シニア交流戦第2戦目
昨日はコロナ禍でリーグ戦から変更された交流戦の今シーズン第2戦に参加しました。
コロナのせいで週末の楽しみも制限されている影響か、2チーム分の編成ができるほどの高い出席率でした。
今年は1部、2部関係なく、昇格、降格が無い交流戦なので勝敗よりも自分たちのやりたいサッカーをする良い機会で普段は4-2-3-1が定番のフォーメーションも今日は4-3-3で攻撃を中心に考えて布陣で戦いたいねと限りなく監督に立場が近い選手と試合前に話をしていました。
いつものフォーメーション4-2-3-1
しかし、参加人数が多いからか、私もとうとう年寄扱いになったのか、はたまた実力で判断せれたのかスターティングメンバーを言い渡す監督は私に向かって「前半休憩!」と軽く言い放ちました。
残念。4-3-3のインサイドハーフ(いつもは2ボランチの1人での出場がほとんど)どころかベンチスタートとは・・・
とは言え、試合前に話していた先輩選手もベンチスタートで後半から4-3-3でメンバーを組み直す作戦とのこと。
前半開始から相手に押し込まれて、ベンチで見ていてもテンションがぜんぜん上がらない展開で試合はスタートしました。
中盤で組立られず、前線はスペースを創る動きができずに自陣内でのプレーが多く押し込まれた状態が続きます。
相手のコーナーキックをクリアしたボールを拾われ、人数が多いゴール前えにロビングが放り込まれました。
相手2人に対してGKが競り合いパンチングを試みますが、パンチは弱くボールは未だエリアの中に。
混戦の中、相手のシュートはDFに何回か当たりますが、最終的には防げずにゴールを決められてしまいます。
失点後も流れは変わらず、立て続けに攻撃を受け、エリア内のこぼれ球をクリアーしようと低いバウンドボールに頭で行って相手と交錯した両者が倒れ込むと、なんとPKの判定です。
このままズルズルと楽しくない試合をしなければいけないのかと覚悟を決めましたが、相手キックを見事、ドンピシャのタイミングで味方GKがPKセーブ、ベンチにいる私もこれで少づつテンションが上がってきました。
さすがにやばいと思ったのか監督は次々と選手を交代させて若い選手を投入していきます。(と言ってもオーバー40なので若くはありませんが、やはり私はもう若くは見られていないようです)
交代の成果が反映されて相手陣内でのプレーが多くなり同点ゴールが決まりました。
ちなみに私は名前を呼ばれずに出番がこないのでテンションを上げる為にピッチサイドでウォームアップを行っていてゴールシーンを見逃しました。
同点のまま前半を終了。後半からは予定通り、4-3-3のインサイドハーフで出場しました。
後半からのフォーメーション4-3-3
途中から入るとゲームの流れに乗るのが難しいのですが、後半スタートからなのと、出場したくてウズウズしていたのでハイテンションでゲームに臨みました。
いつもより、高い位置でのプレーでワクワクしていましたが、なかなかボールには触れず、やっときたボールは相手との間に出たルーズな浮き球でした。
浮いている間に、相手と駆け引きしてショートバウンドでボールをコントロールしましたが、相手に寄せられてファールで倒されてしまいました。
その後は比較的、ルーズボールなどを拾ったりしてドリブルでバイテルエリアに侵入し股抜きでスルーパスを狙うも通らずにこぼれたボールを味方に繋ぐなど、普段はあまりできない高い位置でのプレーを楽しみました。
ゴールキックや自陣でのフリーキックになると、なんのためらいもなくロングボールを蹴るチームで競り合いが苦手な私はボールの落下地点に居てもあまり意味がないのでサイド気味にポジショニングをとりますが、なかなかボールは回ってきません。
本当は私はすべてのボールを繋いで攻めたいのです!!
ならばと、相手のパスをインターセプトしてカウンターを仕掛けますが、味方ホワードと私のビジョンがかみ合わずに絶好機を逃してしまいます。
4-3-3でポゼッションしてサイドから崩す戦前の意図はほとんど発揮されずに、前からのプレッシングも相変わらず機能しなく相手に攻め込まれる場面も増えてきました。
ベンチからの指示もあり、いつもの中央のポジションへ変更して味方のビルドアップに貢献すようとしましたが、パスを受けてゲームを組み立てると言うよりは、ルーズボールを拾い繋ぐと感じの展開のなか、味方ボランチ選手がカウンターで持ち込み相手を引き付けて左へパス。
パスを受けた味方MFがエリア左から特の左足(右足の場合はやばい)で逆サイドネットに目の覚めるようなきれいなシュートを突き刺して逆転に成功しました。
ボランチに下がった私は自らは攻撃になかなか参加する事ができない、いつもの光景が戻ってきた感じです。
その後は膠着状態が進みましたが、私自身の判断ミスから相手に絡まれて倒れ込んだ状態で立ち上がろうにも相手に上から乗られて立てない状態(ボールは四つん這いになった私のお腹の下にありました)で、私のファールを取られ、文句を言っているのではなく上から乗られて立てなかったと状況を説明している私に審判はイエローカードを出しました。(何に対してのカードなのかは理解できたいません)
試合終盤、味方がエリア近くで獲得したフリーキック。
蹴りたい人がたくさんいます。
もちろん、私もその中の一人で、キーパーの立ち位置で右だったら先輩、左だったら私と蹴る体制をとりながら会話をしていました。
一人の味方がフェイントで蹴るふりをして走り抜けます。
「真ん中だったら?」とキーパーの立ち位置を確認した先輩。
「真ん中だったら俺だなっ」とつぶやき、私は右上のコースを狙って擦りあげるようにキックしました。
ボールは見事に相手キーパーの頭上を抜けてゴールに吸い込まれたのと同時にタイムアップのホイッスル。
ゴールの半分も狙ったコースからズレれど真ん中に決まった私は嬉しいやら、恥ずかしいやらで困りましたが、ゴールよりも次も蹴らしてもらえるのかが気になる私をチームメイトは祝福してくれました。
リーグ戦でのゴールは○年ぶりかもしれません。
この試合に出場した選手はもとより、試合の雰囲気は最後まで読んで下さった方に伝わったのかが不安な記事となりました。
又の機会に自身の出場した試合記事を再度、チャレンジしたいと思います!