脱した左サイドDFは安西選手が第一候補でしょう。
MF伊東純也選手(ヘンク/ベルギー)の起用も十分に考えられる右サイドMFは組み合わせを考慮して堂安選手と予想しました。
昨シーズンの活躍から久保選手もスタメンとして、本来トップ下の南野選手はリバプールでも起用されている左サイド起用を予想して2列目の流動性と連系、個人能力で違いを生み出すことを期待したいです。
1トップは今シーズン開幕から絶好調の鎌田選手を起用して2列目の選手達との融合が試されると考えました。
一戦目のみ参加可能なFW大迫勇也選手(ブレーメン/ドイツ)のスタメンも考えれますが、所属チームでのパフォーマンスから判断すると途中出場で連携面の成熟を確認する為の起用が妥当だと思われます。
戦略を考察!?
森保一監督も日本代表の基本的なスタイルとして理想的だと話していたバイエルン・ミュンヘンがチームとして完成系に近い容を見せた戦術でチャンピオンズリーグを制した前線からの積極的なプレッシングを試合開始から行うと予想します。
前線の連動でパスコースを制限してボランチの遠藤選手、柴崎選手のインターセプトから複数人が絡むショートカウンターでチャンスを創出するのが最大の狙いだと思います。
ポゼッションからの攻撃はサイドDFを含めて連動的にサイドを攻略し、逆サイドからも積極的にエリア内に侵入して厚みのある攻撃を理想としていると考えられます。
プレッシングを回避された場合はセンターDFと遠藤選手を中心に中央を固めてサイドではMFのプレスバックによるボール奪取が基本系だと予想しました。
試合のポイント!!
身体能力で単独でも積極的に仕掛けてくると予想されるカメルーン相手に連動性だけでなく個の能力で上回る事が試されると思います。
・プレシングの完成度
・前半20分過ぎ以降のプレッシングの強度
・プレシングの連動した強弱のコントロール
・2列目までを含めた前線4選手の流動静とスペース創出と攻略
・サイドMFのデイフェンス時のタスク(DFラインまで吸収されては攻撃時にパワーを
持って個性を発揮するのは難しいでしょう)
・アピール最優先とチームが機能する為の判断を伴うプレー選択と選手
・決定力
一年間の代表活動延期から初の試合なのでチェックしたいポイントが多くなると思われますが、ゲーム状況に応じたコントロールとベンチワークに注目したいゲームだと思います。
試合開始時の戦略、ゲーム状況に応じた戦術の実行、時間帯や得点差を考慮した試合運びの選手交代を含めた戦術的采配とタイミングを深読みしながら試合を観戦するのもサッカーを楽しむ方法の一つだと思います。
皆さんが考える予想スタメンと、結果と成長を両立される戦術と采配を準備して試合を楽しんでみてはどうでしょうか?
バルセロナvsセビージャ ラ・リーガ第5節 予想!?
クーマン新監督が就任して改革を進めたいバルセロナは開幕戦で久保建英選手を擁するビジャレアルに4-0、アウェーでの第2戦目もセルタ相手にDFラングレを退場で失いながらも3-0で勝利する事に成功しました。
久保建英選手とラ・マシア(バルセロナの下部組織)で共に成長してきたアンス・ファティは2戦連続で先制ゴールを決める活躍で一気に評価を上げたと思われます。
UEFAスーパーカップで昨シーズンのCLを圧倒的パフォーマンスで制したバイエルン・ミュンヘンを苦しめたセビージャとのビックマッチを、いつものように予想してみます。
※前節バルセロナvsセルタの予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください。
セビージャ予想スタメン!?
初戦のカディス戦は圧倒的にボールを支配して主導権を握りながらも、なかなかゴールを奪えない展開でしたが、後半にゴールを決めて結果的には3-1で逆転勝利を収めました。
続くレバンテ戦もポゼッションで圧倒しながらもゴールが遠くアデイショナルタイムの得点で勝ち点3を獲得しました。
GK:ブヌ
右サイドDF:ヘスス・ナバス
センターDF:セルジ・ゴメス
センターDF:ジエゴ・カルロス
左サイドDF:エスクデロ
ボランチ:フェルナンド
右サイドFW:スソ
センターFW:エン=ネシリ
左サイドFW:オカンポス
ロペテギ監督が目指すスタイルはバルサスタイルだと思われますが、ポルト時代にも理想と現実の折り合いの中で改的策を見出して結果を残してきたように、理想的スタイルでは相手に分があると思われるバルセロナとの対戦では状況に応じたプレッシングと低い位置でのブロックディフェンスからのカウンターで活路を見出すと思われます。
バルセロナ予想スタメン!?
