【久保建英】ヘタフェ予想スタメン!?vsバレンシア ラ・リーガ20-21第25節
日本時間2月28日(日)早朝5:00キックオフ予定の久保建英選手が所属するヘタフェと韓国の至宝イ・ガイン選手が所属するバレンシアが対戦する注目カードのスターティングメンバーを予想してみます。
バレンシア予想スタメン!?
GK:シレッセン
右サイドDF:コレイア
センターDF:パウリスタ
センターDF:ギラモン
左サイドDF:ガヤ
右サイドMF:ヴァス
セントラルMF:ラシッチ
セントラルMF:ソレーユ
左サイドMF:ゲデス
FW:ゴメス
FW:イ・ガイン
現在12位に位置するバレンシアは財政難から昨シーズンの主力選手であったFWロドリゴ、MFパレホ、コクランを放出せざる負えなく、大幅な戦力ダウンが予想されて中でなんとか持ちこたえているのが現状だと思われます。
対戦相手によって選手起用などで若干の調整をして少しでも自チームの優位性を発揮させるのが指揮官が考える戦術だと思います。
チームバランスを崩して不安定な戦いが続くヘタフェに対しては攻撃的な布陣んで臨むことを予想しました。
ヘタフェ予想スタメン!?
GK:ソリア
右サイドDF:ジェネ
センターDF:カバコ
センターDF:チャクラ
左サイドDF:オリベイラ
ボランチ:アランバリ
右MF:久保建英
トップ下:アレニャ
左サイドMF:ククレジャ
FW:エルナンデス
今シーズンの不振によって解任の噂も聞かれるようになってしまったボルダラス監督は退席処分を受けてベンチ入りできないゲームがあるなど、不安定な戦いを繰り返しています。
シーズン後半戦に向けて獲得した久保建英選手、アレニャとボール保持時、攻撃に特徴を持った選手をレンタルで加入させても結局はフィジカル的な要素に頼った守備戦術に回帰してしまうなど、中途半端な采配と戦術でチーム戦術の構築には着手できない状況でしょう。
予想スタメンとしていますが、実際は希望スタメンと言える布陣を考えてみました。
エルナンデスを右サイド、久保建英選手をゼロトップとして起用して、アレニャ、久保選手で中央を崩して両サイドのククレジャ、エルナンデス、ボランチのアランバリが攻撃に絡む容を試みるのも面白いアイディアではないでしょうか?
試合のみどころ!?
なんと言ってもアジアの若い二人の対決が一番の注目ポイントだと思います。昨シーズン後半戦マジョルカでポテンシャルを発揮して評価を高めた久保建英選手に対して退場処分などマイナスな部分をフォーカスされたイ・ガイン選手でしたが今シーズンは評価が逆転してしまう流れだと思います。
チーム力は低下したとはいえ強豪バレンシアでスタメン出場を果たして影響力を発揮しだした韓国代表のイ・ガイン選手に対して日本代表の久保建英選手は不安定なチーム事情の影響を受けて自身のプレーでチームに貢献するようなパフォーマンスを見せるに至らず、苦境に立たされているのは明らかでしょう。
メンタル要素がプレーに影響を及ぼす事を考えるとバレンシアのイ・ガイン選手が個々のパフォーマンスを発揮する視点からは優位に思われます。
しかしながら、一つのプレーによって試合展開も、選手の調子も激変する事が頻繁に起こり得るのもサッカーの面白い要素だと思います。
目に見えるゴールやアシストの様な結果はもとより、対峙する相手選手を完全に翻弄するようなプレーをするだけで選手のメンタル面は大きく変わります。
プレー時の姿勢などは大きく違う部分がありますが、テクニックとインテリジェンスに特徴を持ち19歳と若いアジア出身の選手が今後の成長にも影響を与える要素が高いゲームを楽しく観戦するのは注目選手への各チームのサポートかもしれません。
若い選手の力を引き出そうとするチームか、自チームのスタイルに無理やりハメ込んで選手のポテンシャルを利用するよりも犠牲にする方を優先させるチームなのか?
