【FCバルセロナ】スタメン予想!?vsエイバル(乾貴士・武藤嘉紀)ラ・リーガ20-21第16節
開幕当初に比べると調子が上向いてきたバルセロナと乾貴士、武藤嘉紀の2選手が所属して知将メンディリバル監督率いるエイバルが対戦する日本時間12月30日(水)早朝3:15キックオフ予定の試合のスターティングメンバーを予想してみます。
エイバル予想スタメン!?
GK:ドミトロビッチ
右サイドDF:ポソ
センターDF:ブルゴス
センターDF:ビガス
左サイドDF:K・ロドリゲス
右サイドMF:ペドロ・レオン
セントラルMF:ディオプ
左サイドMF:B・ヒル
FW:乾貴士
FW:キケ・ガルシア
バルサ相手にメンディリバル監督は組織的な守備戦術を整備してサイド攻撃から活路を見出す戦い方を採用すると予想します。
怪我の状況は把握できていませんが、本来であれば武藤選手が前線で起用されて、左サイドに乾選手、若くて将来性抜群のレフティ、B・ヒルを途中交代で終盤に勝機を掛けて投入するのがベターな采配だと思いますが、前節欠場の武藤選手の代わりに乾選手を前線で起用して、守備時には前線ではファーストディフェンダーとして相手のプレーを限定させ、引いた陣形では中央のスペースを埋め、攻撃では裏への飛び出しと、技術を活かしたチャンスメークを期待されてのFW起用と予想しました。
状況によっては武藤選手が途中出場でFWに入り、乾選手がサイドにポジションを移す可能性が考えられるでしょう。
メンディリバル監督は組織的にデザインした守備陣形でバルセロナのビルドアップを阻害しようと前線からボールの出所にプレッシャーをかけてパス方向をコントロールする戦術でゲームを運ぶプランだと思います。
バルセロナ予想スタメン!?
GK:テアシュテーゲン
DF:ミンゲサ
DF:デ・ヨング
DF:ラングレ
右サイドMF:デスト
MF:ピアニッチ
MF:コウチーニョ
左サイドMF:ペドリ
右FW:トリンコン
センターFW:グリーズマン
左サイドFW:ブライスバイデ
本来であれば調子が上がってきた攻撃陣にワンランク上の連動を確立すべくメッシを軸にグリーズマン、コウチーニョと安定したパフォーマンスでレギュラーとなっているペドリを戦術的な組み合わせで最良の形を見出したい状況でしたが、足首のケガのよりメッシの離脱が発表されています。
前節のバリャドリード戦ではトップにブライスバイデを起用してシャドーにメッシ、ペドリを起用してペースを握りました。
DFラインもアラウホをセンターに3DFを採用して対戦相手のシステムに合わせて戦術を変化させるオプションへのチャレンジも結果的には成功した試合でした。
しかし、本来バルサが採用する3DFは両サイドにDFを配置する意図ではありません。
今回はDFにデ・ヨング、メッシ欠場の兼ね合いも考えてジョルジ・アルバに休息を与えて、バランス感覚と技術、戦術的なインテリジェンスが高いペドリを左サイドに配置して、3DFの攻撃での優位性を発揮させたい狙いです。
試合のみどころ!?
エイバルは1or2トップでスタメンを組むと予想されるのに対してバルセロナのDFラインの陣形が3DFか4DFを採用するのかで、クーマン監督の心境が分かりそうです。
4DFを採用であれば、より攻撃的な戦いを求めているのに対して3DFで両サイドにDFを起用した場合は守備の不安が大きく、まずは安定したDF陣の選手起用と布陣、組み合わせを構築したいと予測できます。
エイバルのメンディリバル監督は整備したプレシングを仕掛けると思います。
バルセロナがビルドアップに工夫を入れてストレス無くボールを前進させられるか、エイバルのプレッシングに手詰まりになり、アバウトな繋ぎになってしまうかは試合の展開に大きく関係する要素です。
個々の選手の優位性でバルセロナがボールを支配する時間が長くなる事が予想されますが、エイバルは勝利のための攻撃的戦術も用意しているでしょう。
ボール奪取から両サイドの高い位置に早くボールを供給して、カウンターからの局面打開で決定機を狙うと予想します。
FWの決定力にもかかっていますが、乾貴士、ペドロ・レオン、ブライアン・ヒルと個のタレントで局面を打開する事が期待されます。
バルセロナはメッシの欠場を良い意味でのチャンスととらえて出場機会を得た選手の奮起に期待したいところです。
徐々にフィットしてきたグリーズマンとコウチーニョ、トリンコンには本来持っているポテンシャルを発揮するきっかけになる事をチームが願っているのではないでしょうか?
新たなサイクルが始まったバルセロナと乾、武藤の日本人2選手が所属するエイバルが対戦するラ・リーガの試合を今年最後の楽しみとして、ゲーム展開を予想しながら楽しんで観るのはいかがでしょうか?