開幕戦に続き、退場者を出しながらも3-0で勝利を収めて2連勝を挙げたチームにクーマン新監督は手ごたえを得たと思われますが、自信過剰な気持ちが少しでも現れればチームは一気にバランスを崩す極めて難しい状況だと推測しています。
ラ・マシア育ちのアンス・ファティの活躍は喜ばしいニュースですが、クーマン監督が評価して起用している選手と、メッシを筆頭に長年チームに貢献してきた選手達の評価を間違えれば必要以上の緊張感をチーム内に生み出す可能性は否めません。
退場になったラングレに代わってセンターDFにアラウージョを起用する以外はスタメンの変更はないと予想しました。
GK:ネト
右サイドDF:セルジ・ロベルト
センターDF:ピケ
センターDF:アラウージョ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
ピボーテ:ブツケス
右サイドFW:グリーズマン
ゼロFW:メッシ
左サイドFW:アンス・ファティ
試合開始からセビージャは前線からプレシングで主導権を握ろうと戦術的な駆け引きを仕掛けると思われます。
アラウージョの技術、戦術が問われるゲームとなりそうですがキーポイントは幅と深みを創ってインサイドでグラウンダーのパスを受けられる状況を創出できるかに試合展開は左右されると思います。
ここ2戦の活躍でファティは警戒されると思われますが、逆にメッシ、グリーズマン、コウチーニョが連動して相手を混乱に陥れる可能性が増えるでしょう。
特筆しべきはグリーズマンの守備での貢献度で、ペップ時代のペドロのように前進守備のファーストDF程のインパクトはありませんが、プレスバックでのボール奪取能力は現状のバルサを助けている要素が高いと感じます。
※シーズン開幕前の新監督クーマンとバルセロナの考察に興味がある方はこちらをご覧ください
試合のポイント
セビージャのロペテギ監督、ラキティッチはバルセロナとの縁が強く弱点を突く事が可能だと思われます。
・プレシングの強度と高さ、時間帯のコントロール
・ラキティッチのパフォーマンス
バルセロナは新しいサイクルを構築する為に、若手、新加入選手を積極的に出場させて改革を進めたいのが本音だと思います。
来年以降にメッシの残留が不透明な現状では黄金時代を築いてきた選手達の力を分散する形でチームに貢献してもらい、新しいスタイルを構築するのが新監督とクラブ幹部の最重要事項と思われます。
いつ崩壊してもおかしくないチームバランスを維持しているのは選手がフットボールに対する愛情を測られていると言えるかもしれません。
選手間で監督やクラブ幹部側の考えを持つ選手が活躍して主導権を握るようであれば一気にベテラン選手の出場機会が減る事も予想されます。
ロナウジーニョからメッシへ王様が移ったようにメッシからアンス・ファティへバルサの象徴が受け継がれるのか、クラブが再び暗黒時代に突入するのか、近未来のバルサの未来が今シーズンに象徴されるのではないかと推測しています。
今後のバルセロナを占う意味でも毎試合の些細な出来事がターニングポイントとなる可能性が高いと思っています。
久保建英ビジャレアルvsアトレチコ ラ・リーガ第5節 予想!?
4戦連続で試合終盤から交代出場の久保建英選手が昨季マジョルカでDF陣を翻弄して話題となったアトレチコ・マドリードとビジャレアルが対戦するリーガ・エスパニョーラ第5節、アトレチコにとっては今シーズンの3戦目、日本時間10月3日(土)23:00キックオフの試合を予想してみます。
※前節ビジャレアルvsアラベス戦の予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください。
ビジャレアル先発予想!?