久保建英選手にとってのヘタフェ、イ・ガイン選手にとってのバレンシアをどのようなチームなのかを感じながら試合を観戦するのも面白い視点だと思います!!
【FCバルセロナ】予想スタメン!?vsセビージャ ラ・リーガ20-21第26節
日本時間2月27日(土)深夜24:15キックオフ予定ラ・リーガ20-21第26節セビージャ(暫定4位)のホーム、サンチェス・ピスファンで暫定3位バルセロナ(暫定3位)が対戦する試合のスターティングメンバーを予想してみました!!
※前回対戦コパ・デル・レイ準々決勝1stレグの予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください
セビージャ予想スタメン!?
GK:ヌブ
右サイドDF:ナバス
センターDF:クンデ
センターDF:ジエゴ・カルロス
左サイドDF:レキク
ピボーテ:フェルナンド
インサイドMF:ラキテッチ
右サイドFW:スソ
センターFW:エン=ネシリ
左FW:ゴメス
コパ・デル・レイ準々決勝1stレグでは見事に2-0で勝利したセビージャは前回対戦時とほぼ同じメンバーで臨むと予想しました。
FWオカンポスが負傷離脱中の為、今シーズン途中にセリエAのアタランタから獲得したゴメスが中盤インサイドにポジションも可能な4-3-3でスタートすると予想しました。
古巣との対戦になるフレン・ロペテギ監督とアレイシュ・ビダル、エル・ハダディーの両選手、オリベル・トーレスなどの交代選手の起用方法に注目したいと思います。
バルセロナ予想スタメン!?
GK:テアシュテーゲン
右サイドDF:デスト
センターDF:ピケ
センターDF:ウムティティ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
ピボーテ:ブツケス
インサイドMF:ペドリ
右サイドFW:トリンコン
センターFW:メッシ
左サイドFW:グリーズマン
守備での安定感を失っている現状では拮抗したゲームをコントロールする実力は擁していないと思われます。
ブツケスに守備での負担が大きくなると思われますが、相手陣内でプレーする時間を増やして、自陣深い位置では個のスキルによるディフェンスで守るしか方法が無いように思います。
右サイドのデストのオーバーラップとトリンコンのテクニックで相手左サイドを低い位置に留まらせる事が狙いと予想しました。
両サイドDFの上がった裏のスペースにはセンターDFが対応してブツケスが中央をケア、デ・ヨングが中盤の底をカバーする戦術が機能すれば攻撃的にゲームをコントロールできる可能性が高まるのではないでしょうか?
試合のみどころ!?
前回対戦のコパ・デル・レイでの記事でも書きましたが、攻撃的にゲームをコントロールしながら勝利を目指すスタイルの両クラブの対戦は、バルセロナvsレアル・マドリードのクラシコとは異なるラ・リーガの魅力を感じる対戦カードになると思います。
ビルドアップからの組立に対してプレシングスタイルをどのような戦略で追い込むのか、ボール奪取を試みる方法は興味深い要素でしょう。
カウンター時には個人の局面突破能力が最大のポイントで1対1の場面で相手を上回ればゴールの可能性は格段に上がると予想できます。
GKのファインセーブなども勝利のポイントとしては注目要素だと思います。
攻撃陣の調子にゆだねるしか戦略がないバルセロナとチームとしてバランスを考慮しながらも攻撃的なゲームコントロールを目指すセビージャの対戦はラ・リーガの試合の中でも面白くなる事を期待できる対戦カードだと思います。
今シーズンの順位にも大きな影響が予想されるセビージャ対バルセロナの勝敗の行方とゲーム展開、監督の戦略などを独自に分析しながら観戦してみてはいかがでしょうか!?
【FCバルセロナ】スタメン予想!?vsパリSG CL20-21ベスト16 1stレグ
日本時間2月17日(水)AM5:00キックオフ予定のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、昨シーズンのファイナリストでポチェッティーノ監督が就任したばかりでネイマール擁するパリSGをホームのカンプ・ノウで迎え撃つバルセロナ、第1戦のスターティングメンバーを予想してみます!!
