久保建英 ビジャレアルvsバジャドリード戦スタメン予想!?
ELと国内リーグを3試合連続の先発出場で、ウナイ・エメリ監督の評価も急上昇した感がある久保建英選手の処遇が気になるラ・リーガ第8節、日本時間11月2日(火)早朝5:00キックオフされるビジャレアルの対バジャドリード戦のスタメンを予想してみたいと思います。
今シーズンの久保建英選手のレンタル先の候補にも挙がっていた対戦相手のバジャドリードは、サッカー界のレジェンドでもある元セレソンの元祖ロナウドがオーナーを務めていますが、現時点では最下位と苦しい状況に立たされています。
エース ジェラール・モレノ怪我から復帰!?
スペイン代表の活動中に負傷して、文字通りFIFAウイルスの影響を受けたジェラール・モレノの戦列復帰が予想されるバジャドリードとの一戦はELが開幕して、ラ・リーガと並行するシーズンでの序盤で、ローテーションを採用する可能性が高いウナイ・エメリ監督には2つのコンペティションで結果を残すために最良の選手の組み合わせを摸索中だと想像できます。
GK:アセンホ
右サイドDF:ガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:パウ・トレス
左サイドDF:ペトラサ
アンカー:イボーラ
右サイドMF:ウクチェゼ
インサイドMF:コクラン
インサイドMF:トリゲロス
左サイドMF:久保建英
FW:ジェラール・モレノ
シーズン終盤のベストメンバーと思われるDFトレス、MFパレホ、FWジェラール・モレノを軸に肉図けする選手とシステムによって改的策を摸索したいウナイ・エメリ監督の心境を鑑みて上記のメンバーを選出しました。
最下位に沈むバジャドリード相手に結果を残しながらチームの成熟度と選手間の補完性を試す2つの目的が考えられます。
ゲーム状況に応じた選手交代策!?
想定通りにゲームをコントロールできている、または2点差以上のアドバンテージで敗戦のリスクが下がった場合には思い切った選手交代が可能になります。
よっぽど調子が良い状態でなければ久保選手は最初の交代選手となる可能性が高いと思います。
悪い意味ではなく、戦力として計算できる選手のフィジカルコンディションを考慮した采配になるでしょう。
途中交代で最大の能力を発揮するパコ・アルカセルは得点が欲しい状況でも、エースのモレノに復帰早々に負担をかけないためにも交代で出場すると思われます。
コンディション的な采配ではウクチェゼに負担がある場合は久保選手が右サイドに配置される可能性も高いと予想しています。
左サイドMFで先発出場した場合は今後の試合でスタメン起用の可能性が大幅UP!?
ELのカラバフ戦では前半こそ調子が上がりませんでしたが、後半からはハーフスペースで味方からのパスを引き出して、サイドで受ける状態よりも選択肢が多い状況下でプレーできるようになり攻撃を活性化させていたと思います。
※左サイド起用の久保建英選手のプレーに言及した記事に興味がある方はこちらをご覧ください
右サイドでのプレーと違い、左サイドではタッチライン際のワイドなポジションでパスを受けた場合にタテに突破する以外は相手に脅威を与えるプレーを発揮できない状況が多く見られましたが、流れのなかで左のハーフスペースにタイミング良くポジショニングする事でパスを引き出して、前を向いて攻撃の切っ掛けを創出する役割を担っていました。
やっとパコ・アルカセルの能力を最大限に引き出す方法は途中交代による出場と気が付いたかと思われるウナイ・エメリ監督はFWのファーストチョイスに改的策を見出さなければいけない状況だと思います。
バランサーとしての評価も高い左サイドMFのモイ・ゴメスを上回る評価を得られば、トップ下、右サイドでは期待通りのプレーを魅せているので、2列目のマルチロールとして出場時間が増えるのは間違いないと思われます。
4-3-3でのインサイドMFでは可変システムでデイフェンス時に前方にプレッシングに行く以外の状況でもブロックを形成した場合の4-4-2での中盤の中央を任せられるインテリジェンスとインテンシティを身に付ければスタメン出場の条件を満たせると思います。
しかしながら、監督も我々サポーターも久保選手にはゴール前で違いを生み出し攻撃面で変化を創り出す能力に期待したいので、スタメン出場よりも、ゲームの決着を決める選手になって欲しいと願っています。
現時点でスペシャルな存在の久保建英選手への期待は一喜一憂するのではなく少しづつでもワールドクラスに成長する過程を共感することで日本サッカーの未来を応援するスタイルを推奨したいと思います。