アウェーとはいえバルセロナに大敗した直後の前節アラベス戦のウナイ・エメリ監督は中盤と前線の選手と配置を変えて試合に臨みました。
エースのG・モレノを右サイド、アンカーにイボーラ、インサイドMFにトリゲロスを起用して守備時のバランスと中盤のゲームコントロールに加えて選手の疲労も考慮したローテーションの考えも組み合わせた一つの答えがスタメンの起用と配置を変化させることに繋がったと思われます。
アウェーでの対戦ながら前節に3-1で勝利した結果により、あわよくば勝ち点3を持ち帰りたい心境ではないかと予想しています。
GK:ルジ
右サイドDF:ガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:パウ・トーレス
左サイドDF:エストゥビニャン
アンカー:イボーラ
右サイドMF:チュクウェゼ
インサイドMF:パレホ
左サイドMF:モイ・ゴメス
FW:ジェラール・モレノ
センターDFとMF間のスペースをいいように使われたバルセロナ戦からアンカーにイボーラを起用してアラベス戦では安定感を確保しましたが、プレシーズンの内容からおおよそ予想できた現象で対策が遅い感じは否めません。
右サイドDFのガスパールは状況に応じた攻撃参加を見せますが、左サイドDFで出場が予想される選手は攻撃に特徴を持つ選手の傾向があります。
カウンターを受けた場合に自陣左サイドのケアを組織としてどのように対処するかが守備の安定に繋がると私は考えています。
攻撃面ではパレホを中心にゲームを組み立てるプランは継続されるでしょう。
左サイドMFで起用されているモイ・ゴメスの信頼は高いようで前節は久保建英選手を左に投入してゴメスをインサイドに変更したことから予測できます。
おそらくディフェンス面も含めたバランス感覚が他の左サイドMF候補選手より優れていると評価されているのではないでしょうか?
前節にベンチスタートしたチュクウェゼも右サイドで先発すると予想しました。
希望的予想でインサイドMF久保建英選手とFW起用のジェラール・モレノの3人の個人能力と連携で右サイドを攻略する狙いが現状のビジャレアルが勝利の可能性を高める戦略だと思います。
アトレチコ・マドリード予想スタメン!?
開幕戦をグラナダ相手に6-1と大勝して新加入のスアレスも2ゴール1アシストと最高のシーズンスタートになると思われたアトレチコですが、続く第2戦のFW岡崎慎二選手も出場したウエスカ戦では相手の堅守を崩せずに0-0の引き分けと、まだ波には乗れていない状況、実質中2日無い日程で臨むビジャレアル戦はハードな試合となることが予想されます。
GK:オブラク
右サイドDF:トリッピアー
センターDF:サビッチ
センターDF:フェリペ
左サイドDF:ロディ
右サイドMF:ジョレンテ
セントラルMF:サウール
セントラルMF:コケ
左サイドMF:フェリックス
FW:スアレル
FW:ジエゴ・コスタ
ディフェンス陣はGKのオブラクを含めて安定した布陣が予想されます。
攻撃面では新加入のスアレス、G・コスタ、フェリックスを同時起用して前半のうちに試合を決めてしまいたい狙いでアンバランスな配置を予想しました。
右サイドのジョレンテは運動量がありインサイドでのプレーも難なくこなすポリバレント性を期待した起用、左サイドのフェリックスはスタート位置こそサイドに配置していますが、ボールを受けて内側に侵入して崩しの役割を一手に任される感じをイメージしています。
スアレス、Gコスタにも絶妙なパスを供給する可能性が期待されますが、ディフェンス時の貢献までを求めるのは酷なのでコケとG・コスタが彼の負担を軽減する役割を担える選手だと思います。
さらに攻撃に変化を加える場合は右サイドにコレア、左サイドにカラスコ、レルマの投入が考えられますし、守備での強度を上げたい場合はパルティ、ビートロの起用、ポゼッションも含めた守備戦術を採る場合にはエクトル・エレーラが適任だと思います。
試合のポイント
アトレチコは早い時間帯でゴールを奪えるかで試合のコントロールに影響が出るでしょう。
・フェリックスの調子
・2FWの相性
・得点が欲しい状況での選手交代による変化
・プレスの高さ(おそらく試合開始直後は前線から激しくプレッシングすると思います)
ビジャレアルはウナイ・エメリ監督の心理状況が戦術、選手起用に大きく影響すると思われます。
まだ、クラブからの信頼を得られていないと感じている場合は安全なゲームプランを選択して久保建英選手の起用も途中投入でのカードと見なされる可能性が高いです。
強豪のアトレチコ相手に互角以上の戦いで引き分け以上の結果を出したいと野心的であれば久保建英選手をスタメンで起用して、パコ・アルカセルを切り札として温存する可能性が考えられます。
・選手の配置(2ボランチor1アンカー)
・両サイドMFの起用方法(右サイドで久保選手が先発する場合、監督は勝負にでたと思います)
・左サイドDFが攻撃参加した場合のカバーリング(対応方法が統一されているか)
・GKの選択(前節大きなミスを犯したアセンホへの対応)
ホームで戦うアトレチコはコンディションが最大のテーマとなると予想します。
ビジャレアルは監督のパーソナリティーが試される1戦になるでしょう。
互いのチームのスタメン、ポジションでの配置を見て監督の心理面や戦術を先読みしながら試合を観戦するのもサッカーを楽しむ方法ではないでしょうか?
