2020-21ラ・リガ バルセロナvsビジャレアル久保建英 スタメン予想!?
ラ・リーガ第3節にしてバルセロナのシーズン開幕戦となる久保建英選手の出場が期待されるビジャレアル戦、日本時間9月28日(月)早朝4:00キックオフのスタメン予想と戦術的な推測をしてみました!!
バルセロナのスタメン予想!?
プレシーズンマッチを格下相手ながら3戦全勝で開幕戦に臨むクーマン新監督が指揮する2020-21シーズンを占う開幕戦はチームとしての完成度は未だ低いと思われますが、現時点でのベストメンバーをスタメン起用すると予想しています。
GK:ネト
右サイドDF:Sロベルト
センターDF:ピケ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:Jアルバ
ボランチ:ブツケス
右サイドMF:トリンコン
トップ下:メッシ
左サイドMF:コウチーニョ
FW:グリーズマン
GKは膝を手術したテア・シュテーゲンに代わりネトが先発で出場するでしょう。
DFラインはプレシーズンから継続して4選手が起用されると思われます。逆にバックアップの選手層が薄くセンターDFと左サイドDFは補強が必要な陣形です。
バルサ伝統の逆三角形でアンカーを置き2人のインサイドMFで構成する中盤には変化を加えて2ボランチでの布陣が予想されます。
ユベントスから加入したピアニッチも交代で出場する可能性が高いと予想しています。
両サイドMFはインサイドで組立にも加われる選手の起用が考えられます。
右にはペドリ、攻撃的に試合を動かしたい場合には左にアンス・ファティの起用の選択肢として十分に考えられます。
広いスペースで能力を発揮するデンベレは守備面での連携を踏まえて開幕戦でのスタメン起用の可能性は低いのではないかと予想しています。
1トップのグリーズマンはゼロトップのように中央に張るのではなくサイドに流れる動きと中盤に下がって数的優位を確保する役割が期待されますが、ファーストDFとしてプレッシングでのタスクを与えられてチームの前進守備のキーマンとなりそうです。
メッシはフリーマンとして自由なポジショニングで組立からフィニッシュまでを託されて周囲の選手はメッシのポジションを補う能力が求められると思います。
大胆な戦術は採らないと思いますが、ゲームをコントロールして相手守備陣の隙間を縫ってチャンスを創出して、ボールロスト後の即時奪回が今後のバルサの戦い方の方向性を決めるポイントになると予想しています。
※プレシーズン中に私が考察したバルセロナの内容に興味がある方はこちらをご覧ください
ビジャレアル予想スタメン!?
1勝1分で3戦目をカンプノウでのバルセロナと対峙するビジャレアルは新監督のウナイ・エメリがどのようなプランで選手を起用するか楽しみです。
私の記憶が正しければエメリ監督はバルセロナ相手に勝利したことが無いと思います。
セビージャ時代にはチーム力は高いのにバルサをリスペクトし過ぎて奇策に走り、采配が裏目に出て敗戦するイメージが強いです。
監督の思想や性格は簡単に変わるものではないので今回も奇策を打ち出すと予想します。
GK:Sアセンホ
右サイドDF:Mガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:Pトレス
左サイドDF:ペトラサ
セントラルMF:コクラン
セントラルMF:パレホ
右サイドMF:Gモレノ
左サイドMF:Mゴメス
トップ下:久保建英
FW:バッカ
今シーズンは5人の交代が認められているためスタメンから思い切った選手起用が考えられます。
久保建英選手は昨シーズンのバルサ戦を見る限り相性は良いと思います。奪ったボールをタイミング良くパスを受けて起点になる事とファールを誘って全体を押し上げる事を期待して起用されるのではないかと希望を抱いています。
フィジカル能力に長けたバッカを中央で奥行を創り、Gアルバが上がった右サイドをエースのGモレノが攻略するのが最大の狙いです。
正直、バルサの攻撃陣をビジャレアルが完封することは想像できません。カウンターから先制点を狙いたいですが、リードされてた状況や同点の状況でもMFチュクウェゼ、FWパコ・アルカセルを投入して流れを変えるカードとして計算しているでしょう。
リスクを覚悟で攻撃に出る場合は左サイドDFにエストゥピニャン、MFイボーラを投入して変化を加えてくる可能性もあります。
久保建英選手は先発なら途中交代、ベンチスタートであれば途中出場という形でゲームには出場する可能性は高いと推測しました。
※プレシーズンからのビジャレアルと久保建英選手を考察した内容に興味がある方はこちらをご覧ください
試合のポイント
バルサがダブルボランチで左サイドにコウチーニョを起用した場合はポゼッション重視のプランが考えられます。
両サイドにアンス・ファティ、デンベレを起用した場合はカウンターでの攻撃を志向している可能性が高いです。
Jアルバが攻撃参加した左のスペースを埋めるためにDFがスライドして右サイドDFのSロベルトがDFラインに残る場合はビジャレアルの左サイドにスペースができるので久保建英選手は巧くスペースを活用して攻撃を仕掛けて欲しいと思います。
ビジャレアルは戦力的に守備時にはコンパクトなブロックを構築して中盤やや後方で待ち構えることが予想されます。
4-5-1で陣形を組んでソリッドに対応できれば大量失点は免れると思います。
奪ったボールを素早く両サイドのスペースに運ぶことができれば得点のチャンスは増えると思われます。
終盤の勝負所で交代選手が流れを引き寄せるようなプレーを仕掛ける事ができれば微かな勝機が見えてくるでしょう。
両監督の志向や采配、選手の配置による戦術面での狙いなどを考察しながら注目の試合を楽しみましょう!!