一昨シーズンではトッテナム・ホットスパーズをCLファイナリストへ導き、新たに就任したアルゼンチン国籍のポチェッティーノ監督と、以前はバルセロナでMSNと称されて爆発的な得点力でCLを制したFWネイマールがエースとしてチームを引っ張るパリSGと来シーズンの移籍先と噂をされるメッシ率いるバルセロナが対戦する注目度が高い対戦となりました。
パリSGスタメン予想!?
GK:ナバス
右サイドDF:フロレンツィ
センターDF:マルキーニョス
センターDFキンベンベ
左サイドDF:クルザワ
右サイドMF:サラビア
セントラルMF:エレーラ
左サイドMF:エムバペ
FW:イカルディ
FW:ネイマール
チェルシーの新監督に就任したトゥッヘル監督を解任して新たにポチェッティーノ監督を招聘したパリSGはチームを再構築する過程にありますが、まだ勝者のメンタリティーを備えるクラブへの道半場の段階だと分析できます。
選手との関係も良好に保つ事が困難でT・シウバやカバーニは円満にチームを離れたとは言えないでしょう。
アウエーでの第1戦目を考慮するとバランス重視でリスクを最小限に抑える選手起用と戦略で戦うと予想してスターティングメンバーを選んでみました。
本来であればデ・マリア、ベルナトの出場を期待していのですが、2ndレグでの起用に留めておくのが現実路線だと考えました。
※昨シーズンのCLを観戦した感想記事に興味がある方はこちらをご覧ください
※ネイマールの負傷離脱により予想をドラクスラー、FWにエムバペの起用に変更させて頂きます。
バルセロナ予想スタメン!?
GK:テアシュテーゲン
右サイドDF:ミンゲサ
センターDF:デ・ヨング
センターDF:ラングレ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
ピボーテ:ブツケツ
インサイドMF:ペドリ
右サイドFW:グリーズマン
偽センターFW:メッシ
左サイドFW:ブライスバイデ
チャンピオンズリーグでの経験が豊富とは言えないクーマン監督ですが、ホームの1stレグでは失点しないのが勝ち抜きへの定説であり、勝利が最大の目標なのは間違いないと思われますが、負傷離脱者と攻守のバランスを考えると、もう少しディフェンス強度を意識した選手起用が濃厚だとも考えられます。
対戦相手の状況も鑑みて主導権を握る為のビルドアップの観点からデ・ヨングの最終ラインでの起用を予想して、ミンゲサとピアニッチ、ブライスバイデはバランサーとしての役割を担っての起用を考慮しました。
試合のみどころ!?
監督としての実績ではパリSGのポチェッティーノ監督に分があると思われます。
両チーム共に所属選手のレベルを考えるとチームとしては完成系には至っていない状況で、勝利と組織的な構築を求められる難しい状況に置かれている両チームの方向性を今後の望む方向を裏付ける戦いになるかもしれません。
バルセロナの4-3-3に対してパリSGが予想通り4-4-2で布陣を組む場合はバルセロナのビルドアップに対するパリSGのプレシング方法でしょう。
GKテアシュテーゲンのロングフィードを警戒しながら、ブツケスへのパスコースを遮断して相手サイドの低い位置にボールを誘導してからのボール奪取がポイントだと思います。
バルセロナは予想通りデ・ヨングがDFラインでプレーした場合はドリブルで持ち上がる事で相手のプレッシングを崩すことが可能だと思います。
個々のマッチアップではイカルディ、エンバペ予想のパリSGFWとバルサ中央のディフェンスの優位性は試合の流れを左右する要素にあると思います。
ヴェラッティとブツケスの組立での優位性も勝敗に多大な影響を与える要素でしょう。
負傷者を除いてお互いに切り札を残しておく余裕は感じられませんが、ステーティングメンバーに意外な選手を起用した場合には監督に何かしらのプランがあると予想できます。
昨シーズンのパリSGの良い部分が発揮されれば現状のバルセロナは苦戦を強いられるのは必至でしょう。
メッシ頼みから脱却できない状況下でチーム戦術としてのアイディアを確立しなければ今季も無冠に終わる可能性は高いと思います。
シメオネ監督が構築してきた近年のアトレチコに、バルサが100年の年月をかけて培ってきた伝統を履返されても致し方ない状況になりました。
伝統にすがるか、意思を継承しながら進化するかの岐路に立っています。
クラブのレジェンドであるクーマン監督がクラブの運営的な問題で弱体化した組織を立て直す救世主と成りえるのか、個々の選手に依存して絶対的な存在のメッシ以外の選手が持っている能力を最大限に融合するのが難しいチームに成り下がるのかは勝敗と共にクラブ自体の価値を評価される段階になってきています。
両クラブが威信とプライドを賭けた戦いのなかにサッカーの様々な視点的要素を感じながらゲームを観戦してみてはいかがでしょうか!!