バルセロナvsセルタ ラ・リーガ2020-21第4節の予想!?
シーズン開幕戦ビジャレアルに4-0で完勝したクーマン新監督が指揮するバルセロナが日本時間10月2日(金)早朝4:30から対戦するセルタ戦を予想してみたいと思います。
強豪バルセロナをホームで迎え撃つセルタは1勝2分で今季4戦目、第3節が初戦だったバルセロナは2戦目でチームの成熟度に若干の差があるように感じますが、互いに攻撃陣にタレントを要する対戦をファン目線で推測していきます。
セルタ予想スタメン!?
開幕戦は乾貴士選手が出場したエイバル戦に0-0で引き分けて、2戦目ホームでバレンシア相手に倍以上の23本のシュートを記録してエース、イアゴ・アスパスの2ゴールで2-1のシーズン初勝利を挙げました。
3戦目バジャドリードとのアウェー戦は1-1で引き分け、3試合を通じてボールポゼッションはイーブンな内容のセルタは攻撃にはタレントが揃っていると思います。
GK:ビジャール
右サイドDF:ウーゴ・マージョ
センターDF:エイドゥー
センターDF:ムリージョ
左サイドDF:オラサ
右サイドMF:デニス・スアレス
セントラルMF:ベルトラン
セントラルMF:タピア
左サイドMF:ノリート
FW:エムレ・モル
FW:イアゴ・アスパス
イアゴ・アスパスの裏への抜け出し、決定力。エムレ・モルのスピードとテクニックでゴールを狙いたいセルタですが、ボール支配ではバルセロナに圧倒される可能性が高いと思われます。
両サイドMFは技術的には優れていますが単独でチャンスを創出するのは難しいでしょう。
右サイドにはブライス・メンデスの起用も考えられますが、突破力があるエムレ・モルが中盤に引く形で起点になり、オープンスペースにイアゴ・アスパスが飛び出す戦略が攻撃の狙いだと予想します。
右サイドを崩して、逆サイドのノリートも攻撃に加われれば厚みがある攻撃が期待できそうです。
バルセロナ予想スタメン!?
理想的な結果でシーズンのスタートを切った新制バルセロナはベストな布陣を模索している最中ですがアンス・ファティの活躍は予想以上に今シーズンの戦い方にヒントをもたらしたと思われます。
本来であれば慎重に大器を育てたいのが本心だと思いますが、2ゴールと結果を出した選手を控えに留まらせるのはチームの士気に影響が出そうです。
ビジャレアル戦の2点目はGKから繋いで見事にゴールに結びつけました。
深い位置までプレシングに行っても全体の連動性が機能しなければ失点につながる事を対戦相手に知らしめるゴールになったと思います。
GKまでプレッシャーを掛けずに中間ポジションでバランスを取りながら高い位置にディフェンスを組む相手に対する打開策をプランBとして準備しているかがクーマン監督の資質を問われる要素になると推測しています。
GK:ネト
右サイドDF:セルジ・ロベルト
センターDF:ピケ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
ピボーテ:ブツケス
トップ下:メッシ
センターFW:グリーズマン
左FW:アンス・ファティ
守備時には右サイドの高い位置にはグリーズマンかデ・ヨングが対応してメッシは中央でパスコースを切る役割が与えられると予想しました。
相手が高い位置からディフェンスを組む場合は中盤のインサイドでコウチーニョ、メッシ、デ・ヨングがパスを引き出すポジションを取ってビルドアップの抜け道になると考えられます。
その為にはグリーズマンとファティ、セルジ・ロベルトもしくはメッシで幅と深みを創る必要があります。
相手が低い位置にブロックを形成して守備をした場合はグリーズマンが中盤に引き、メッシ、ファティが中央部分にわずかにできた隙間を狙うか、左大外からのジョルジ・アルバの裏抜けが崩しのきっかけになりそうです。
開幕戦どうようにピアニッチ、トリンコン、デンベレ、ペドリの起用も考えられますが、セフティーリードを奪えた場合はセンターDFにアラウージョやMFにアレニャの起用も可能性がありそうです。
※バルセロナの以前の記事にご興味がある方はこちらをご覧ください
試合のポイント
セルタの守備とカウンターの脅威が互角に戦う為のポイントと思われます。
・セルタ守備のスタート位置
・ディフェンシブエリア中央の守備強度
・イアゴ・アスパスのスペースへの長距離ランニング
・エムレ・モルのエリア内でのキレ
バルセロナは相手の守備戦術によって打開策を見出す必要があります。
・相手FWのディフェンスが中間位置で中盤インサイドにパスコースを消された場合のビルドアップ
・メッシの守備でのタスクと周囲の選手のポジショニング
・グリーズマンとメッシの補完性
・ボールロスト時の即時奪回
選手個々の能力ではバルセロナに分があることは間違いないでしょう。
セルタは3試合を戦ってきた連係面でバルセロナとの質的優位を覆せるかが見所です。
バルセロナはビルドアップのプランB、Cを構築できるのか?
