【久保建英】ヘタフェ予想スタメン!?vsグラナダ ラ・リーガ20-21第38節(最終戦)
日本時間5月23日(日)深夜25:30キックオフ予定のラ・リーガ20-21シーズン最終節、東京オリンピック日本代表候補の久保建英選手が所属するヘタフェのスターティングメンバーを予想してみます!!
ヘタフェ予想スタメン!?
GK:ソリア
右サイドDF:ククレジャ
センターDF:ジェネ
センターDF:カバコ
左サイドDF:オリベイラ
右サイドMF:久保建英
セントラルMF:マクシモビッチ
セントラルMF:アランバリ
右サイドMF:クチョ・エルナンデス
FW:アレニャ
FW:ハイメ・マタ
ホセ・ボルダラス監督
前節のレバンテ戦を久保建英選手のゴールで勝利して1部リーグ残留を決めたヘタフェですが、今シーズンは非常に苦しい戦いを強いられてきました。
2部リーグから昇格して対戦相手の選手の質、チームの戦術レベルが高くなった中でフジカルインテンシティで相手のプレーを妨害する戦術で好成績を収めてきましたが、1部リーグでの戦いに慣れてきたチームは挑戦的なメンタルでのインテンシティを維持する事が困難になり、ゲームをコントロールする術を持たないチームは攻撃的な戦術も構築できずに強度の得点力不足に陥りました。
勝利という結果が伴わなければ魅力的とは言えないサッカーを支持するサポーターはほとんど存在しないでしょう。
チームの停滞感を払拭するためにシーズン途中の冬の移籍期間にバルセロナからMFアレニャ、バルサのカンテラ出身でレアル・マドリードと契約して昨シーズンはマジョルカで活躍し、今シーズンからビジャレアルにレンタルされていたMF久保建英選手を獲得してボール保持時のゲームコントロールに活路を見出す方向へ向かうと思われました。
アレニャは加入直後からスタメンで起用され、久保選手は途中交代ながら得点に絡むプレーを魅せてチームは良い方向に変化する可能性を感じさせます。
加入2戦目には2選手をスタメンに抜擢して強豪相手に戦いを挑みますが、技術面で優れた能力を持つ一方でディフェンス面での貢献度が落ちる両選手を同時起用したヘタフェは大量失点で連敗する事になり、あっさりと元の守備的なスタイルへの回帰を選択しました。
負けない事を前提にした戦い方を選んだボルダラス監督はより攻撃的な選手の起用に消極的になり淡白なゲームを繰り返しました。
リスクを冒しても得点が欲しい場面でしか出場機会が与えられない久保建英選手は次第に存在感を失っていきますが、前節のレバンテ戦で途中出場から結果を残すことに成功します。
相手GKのミスキックを拾った久保選手は対峙する相手にドリブルで仕掛けてシュートエリアまで持ち込むとDFを外して得意の左足でニアサイドの上方に見事なシュートを決めてチームの1部残留を決める活躍をしました。
苦しみながらも1部残留したボルダラス監督が来季もチームを率いるには残された最終戦で来季に希望を繋げる内容のサッカーを魅せて勝利を収める事が求められます。
試合のみどころ!?
まずはボルダラス監督が選ぶスターティングメンバーからチームの戦術を読み取る事ができそうです。
FWハイメ・マタ、クチョ・エルナンデス、MFアレニャ、久保建英選手がスタメンに抜擢された場合はボール保持から攻撃的にプレーする前提の戦略になるでしょう。
FWにウナル、A・ロドリゲスの2選手がスタメンの場合は後方から組み立てるのではなくロングボールを蹴り込んで競らせたこぼれ球を拾うフィジカル重視の戦術が採用されたと推測できます。
左サイドMFで出場が多いククレジャの起用方法にも注目したいです。攻撃の選択肢を増やす為には複数選手が攻撃に絡む必要があります。
技術的に能力が高い選手と後方から味方を追い越す動きで相手DFを混乱させる事が可能なククレジャを単独での局面打開にプラスして連動した崩しが得意な久保建英選手と同サイドで起用する事で起点を創れると考えられます。
前方の4選手にプラスしてMFアランバリの攻撃参加、ククレジャのサイド攻撃で選択肢を増やしてMFマクシモビッチが後方でバランスを取る戦略が現状のヘタフェで考えられる攻撃的な采配だと思います。
対戦相手が中位に位置するグラナダである事も攻撃的な采配の後押しになると予想されます。
チームを残留に導いたヒーローが2戦続けて主役と成れるか?ボルダラス監督の采配も含めて独自の視点からゲームを予想して最終戦を観戦してみてはいかがでしょうか?