【久保建英】ヘタフェ予想スタメンvsレアル・ソシエダ ラ・リーガ20-21第23節
日本時間2月14日(日)22:00キックオフ予定の日本代表、久保建英選手が所属する現在13位のヘタフェ対レアル・ソシエダ現在6位のリーガ・エスパニョーラ20-21シーズン第23節のスターティングメンバーを予想してみます。
レアル・ソシエダ予想スタメン!?
GK:レミロ
右サイドDF:ゴロサベル
センターDF:エルストン
センターDF:スベルディア
左サイドDF:モンレアル
ピボーテ:イジャラメンディ
インサイドMF:メリーノ
右サイドFW:ヤヌザイ
センターFW:イサク
左サイドFW:オヤルザバル
昨シーズンはノルウェー代表のウーデゴールをアクセントにGKからポジショナルな戦術を構築してビルドアップでの優位性を発揮して前半戦の主役とも思われた戦いを披露してくれました。
久保建英選手のレンタル先候補にも挙がっていましたがマンチェスターCとの契約を終えたダビド・シルバを獲得してウーデゴールが抜けた穴埋め以上の補強ができたとの評価も可能でした。
しかしながらアトレトコ・マドリード戦で途中交代した後には登録メンバーにも入っていない状況なので今回も出場は難しいと思われます。
サイドでFWとインサイドMFのポジション的優位性を創り出して攻撃を仕掛ける昨シーズンの形を進化させて複数の進路でエリア内に侵入するプレーに期待できる布陣を予想しました。
※以前のレアル・ソシエダの予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください
ヘタフェ予想スタメン!?
GK:ソリア
右サイドDF:スアレス
センターDF:カバコ
センターDF:チャクラ
左サイドDF:オリベラ
ボランチ:アランバリ
右サイドMF:久保建英
トップ下:アレニャ
左サイドMF:ククレジャ
FW:クチョ・エルナンデス
格上相手のレアル・マドリード戦で昨シーズンまでに構築してきたチーム戦術の原型に戻すような選手起用から攻撃に転じるプランで新加入選手を含めた選手交代からの流れをきっかけに失点を喫し、チームを改革する壁にぶつかった印象を強く感じさせたボルダラス監督のヘタフェが今節にどのようなプランで試合に臨むのかは非常に興味深いテーマだと思います。
※前節のレアル・マドリード戦前の予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください
試合のみどころ!?