守備時に後退するのではなく、前進守備を可能にするトランジションでの進歩がみられるか興味深い戦いになると思われます。
久保建英ビジャレアルvsアラベス ラ・リガ第4節2020-21予想!?
バルセロナとの対戦は0-4と大敗を喫してしまったビジャレアルですが3試合連続で試合終盤から出場した久保建英選手は海外メディアからも上々の評価を得て、ウナイ・エメリ監督からの信頼も徐々に得ているものだと考えられます。
バルセロナ相手に奇策には走らずに正攻法で対峙して完敗したエメリ監督は日本時間10月1日(木)深夜2:00にキックオフされる開幕から2敗1分けと苦しむアラベス戦にどのような布陣で臨むのか予想してみます。
アラベス予想スタメン!?
パブロ・マンチ監督が率いるアラベスは開幕から2敗1分けと非常に苦しいスタートになりました。
初戦ベティスは3DFで臨みましたが、続くグラナダ戦、前節のヘタフェ戦では4DFにシステムを変更したと思われます。
3試合でシュート21本、枠内シュート5本、得点1でボール支配率でもいずれの試合で相手を下回る攻撃陣の戦力を考えるとアウェーでの格上ビジャレアル相手にはディフェンシブな戦術を採用するのがセオリーだと考えます。
低い位置にブロックを固めてカウンター狙いが妥当な戦略だと思われます。
GK:パチェコ
右サイドDF:シモ・ナバーロ
センターDF:ラグアルディア
センターDF:ロドリゴ・エリー
左サイドDF:ドゥアルテ
アンカー:ルジェーヌ
右サイドMF:エドガル・メンデス
セントラルMF:パダグリア
セントラルMF:ペレ・ポンス
左サイドMF:ルイス・リオハ
FW:グイデッティ
センターDFのルジェーヌをアンカーで起用して1トップにはフィジカルに強いグイデッティが先発すると予想しました。
ビジャレアル予想スタメン!?
中2日の試合でローテーションが予想されますが、大敗後には自信を取り戻す為に勝利が絶対条件だと思います。
ゲームを支配しながらいかにしてゴールを奪うか、フィニッシュへのきっかけをいかにして創出していくかがこの試合での最重要課題だと思われます。
GK:ヘロニモ・ルジ
右サイドDF:ルベン・ペニャ
センターDF:ラミノ・フネス・モリ
センターDF:パウ・トーレス
左サイドDF:エストゥピニャン
右サイドMF:久保建英
セントラルMF:パレホ
セントラルMF:イボーラ
左サイドMF:ハウメ・コスタ
FW:ジェラール・モレノ
FW:バッカ
開幕4戦目でELやカップ戦がスタートした場合のローテーションを確立する為にある程度、大胆に選手を入れ替えると予想しています。
セフティーリードを得れれば中盤や前線に若手選手を投入する事も考えられますが、リードを奪えていない状態だとパコ・アルカセル、チュクウェゼのレギュラー陣の起用も考えられます。
中盤ではマヌ・トリゲロスの起用とエースのモレノを休ませる為に、途中から久保建英選手がトップ下にポジションを変える采配も予想されます。
※前節までのビジャレアルと久保建英選手の考察にご興味がある方はこちらをご覧ください
試合のポイント
アラベスはライン間をソリッドにしたデイフェンスラインを構築してカウンターで数少ないチャンスを得点に結びつけるのが最大の目標でしょう。
・パダグリアの中盤での守備
・FWにボールが収まるか?
