サッカーライフin Mzk74’s diary

サッカーと共に生きる

絶対に負けられない練習試合?!

 今年は新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が遅れたことに加え、いつ中断、中止を迫られるか予測できない状況下でシニアリーグは昇格、降格無しで試合数もかなり少なくなった交流戦が開催されることになりました。

 第1、第2戦はすでに終了していましが、今年は毎シーズン凌ぎを削ってきたライバルチームとの対戦は組まれませんでした。

 

 私が所属するチームはO-40リーグO-40選手権と二つのコンペティションに参戦したいますが、近年はリーグ戦はライバルチームが、選手権を我々のチームが優勝する結果が続いていると認識しています。

 毎回の対戦では、私がシニアチームに入った頃は勝てていなかった気がしますが、ここ数年の直接対決では負けていないはずです。

 我々のチームは私より2歳上の世代が立ち上げたチームで県内ではレジェンド的な選手が集まったオールスターの様なチームです。

 入ったばかりの私は若者あつかいでしたが、最近は私よりも下の世代が入ってきて中堅どころかベテラン?扱いになっているのは否めません。

 片やライバルチームは私と同じ歳が最年長位で2~4歳ほど下の世代が中心で、こちらも県内では名の通った選手が集まったチームですが采配を執るのはライセンス有した指導者と兼任の選手が在籍していて、戦術面などもしっかり意思統一して試合に臨んでいるようです。

(私のチームにもサッカー協会の役員を務める監督が毎回、采配をしていますが、高校時代はテニス部で社会人になってもほとんどプレーはしていないマネージャー的な要素が強いような気がします)

 

 今回のライバルチームとの練習試合も監督が協会役員なこともあり、グランドを確保して相手チームに話を持ちかけてくれたようです。

 公式戦さながら、昨年の選手権決勝で笛を吹いた審判にも依頼して3人ともおそらく2級以上の方たちがジャッジしてくれる手配もされていました。

 ウイークデイとの理由?からか私のチームの集まりが悪く、キックオフ時点で監督も含めて12人です。

 ライバルチームは2チーム編成できるほどの人数が集まっています。

予定より5分遅れてのキックオフ!!

 

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試合前に全員で集まって戦術的なミーティングはなく、個別でポジションを言い渡されるのが恒例のチームは今日も常例にのっとって監督から4-3-3の左FWと伝えられました。

FW、しかも逆足ウイング的な出場は初?(左サイドMF、左サイドDFはあったと記憶しています)ワクワクしながらゲームがスタートしました。

 

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ライバルチームは4-1-4-1的な布陣だったと思います。

試合はいつものようにライバルチームがボールを回し私のチームはハーフェイラインの手前ほどからディフェンスする展開になりました。

FWで出場している私は相手のDFラインでのビルドアップに甘いプレーを見つけたらプレッシャーをかけて前でボールを奪いたいのですが、戦術的な統一が無く、過去の遺産でプレーする我々チームは相手をコントロールできません。

自陣深い位置でボールを奪っても味方のサポートは無くてロングボールでクリアーするしか手段がない状況、左の出来るだけ高い位置でポジションを考えて動きますが、ボールは回ってきません。

 

しかたなく、低い位置に降りて受けてもサポートは遅く個人で打開しないとパスも出せない状況です。

私のチームは味方が前向きでボールを持ていてもパスコースを確保するプレーヤが少なく、選択肢はほとんどないのが現状でプランBは実質、自分を追い込む容になりがちです。

ボール保持率2:8くらいの割合私自身がボールでプレーしたのは10回ほどで前半が終了したした。(念のためにお伝えしておきますが25分ハーフの試合です)

 

ハーフタイム、私も含めて各々が言いたいことを言いたい人に伝えますが、チームとしての総括や方向性の全体の話はいつものように無く(念のためにお伝えしておきますがこのスタイルが我々チームのキャラクターが楽しくサッカーをする一つの手段なのです)後半が始まります。

 

後半もポジション変更はなく、私は前半と同じ3トップの左サイドです。

前半のうちから相手は選手交代を頻繁に行い、疲労を防ぐとともに全員に出場時間を確保していたのだと思います。

相手チームの大半は昔のチームメイトや選抜チームでプレーしたことがある旧知の選手が多く、お互いの特徴は分かり切っています。

私とマッチアップする相手右サイドDFも一緒にプレーした経験がある選手が交代で入れ替わり、立ち代り入ってきます。

もちろん、攻撃に専念したい私は危険な時以外はマークを味方サイドDFに受け渡して、なるべく高い位置をとり、状況によっては中盤に絞るようにポジションを取っていました。

後半の10分も経過しないうちに、ペナルティエリア内に相手FWの侵入をゆるし、2人のセンターDFが対応を迫られて、こぼれたボールを逆サイドにゴロで蹴り込まれて失点してしまいます。

 

その後の展開も相手のボール保持が高いのですが、我々も反撃できるようになり、互角の状況に持ち込むことができていたと思います。

何度か浅い相手のDFラインの裏にギリギリのボールが出るようになり、オフサイドとなる場面が増えてきました。

そのうちの一つがオフサイドをかいくぐり裏に抜け出したボール(浮き球)に飛び出した相手GK(相手陣地の中央付近)の鼻っ先でヘディングした味方選手のボールがそのままゴールに流れ込んで同点ゴール!!

 

試合も終盤に近づいて体力できにきつくなった私チームが攻撃しているのに、なかなか相手ゴール近いエリアではプレーできません。

相手も疲れてきているのでしょう、少しづつボールが繋がるようになり、足元で受けるようにして相手を引き付けてから展開しようと私は考えていました。

試合終盤私も含めた数人のパス交換に相手は対応しきれずに右サイドで数的優位を創ります。

味方FWは逆サイドにグラウンダーのシュートを打ちますが、懸命に戻った相手サイドDFが必至に掻きだします。が、戻ってきたセンターDFが予想外のボールに対応できずにオウンゴール!!

すぐさま試合終了のホイッスルが鳴り、絶対に負けられない練習試合の勝利で収めることに成功しました!

今後も、ライバルチームとの対戦を楽しみにしています!!