フィジカルのインテンシティが高いゲームでは新加入のバルセロナ下部組織出身選手、アレニャと久保建英選手の能力を戦略に組み込むことができずに、レアル・マドリード相手には終盤の勝負所での起用を試したボルダラス監督ですが、狙いとは逆の結果となりました。
負けない事は大事な要素ですが、勝利する可能性が著しく欠ける戦術は得策とは言えません。
ハードワークを基本にソリッドな守備陣形とインテンシティを武器にチームを構築してきましたが、今シーズンに入ってからは同スタイルの限界を感じての方針転換で新加入選手を獲得した経緯を考えると、総てを元に戻すとは思えません。
ボール保持からの攻撃に特徴があるレアル・ソシエダがポゼッション率を高めてゲームを試合する展開になるでしょう。
サイドDFの攻撃参加よりも前線の選手のスペースメイクが特徴のソシエダに対しては4-2-3-1で後方はある程度の人数を掛けてブロックを形成すると思われますが、カウンターに転じた際に攻撃でも期待できる選手起用が予想されます。
レアル・ソシエダのプレーではGKを含めたビルドアップで容易に相手陣内に侵入できるかは一つのポイントだと思います。
選手ではセンターFWのイサクの柔軟ながらゴールへ向かうプレー、イジャラメンディのゲームメイク、メリーノとオヤルサバルの戦術的な連係プレーとヤヌザイの技術に注目して観戦してみてはいかがでしょうか。
縦への推進力ではポルトゥもヘタフェに脅威を与える存在に成りえると思います。
ヘタフェではやはりスターティングメンバーが気になるところで、久保建英選手やアレニャの起用方法は注目です。
久保選手のプレーはもちろんですが、クチョ・エルナンデスとのコンビプレーにも期待して観戦して観るのも面白いのではないでしょうか!?
タッチ数「23回」の衝撃…ヘタフェは何のために久保建英を獲得したのか#海外サッカー #久保建英 https://t.co/Bw2ynlZpVE
— スポーツナビ サッカー編集部 (@sn_soccer) February 8, 2021
FIFAクラブワールドカップ決勝戦を前に・・・
新型コロナウイルスの影響で2020年に開催が予定されていたFIFAクラブワールドカップが現在カタールで開催されています。
日本時間2月11日深夜24:00から3位決定戦アル・アハリ(アフリカ代表)vsパルメイラス(南米代表)、深夜28:00から決勝戦バイエルン・ミュンヘン(ヨーロッパ代表)vsチグリス(北中米・カリブ海代表)がキックオフ予定です。
※リベルタトーレス、パルメイラスの記事に今日もがある方はこちらをご覧ください
準決勝
準決勝の2試合をテレビで観戦しましたが、観戦するたびにいつも感じるのは世界一を決めるのは名目上であって試合のクオリティーは世界最高レベルとはほど遠い大会ではないのかと。
第1試合のパルメイラスvsチグリスはコンディションの問題は毎回の課題ではありますが、プロである以上は与えられた条件下で結果を出すのが当たり前なので差し引いて考えますが、正直な感想は面白くない試合でした。
パルメイラスでは11番のホニ、23番のベガがプレーへの意欲を感じましたが、10番のアドリアーノなどはネームバリューだけでピッチに立っているような状態でした。
チグリスでは解説の岡田さんが語っていた通り、エースの10番ジャニック、23番、右サイドDFの選手がアクセントになっていたと思います。
ネイマール(ブラジル代表)のように曲芸的なボールテクニックで相手を凌駕するプレーはサッカーの楽しみの一つですが、ジャニックのプレーは至ってシンプル!!
置かれた状況下で最良だと思われるアイディアを考えるインテリジェンスと技術によって最良の判断だと思われるプレーで違いを創出していました。
第2試合のバイエルン・ミュンヘンvsアル・アハリでは現在サッカーの最先端で商業的にも巨大産業になったヨーロッパサッカーの王者が貫録のゲームを見せた試合だったと思います。
ヨーロッパチャンピオンに比べるとレベルが劣るアル・アハリもボールを繋いで相手を崩す事を目指していて結果オーライではなく勝利のためにプロセスを重視しているヨーロッパ・アフリカサッカーと、結果だけを求めて進化が遅れるアメリカ大陸に同じスポーツでも価値観の乖離が感じ取れる内容だったと思います。
※リベルタドーレス決勝戦サントスvsパルメイラスは面白みに欠けるゲーム内容でした
決勝戦の注目選手!?