・左サイドのルイス・リオハの飛び出し
ビジャレアルはビルドアップとポゼッションには苦労しないと思われます。
アタッキングエリアに侵入してからどのようにゴールに結びつけるかが勝敗の分かれ目になると予想します。
・両サイドDFの攻撃参加
・久保建英の個人での突破と創造性
・ジェラール・モレノの負担軽減
・バッカorパコ・アルカセルの決定力
・ローテーションでの選手起用
私の読みとは逆にバルセロナ戦で奇策を打ち出さなかったエメリ監督が新チームで信頼を得るには大事な1戦となるでしょう。
結果は然ることながら、選手起用と戦術面でフロントや選手が納得する内容のゲーム運びが出来るか注目したいところです。
EL、カップ戦がスタートしたら怪我人も含めて選手の起用方法と戦術が勝敗を決するポイントにもなってきます。
みなさんはどんなスタメンでどのような戦略でアラベス戦に臨むのが最適だと考えますか?
2020-21ラ・リガ バルセロナvsビジャレアル久保建英 スタメン予想!?
ラ・リーガ第3節にしてバルセロナのシーズン開幕戦となる久保建英選手の出場が期待されるビジャレアル戦、日本時間9月28日(月)早朝4:00キックオフのスタメン予想と戦術的な推測をしてみました!!
バルセロナのスタメン予想!?
プレシーズンマッチを格下相手ながら3戦全勝で開幕戦に臨むクーマン新監督が指揮する2020-21シーズンを占う開幕戦はチームとしての完成度は未だ低いと思われますが、現時点でのベストメンバーをスタメン起用すると予想しています。
GK:ネト
右サイドDF:Sロベルト
センターDF:ピケ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:Jアルバ
ボランチ:ブツケス
右サイドMF:トリンコン
トップ下:メッシ
左サイドMF:コウチーニョ
FW:グリーズマン
GKは膝を手術したテア・シュテーゲンに代わりネトが先発で出場するでしょう。
DFラインはプレシーズンから継続して4選手が起用されると思われます。逆にバックアップの選手層が薄くセンターDFと左サイドDFは補強が必要な陣形です。
バルサ伝統の逆三角形でアンカーを置き2人のインサイドMFで構成する中盤には変化を加えて2ボランチでの布陣が予想されます。
ユベントスから加入したピアニッチも交代で出場する可能性が高いと予想しています。
両サイドMFはインサイドで組立にも加われる選手の起用が考えられます。
右にはペドリ、攻撃的に試合を動かしたい場合には左にアンス・ファティの起用の選択肢として十分に考えられます。
広いスペースで能力を発揮するデンベレは守備面での連携を踏まえて開幕戦でのスタメン起用の可能性は低いのではないかと予想しています。
1トップのグリーズマンはゼロトップのように中央に張るのではなくサイドに流れる動きと中盤に下がって数的優位を確保する役割が期待されますが、ファーストDFとしてプレッシングでのタスクを与えられてチームの前進守備のキーマンとなりそうです。
メッシはフリーマンとして自由なポジショニングで組立からフィニッシュまでを託されて周囲の選手はメッシのポジションを補う能力が求められると思います。
大胆な戦術は採らないと思いますが、ゲームをコントロールして相手守備陣の隙間を縫ってチャンスを創出して、ボールロスト後の即時奪回が今後のバルサの戦い方の方向性を決めるポイントになると予想しています。
※プレシーズン中に私が考察したバルセロナの内容に興味がある方はこちらをご覧ください
ビジャレアル予想スタメン!?
