【久保建英】U-24日本代表の戦術を考察!?スタメン予想!?
※東京オリンピック2020大会展望記事に興味がある方はこちらをごらんください
東京オリンピックに向けたU-24日本代表の強化試合vsアルゼンチン戦のエントリー選手が発表されました。
3月26日(金)東京スタジアム、3月29日(月)北九州スタジアムで開催される東京オリンピックへ向けたU-24日本代表のスターティングメンバーを含めた戦術を考察してみたいと思います。
U-24日本代表 予想スタメン!?
GK:大迫敬介(サンフレッチェ広島)
右サイドDF:菅原由勢(AZ/オランダ)
センターDF:渡辺剛(FC東京)
センターDF:原輝綺(清水エスパルス)
左サイドDF:中山雄太(ズヴォレ)
右サイドMF:堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)
トップ下:久保建英(ヘタフェ/スペイン)
左サイドMF:三笘薫(川崎フロンターレ)
FW:田川亨介(FC東京)
3-4-3システムを採用する可能性も考えられますが、今回の強化試合に招集されたメンバーから攻撃での特徴とバランスを考慮して4-2-3-1でスタートすると推測しました。
Jリーグで主役級の活躍を披露している三苫選手は新戦力として融合を試みたい選手の1番手だと思います。
FWは1トップでの役割を考慮すると田川選手の方が適任だと考えます。食野選手はドリブルでの仕掛けからフィニッシュに特徴を持っているので2トップもしくは左サイドでの起用が考えられるでしょう。
サイドからの攻撃では右サイドの菅原選手が積極的な攻撃参加を期待したい選手で、左サイドは組立の部分で能力を発揮できる選手の起用を考えて中山選手と予想しました。
ディフェンスラインは本番では冨安健洋選手(ボローニャ/イタリア)を中心に組まれるのは確実でしょう。
4DF、3DFどちらにも対応可能で、さらにサイドでも中盤でもプレーできる選手が選ばれるポジションだと思います。
中山選手、板倉選手、田中駿汰選手(北海道コンサドーレ札幌)が該当すると思いますが、センターDFとして相手FWを抑える部分では渡辺選手、ビルドアップ能力では瀬古歩夢選手(セレッソ大阪)、高校生ながら好調を維持するサガン鳥栖でのパフォーマンスが高く評価されている中野伸哉選手も気になる存在です。
日本代表のストロングポイントは中盤!?
ボランチにはセンターDFとしても遜色ない板倉選手、ゲームを組み立てる役割を担う田中選手の起用が全体のバランスを考えると最適なコンビだと思います。
そして日本代表の最大の魅力は2列目のタレントと選手層だと思います。久保選手と堂安選手が主軸を担うと思われますが二人の特徴を考慮すると中央に久保選手、右サイドに堂安選手がスタート時の配置になると分析しました。
同じポジションでは三好康児選手(アントワープ/ベルギー)も似た特徴を持ちゴールに直結するプレーを期待できる選手です。
左には三苫選手、食野選手が個人のポテンシャルで局面を打開するプレーが期待できるでしょう。
ショートパスを中心に中盤でリズムよくボールを繋いで独力でも変化をつけれる2列目の選手が連動してボックスへ侵入する形がU-24日本代表のストロングポイントだと考えます。
U-24アルゼンチン代表
注目はリサンドロ・マルティネス選手(DF/アヤックス-オランダ)身長175㎝とサイズではアドバンテージが無いなかでオランダの名門アヤックスでセンターDFを務め攻撃時の組立に貢献する事が特徴、ディフェンダーながら技術的な評価が高い選手です。
アルゼンチンは伝統的に激しい守備と攻撃では個の能力を最大限に活かすスタイルのサッカーで、今回のオリンピック代表もオーソドックスなアルゼンチン代表スタイルだと思います。
メッシやデ・マリア、アグエロのようなビックネームは存在していませんが攻撃陣はテクニックもあり、守備陣は激しさを伴った手強い相手だとは想像できるでしょう。
ボールポゼッションでは日本代表に分があると分析しますが、球際の攻防、ゲームの流れを読んだプレーで互角の展開が続くと予想します。
U-24日本代表は状況によっては3-4-3を採用してゲームに変化を加える事も考えられるでしょう。
サイドで特徴を発揮する相馬勇紀選手(名古屋グランパス)、所属の川崎フロンターレでは左サイドDFとしてもプレーする旗手怜央選手が起用される可能性が高まると思います。
1戦目と2戦目では違うシステム、メンバーで臨む事も十分考えられるので、今回選ばれた選手は出場チャンスを与えられると思います。
3人のオーバーエイジ枠も含めて本大会のエントリーは18選手と非常に狭き門となる東京オリンピックに出場するのはどの選手になるのか、チーム全体の仕上がり、選手個々のパフォーマンス、今回の招集を見送られた選手の能力を考察しながら、本大会での戦いをイメージしてアルゼンチンとの強化試合を分析してみてはいかがでしょうか?