チグリスでは前途した解説の岡田さんが評価していた3選手がキーマンだと思います。
バイエルン・ミュンヘンでは22番ロカ、今シーズンにユベントスから復帰した11番ダグラス・コスタが注目に値する選手だと思っています。
ロカ選手は中盤でボールを引出て展開するポジショニングと視野を広く保ちゲームを組み立てる能力に秀でた才能を持っていると感じました。
ダグラス・コスタ選手に関しては左足のボールタッチと緩急の変化で相手を翻弄するプレースタイルで、左右どちらのサイドでもプレー可能ながら独力で流れを変えられる選手です。
バイエルン・ミュンヘン予想スタメン!?
GK:ノイアー
右サイドDF:パバール
センターDF:ズーレ
センターDF:アラバ
左サイドDF:デイビス
ボランチ:キミッヒ
ボランチ:ロカ
右サイドMF:ダグラス・コスタ
トップ下:ニャブリ
左サイドMF:サネ
FW:レバンドフスキー
個人的な趣向を前面に押し出してスターティングメンバーを予想してみました。
コマン、ミュラーはチャンジ・オブ・ペースの切り札としてベンチに残しておく戦略で、両サイドにスピードスターのサネ、コスタを起用して中央に隙を創り、ニャブリが絡んでレバンドフスキーが仕留めるのが勝利への設計図として設計してみました。
思い出のクラブワールドカップ
決勝戦に進出したバイエルン・ミュンヘンが前回チャンピオンになった2013年にモロッコで開催された大会は非常に記憶に残っています。
理由は前途したように世界一を決める大会としてはクオリティーが低くプレースタイルよりも勝敗に執着するチームが結果を残すと思っていた大会で、開催地枠で出場したカサ・ブランカが決勝戦まで勝ち進んだ大会でした。
初戦からの参戦で各大陸王者と対戦した試合は相手に主導権を握られながらも局面を打開して攻撃に繋げる技術と連携を備えるチームでとても面白いと感じるプレーを連発していました。
さすがに決勝戦のバイエルン・ミュンヘン戦では完全に支配されて持ち味を発揮する事は難しかったのですが、大会を通じて一番面白いチームだと思うのと同時に、キャプテン5番メトワリ選手のポテンシャルとサッカーの魅力をモロッコのサッカー文化によって再認識させてもらった大会でした。
メトワリ選手のプレー動画を探してみましたが見つけられるに映像を楽しんでもらえる事が出来ないのが残念ですが、大変興味深い選手なので時間が有る方は探してでも観て頂きたいと思う程の選手でした。
【FCバルセロナ】スタメン予想!?vsセビージャ コパ・デル・レイ準決勝1stレグ
日本時間2月11日(木)早朝5:00キックオフ予定のコパ・レル・レイ準決勝1stレグ、
セビージャvsバルセロナのスターティングメンバーを予想します。
🔊 @RonaldKoeman 「レオ・メッシがやっていること、バルサにやってきたこと、ゴール数、タイトル数は、信じられないことだ。メッシは、サッカー界で最も偉大な選手だ。クライフやマラドーナ、ペレと比べる声もあるが、彼が20年間続けてきていることは、本当に特別だ」 pic.twitter.com/hsxAlLMdjB
— FC バルセロナ (@fcbarcelona_jp) February 9, 2021
セビージャ予想スタメン!?
GK:ブヌ
右サイドDF:ナバス
センターDF:クンデ
センターDF:ジエゴ・カルロス
左サイドDF:アクーニャ
MF:フェルナンド
MF:ジョルダン
MF:ラキティッチ
右サイドFW:スソ
センターFW:エン=ネシリ
左サイドFW:ゴメス
先日の久保建英選手所属のヘタフェ相手に3-0と快勝した代償でFWオカンポスが負傷離脱したセビージャですが、バルセロナ相手にロペテギ監督は正攻法で対抗すると予想しました。
久保建英選手も出場したヘタフェ戦でオカンポスが負傷離脱したのは残念なニュースです。
オカンポスのポジションには冬の移籍市場でアタランタから獲得した同胞アルゼンチンアレハンドロ・ゴメスを起用して前線からの連動した守備でバルセロナのビルドアップの方向を限定して中盤でボールを奪い、両サイドを起点にゴールを狙う戦略が基本プランだと思います。
バルセロナ予想スタメン!?