1勝1分で3戦目をカンプノウでのバルセロナと対峙するビジャレアルは新監督のウナイ・エメリがどのようなプランで選手を起用するか楽しみです。
私の記憶が正しければエメリ監督はバルセロナ相手に勝利したことが無いと思います。
セビージャ時代にはチーム力は高いのにバルサをリスペクトし過ぎて奇策に走り、采配が裏目に出て敗戦するイメージが強いです。
監督の思想や性格は簡単に変わるものではないので今回も奇策を打ち出すと予想します。
GK:Sアセンホ
右サイドDF:Mガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:Pトレス
左サイドDF:ペトラサ
セントラルMF:コクラン
セントラルMF:パレホ
右サイドMF:Gモレノ
左サイドMF:Mゴメス
トップ下:久保建英
FW:バッカ
今シーズンは5人の交代が認められているためスタメンから思い切った選手起用が考えられます。
久保建英選手は昨シーズンのバルサ戦を見る限り相性は良いと思います。奪ったボールをタイミング良くパスを受けて起点になる事とファールを誘って全体を押し上げる事を期待して起用されるのではないかと希望を抱いています。
フィジカル能力に長けたバッカを中央で奥行を創り、Gアルバが上がった右サイドをエースのGモレノが攻略するのが最大の狙いです。
正直、バルサの攻撃陣をビジャレアルが完封することは想像できません。カウンターから先制点を狙いたいですが、リードされてた状況や同点の状況でもMFチュクウェゼ、FWパコ・アルカセルを投入して流れを変えるカードとして計算しているでしょう。
リスクを覚悟で攻撃に出る場合は左サイドDFにエストゥピニャン、MFイボーラを投入して変化を加えてくる可能性もあります。
久保建英選手は先発なら途中交代、ベンチスタートであれば途中出場という形でゲームには出場する可能性は高いと推測しました。
※プレシーズンからのビジャレアルと久保建英選手を考察した内容に興味がある方はこちらをご覧ください
試合のポイント
バルサがダブルボランチで左サイドにコウチーニョを起用した場合はポゼッション重視のプランが考えられます。
両サイドにアンス・ファティ、デンベレを起用した場合はカウンターでの攻撃を志向している可能性が高いです。
Jアルバが攻撃参加した左のスペースを埋めるためにDFがスライドして右サイドDFのSロベルトがDFラインに残る場合はビジャレアルの左サイドにスペースができるので久保建英選手は巧くスペースを活用して攻撃を仕掛けて欲しいと思います。
ビジャレアルは戦力的に守備時にはコンパクトなブロックを構築して中盤やや後方で待ち構えることが予想されます。
4-5-1で陣形を組んでソリッドに対応できれば大量失点は免れると思います。
奪ったボールを素早く両サイドのスペースに運ぶことができれば得点のチャンスは増えると思われます。
終盤の勝負所で交代選手が流れを引き寄せるようなプレーを仕掛ける事ができれば微かな勝機が見えてくるでしょう。
両監督の志向や采配、選手の配置による戦術面での狙いなどを考察しながら注目の試合を楽しみましょう!!
久保建英ビジャレアルVS乾貴志、武藤嘉紀エイバル ラ・リーガ第2節日本人対決を考察!!
日本人4選手の活躍が期待される今季2020-21シーズンのラ・リーガで第1節の岡崎慎二選手(ウエスカ)との対戦に続いて2週連続で日本人対決が実現しそうな久保建英選手/ビジャレアルVS乾貴士選手、武藤嘉紀選手/エイバルの試合が日本時間で本日9月19日23時にキックオフされます。
注目の一戦を試合前に想像と予測を交えて考察してみます。
久保建英ビジャレアルVS乾貴士、武藤嘉紀エイバル ラ・リーガ第2節日本人対決を考察!?
ラ・リーガ開幕戦ビジャレアル対ウエスカでMF久保建英選手とFW岡崎慎二選手の日本人対決が実現しました。
岡崎選手はスタメンでフル出場、久保選手は後半途中からの出場で1-1の引き分けに終わった試合では両選手ともに持ち味をある程度発揮して、特に岡崎選手は現地でもチームのキープレイヤーとしてまずますの評価を得たようです。
途中出場の久保選手の現地の評価は厳し目でしたが、期待の裏返しで筆者は19歳にしてリーガ2年目の挑戦、移籍直後のシーズン開幕戦を考慮すると、今後の活躍が期待できる内容だったと思いました。
少ない時間でもボールに絡み、あわやゴールに繋がるようなプレーも見せて、怯むどころか果敢にチャレンジしていて次につながる内容だったと感じました。
トップスピード時のバランス(体幹)が改善されれば得意のドルブルから決定的な仕事を予感させるプレーが増えてくると予想しています。
ビジャレアルのホームで対戦する昨季14位のエイバルは9月16日にレンタルでニューカッスル(プレミアリーグ)から加入したFW武藤嘉紀選手が合流してMF乾貴士選手と2人の日本人選手が所属するスペイン初のクラブになりました。
開幕戦のセルタとの試合は0-0で引き分け、乾選手は左サイドMFでスタメン出場しましたが、チームとしても良い仕上がりではないようで相手に押し込まれる展開が多く見受けられました。
当時、横浜Fマリノスからレンタル移籍でバジャドリードでリーガ日本人初出場を果たした城彰二選手から13人目となる武藤選手の出場が期待される試合を予想してみましょう。
エイバル、スタメン予想
GK:ドミトロビッチ
右サイドDF:コレア
センターDF:アルバレス
センターDF:オリヴェイラ
左サイドDF:ビガス
右サイドMF:ペドロ・レオン
セントラルMF:カジョル
左サイドMF:乾貴士
FW:キケ・ガルシア
FW:セルジ・エンリク
2015年から指揮をとるメンディリバル監督は4-4-2システムで前線から追い込んでプレスをかける戦術を採用すると思われます。
相手GKまで追いかける程の積極性は出さずに、プレスを打開された場合は自陣に引いてブロック守備で対応して、両サイドMFのキープ力を起点にカウンター的な早い攻撃を仕掛けると予想します。
前日会見でメンディリバル監督の日本人選手へのコメントを紹介します。
「久保と乾の違いはピッチ上での生意気さだ。ボールを持つと、フィールドを支配する。それは私が乾に求めていることだ。久保はボールを受けると、まず1対1を仕掛け、ゴールを目指す。体格も技術も似ているけどね」
乾選手に対しては「練習で私が説明したことをよりよくやってくれる」「とてもいいプレーをするときもあれば、必死になるときもある。複雑なことができて、簡単なことで失敗したり、ボールを奪われてしまうときがある。それがタカなんだ」
両選手の技術を評価していて、久保選手はメンタリティーと安定感が優れている、逆に言えば乾選手に求めている部分でもあることが予測できるコメントです。
合流したばかりの武藤選手は試合の勝敗に関係なく終盤に投入されることが予想されます。
ビジャレアルの戦術、スタメン予想!?
