サッカーの園
先日、変わった名前の番組を見つけて予約録画をしました。
番組名は「サッカーの園」~究極のワンプレー~。
番組を見てみると、元日本代表で’96アトランタオリンピック、あのブラシル代表を破ったマイアミの奇跡にもキャプテンとして出場していた前園真聖氏の冠番組でした。
MCはお笑いコンビ、アンタッチャブルの多彩な才能を持つ柴田英嗣氏でゲストは元日本代表10番 名波浩氏とサッカーライターの清水英斗氏が出演していました。
テーマは「ラストパス」
NHKのBSで放送している番組らしく(地上波でたまたま再放送されていたようです)予算は少ないけどマニアックな内容で、名波さんと柴田さんの前園さんイジリも面白かったです。
名波さんの紹介はイニエスタ選手(ヴィッセル神戸)、小野伸二選手(FC琉球)。
「ラストパス=芸術」とコメントしていた清水さんの紹介は中村憲剛選手(川崎フロンターレ)でした。
プレー映像が流れると何回も鳥肌が立ちました。
パサーとしての名波さんのコメントは「嫌いなタイプは左足にボールをくれない人」などマニアックな視点で。中村選手、小野選手のコメントはパサーとして大切にしている部分を解説してくれています。
「インは蹴る方向を向いていないとだせないんだけど、アウトは別にこっちむいてこっち向いて出せるじゃないですか」「普通に走りながら出せるんで、それは良さですね」
共感できるポイントが満載です。
※小野伸二選手は18歳でワールドカップのピッチに立っているんですよね!
又、大久保嘉人選手(東京ヴェルディ)、古橋亨梧選手(ヴィッセル)が受けてとしての動き方やパサーの能力を説明してくれる部分も、出し手と受け手がいて創めてラストパスが成立することが解りやすく理解できる構成だと感じました。
パスを出す選手だけでなく、パスを受ける選手もとても参考になる内容です。
そして清水さんおススメが、仙台から鹿島に移籍して昨シーズンJリーグ最多アシストを記録したDF永戸勝也選手。
左足のキックが武器でクロスボールの重要性も解説されていました。
今後の活躍、代表入りが期待される楽しみな選手、しかもイケメンです。
サッカー選手を目指している人、マニアックなサッカーファンには是非、観てもらいたい番組でした。
「相手の背後を突く思考がないと価値がない」by中村憲剛
「誰もが驚くようなパスを出したい」by小野伸二
「右足はおもちゃ 受け手が気持ちいいとの意味で右足で出したラストパスも、もちろ
んあるんですけど気持ち悪いです」by名波浩
「はぁ~ 違うなヤッパリ脳みそが」by 柴田英嗣