GK:テアシュテーゲン
右サイドDF:ミンゲサ
センターDF:ウムティティ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
アンカー:デ・ヨング
インサイドMF;ペドリ
右サイドFW:トリンコン
センターFW:メッシ
左サイドFW:デンベレ
2試合ある第1戦なのでクーマン監督はある程度のローテーションで選手のコンディションを見極めながら第2戦に勝負を掛けると思われます。
先日は途中出場からチームを救ったメッシは2試合連続でベンチに置くわけにはいかずに、好調グリーズマンに休息が与えられると予想しました。
右サイドDFにはデストの起用も考えられますが、不安定なDFラインでは守備重視の選手起用を重視すると考えました。
ブツケスをシーズン終盤でフル起用する為には彼なしで結果を残す必要があり新加入で調子が上がらないピアニッチの奮起に期待したいのがスタッフ陣の想いだと思います。
試合のみどころ!?
世界的にはバルセロナが圧倒的に有名ですが、スペイン国内でのセビージャは強豪としての地位を確立しています。
現ビジャレアルのウナイ・エメリ監督時代にはELを3連覇していて、かつては故ディエゴ・マラドーナもプレーしたクラブで、現アトレチコ・マドリード監督のディエゴ・シメオネも同時期に加入していました。
スペインサッカー的な戦術的な戦略を持ちながらも南部のクラブの特徴である個人技重視のサッカーを好むサポーターに支えられてスペイン代表だった故レジェスもセビージャでのアイドルでした。
ライバルクラブのベティスはテクニックに拘る体質ですが、セビージャは力強さと勝負強さを加えたスタイルも求められるクラブで技術だけではサポーターの心を掴むには足りない情熱的なクラブと言えるでしょう。
現在はバルセロナに所以があるラキティッチやムニルをメンバーに加え、ロペテギ監督は現役時代にGKとして活躍したバルセロナとは好敵手と言えるかもしれません。
理想を重視するロペテギ監督と現実路線のクーマン監督、理想を追い求めるバルセロナと現実的な勝利にも拘るセビージャサポーターとのギャップはゲームを楽しむのに面白い視点かもしれなせん。
バルセロナの注目選手はベティス戦で決勝ゴールを決めたトリンコン選手です。
ポルトガル出身でレフティー、実績はアンダー世代での活躍がメインですがスピードよりもタイミングで相手を凌駕するタイプで技術も高く魅力的な選手です。
セビージャでは古巣対決のラキティッチの奮闘とスペイン人ながらACミランで経験を積んでスペインに戻ってきたレフティーで右サイドから攻撃を仕掛けるスソに注目して観戦するのも面白いと思います。
2ndレグへ向けたゲームプランも含めて楽しめる要素が満載のゲームでスペインサッカーの神髄を感じてみたいと思います!!
【久保建英】ヘタフェ予想スタメンvsレアル・マドリード ラ・リーガ20-21第22節
2021年からレンタル先をヘタフェに変えて4試合連続の先発、5試合連続と出場時間を計画通り伸ばしている久保建英選手のヘタフェが所属元のレアル・マドリードと対戦するラ・リーガ20-21第22節、日本時間2月10日(水)早朝5:00キックオフ予定、注目ゲームのスターティングメンバーを予想してみます。
レアル・マドリード予想スタメン!?