前節はVER判定の結果、きわどいシーンで得たPKで同点に追いついたビジャレアルのウナイ・エメリ監督の選手起用に注目が集まりますが、今節も同じような選手起用を予想します。右サイドDFペーニャの負傷で交代出場したマリオ・ガスパールがスタメン起用されてバランスが取れる分、左サイドをより攻撃的にサイドMFに久保建英選手の抜擢が予想できます。
GK:アセンホ
右サイドDF:ガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:パウ・トーレス
左サイドDF:ペトラサ
右サイドMF:チュクウェゼ
セントラルMF:パレホ
セントラルMF:イボーラ
左サイドMF:久保建英
トップ下:ジェラール・モレノ
FW:パコ・アルカセル
※予想が外れた開幕戦の筆者スタメン予想に興味がある方はこちらをご覧ください。
個人的にはアルカセルをベンチに置いてモレノと久保選手を中央で使う方が効果的だと思いますが、エメリ監督の性格上、現時点では実績のある選手をスタメンで起用するメリットを重視すると予想しました。
初戦に先発したMFコクランに代わりMFイボーラを先発出場させてマネージメント面でも配慮するのも監督の特徴を考えて可能性が高いとの判断です。
元来から思考するGKから丁寧にビルドアップして複数選手の連動から攻撃を仕掛けるスタイルを構築する為の通過点として理想を求める戦術を展開すると思われます。
注目ポイント
過去の両チームの対戦成績はビジャレアル5勝、エイバル4勝、3引き分けとほぼ互角の結果です。
人口が少ない都市の両クラブ(ビジャレアル約5万人、エイバル約3万人)は1部リーグで戦い続ける事だけで賞賛に値しますが、ビジャレアルはヨーロッパのCLでも最高はベスト4で今シーズンもEL出場資格を有しています。
ちなみにエイバルがビジャレアルのホームスタジアム“エスタディオ・デ・ラ・セラミカ”で最後に勝利を収めたのは2016-17シーズンまで遡らなければなりません。
・久保建英選手のスタメン起用
・エイバルのプレス戦術(どこまでプレッシングに行くか)
・ビジャレアルのビルドアップ(エイバルのファーストディフェンスをいかにして打開するか)
・ビジャレアルのプランB(有効な戦術変更が可能か)
・武藤嘉紀選手の起用
久保、乾、両選手にとって対戦相手との相性は良いと思われます。
マジョルカで昨季エイバルと対戦した久保選手はゴールを決めてチームのアウェー初勝利に貢献しました。
乾選手は過去にビジャレアルとは9回対戦していて5勝1分3敗の結果を残しています。
‘17と‘19シーズンには“ラ・セラミカ”でゴールを決めていて今回も期待されるでしょう。
武藤選手は実質、戦力外と判断された所属元に実力を再確認させるために新天地エイバルでブンデスリーガ時代の輝きを取り戻すことができるのか?
ちなみにラ・リーガ初出場が期待される武藤選手ですが、この試合をジャッチする主審のホルヘ・フィゲロア・バスケス氏(40歳)も1部デビュー戦となり試合の流れに関与する可能性もあるかもしれません。
我々日本人には見どころ満載のビジャレアルVSエイバルの1戦は日本時間9月19日(土)本日23:00キックオフです。