GK:クルトワ
右サイドDF:オドリオソラ
センターDF:ミリトン
センターDF:ヴァラン
左サイドDF:マルセロ
アンカー:カゼミーロ
インサイドMF:クロース
右FW:アセンシオ
センターFW:ベンゼマ
左FW:ヴィニシウス・ジュニオール
2試合多く消化していながらライバルの2位バルセロナと同じく思うように勝ち点を掴めずに首位アトレチコ・マドリードに大きくリードを許すレアル・マドリードはジダン監督解任の可能性も聞かれるようになってきました。
クリスティアーノ・ロナウドを失ってからベストな布陣を見つけられないまま昨シーズンはチャンピオンとなりましたが、チームの戦い方を確立して自信満々で戦うアトレチコよりも現時点では劣っているのが現実的な評価だと思います。
昨シーズンはバルベルデの台頭などの希望を感じさせる要素がありましたが、20-21シーズンはベンゼマ、モドリッチ、クロース、カゼミーロ、セルヒオ・ラモスへの依存が以前よりも大きくなり、期待を背負ってレンタルバックしたウーデゴールもアーセナルに再び出場時間を求めてレンタル移籍を決断しました。
総合力で上回るマドリーが順当にゲームを支配して勝利する可能性が高いとはいえ、今後の戦い方を確立する上では新たなチャレンジが必要な時期になっていると誰もが感じているでしょう。
※クロースが累積警告で出場停止の為イスコがインサイドMFでの出場予想に変更させて頂きます
※以前のレアルマドリードの予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください
ヘタフェ予想スタメン!?
GK:ジャニェス
DF:カバコ
DF:ロドリゲス
DF:チャクラ
右サイドMF:スアレス
センターMF:アランバリ
センターMF:マキシモビッチ
左サイド:ククレジャ
シャドー:久保建英
シャドー:アレニャ
FW:クチョ・エルナンデス
強豪セビージャに数的不利になった終盤からの連続失点で0-3と敗れた前節を踏まえて、これ以上の勝ち点ロストと失点数を抑えたいヘタフェは3-4-2-1で後方に比重が掛かっても仕方ないが、人数を掛けて守る戦術で引き分け以上を狙ってくると予想しました。
ボールプレーの能力を評価されて新加入した選手の影響により守備強度が落ちているとの指摘がありますが、2選手の能力を活かしてチームを成長させなければ振出しに戻ってしまうだけなのでボルダラス監督は新加入選手をスタメンで起用しながら解決策を見出すチャレンジをすると考えます。
久保建英選手はサイドでのプレーよりも守備時は選手間の距離を狭めてスペースを消し、カウンター時はスペースに飛び出して個人能力で局面の突破を期待されると思います。
前節に途中出場したマジョルカ時代の同僚クチョ・フェルナンデスが献身性と機動力を買われて先発出場すると久保選手との連動を含めて面白いと想像しました。
試合のみどころ!?
新加入のアレニャと久保建英選手の能力を利用しながらチームとして守備強度を高めたいと考えるボルダラス監督は5DFぎみの3-4-2-1でメンバーと布陣を組むと予想しました。
ディフェンス時から攻撃に転じるカウンターの場面で久保建英選手が期待通り独力で局面を突破してシュートまで結び付けることができるかが最大の注目ポイントでしょう。
チームとして完成系にないレアル・マドリードも大幅なローテーションはリスクが高いので前節と似たような布陣を組むと予想しました。
攻撃面での創造性を期待してのマルセロ起用がポイントとなりそうです。
期待通り攻撃でチャンスを創出できれば勝利に近づきますが、セルヒオ・ラモスが抜けているDFラインでサイドの深い位置を久保選手に突かれれば苦しい状況が生まれるかもしれません。
仮にメンディーが出場した場合、久保選手はあまりサイドに抜けずにスアレスに任せてサポートに回った方が状況を打開できる可能性が上がると思います。
結果が出ないとビジャレアル時代に逆戻りしてしまうと危惧される状況でもありますが、逆に言えばゴールかアシストを決めるだけでチームの中心に据えられる捉える可能が高くなると推測できます。
将来への布石を示せるように、積極果敢にチャレンジする久保建英選手の姿とプレーを楽しみにしています!!
※前節セビージャ戦の予想記事に興味がある方はこちらをご覧ください