【予想!?】日本代表vsパナマ国際親善試合2020/11/13スタメン予想!?
日本時間11月13日(金)23:15キックオフ日本代表vsパナマ代表、2020年ナショナルウィーク最終ラウンドの第1戦目の日本代表のスタメンを予想したいと思います。
オーストリアのグラーツ、元日本代表監督で日本サッカーの発展に多大な影響を与えてくれたイヴィチャ・オシム氏がジェフ市原を指揮する前に監督を務めていたシュトゥルム・グラーツの本拠地でFIFAランキング現在77位、2018ロシア・ワールドカップに初出場したパナマ代表との対戦です。
久保建英/南野拓実/冨安健洋はスタメン!?
10月の代表ウィークに続いてヨーロッパ組のみの招集となったメンバーですが、コロナウイルスの影響で大迫勇也選手(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)、堂安律選手(ビーレフェルト/ドイツ)の招集が見送られて、代わりに抜擢された奥川雅也選手(ザルツブルグ/オーストリア)の招集も断念されました。
前回に招集を見送られた橋本拳人選手(FCロストフ/ロシア)がロシアに渡ってから初めての代表合流になっています。
4日後の11月17日にはメキシコ代表との試合も組まれている事を考慮してスターティングメンバーを予想しました。
右サイドDF:室屋成(ハノーファー/ドイツ)
センターDF:植田直通(セルクル・ブリュージュ/ベルギー)
センターDF:板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
左サイドDF:長友佑都(マルセーユ/フランス)
右サイドMF:伊東純也(ヘンク/ベルギー)
FW:鈴木武蔵(ベールスホット/ベルギー)
前回の招集時に出場時間が短かった選手を中心にメンバーを組むと予想しました。
センターDFの一人は吉田麻也選手(サンプドリア/イタリア)か冨安健洋選手(ボローニャ/イタリア)を起用して安定性を重視する可能性も考えられます。
コートジボアール戦で途中出場からヘディングで決勝ゴールを決めた植田選手にはチャンスが与えられると思います。
所属チームで出場機会が少ない長友選手、室屋選手、南野選手は代表活動で調子を上げる狙いで出場時間を多く与えられると予想します。
所属チームで好調の橋本選手、鈴木選手のチームへのフィットも試されるでしょう。
伊東選手は現状で右サイドMFのファーストチョイスだと思われます。チャンスメークが期待される三好選手も是非、観てみたい選手です。
試合展開!?
日本代表がボールを持つ時間が長く、パナマ代表はカウンターとセットプレーからチャンスを覗う展開になると予想します。
身体能力が高いと思われる相手に日本選手も個人での競り合いで負ける事無く、組織力も含めてディフェンス面での安定が注目されます。
攻撃に関しては右サイドが伊東選手の突破、左サイドは長友選手のオーバーラップが基本の形で、鈴木選手のスピードを活かした早い攻撃や、南野選手、三好選手の連動でバイタルエリアを攻略するのが狙いだと思います。橋本選手の得点にも期待できるかもしれません。
後半からは多くの選手が交代で出場して選手間の連携を深める狙いが行われると思います。
3DFにシステムを変更する可能性も考えられるので原口選手、菅原選手のサイドでの出場も可能性があるでしょう。
森保監督がサンフレッチェ広島時代にブレークした浅野拓磨選手(パルチザン・ベオグラード/セルビア)にもチャンスが与えられると思います。
本来の日本代表が得意とする中盤でのタメからサイドのスペースを利用してエリア内に侵入するスタイルに合ったFWが居ない事で、別の方法での攻撃の形を掴むきっかけにできれば理想の内容なのではないでしょうか?
結果も含めて代表選手個々のパフォーマンスに注目して試合を楽しんで観たいと思います。
【予想!?】マンチェスターC対リバプール プレミアリーグ20-21第8節スタメン予想!?
昨シーズン圧倒的な強さでプレミアリーグを制したリバプールと、一昨シーズンに2連覇を成し遂げて昨シーズンの2位チームであるマンチェスターCが対戦します。
世界中が注目する日本時間11月9日(日)深夜25:30にキックオフされる試合のスタメンを予想してみます。
リバプール予想スタメン!?
日本代表の南野拓実選手が所属し、ブンデスリーガとプレミアリーグを制して名監督として地位を確立したユルゲン・クロップが率いるリバプールは負傷離脱中のファン・ダイクを除いた現時点でのベストメンバーを組むと予想しました。
GK:アリソン
右サイドDF:アレキサンダー=アーノルド
センターDF:フィリップス
センターDF:ゴメス
左サイドDF:ロバートソン
ディフェンシブMF:ヘンダーソン
インサイドMF:ジョーンズ
インサイドMF:ワイナルドゥム
右FW:サラー
センターFW:フィルミーノ
右FW:マネ
今シーズンからスタメン起用されて信頼を勝ち取ったジョーンズとファン・ダイクの代役としてセンターDFでプレーしていたファビーニョの穴を埋めるフィリップス以外は昨シーズンの主力がそのままスタメン起用されると思います。
フィルミーノに変わり、新加入ながら好調のジョッタの起用も考えられますが、大一番では昨シーズンの原動力でもあった3トップが起用されて、途中交代で出場するのが現実的だと思われます。
終盤の状況によっては南野選手の出場も考えられますが、3番手以降での起用だと思います。
試合序盤は前線からプレッシングを掛けてショートパスでの組立とサイドチェンジを阻止して中央からサイドへのロングボールを競り合い、セカンドボールを回収して相手にボールを握らせない戦略で主導権を取る狙いが予想されます。
マンチェスターC予想スタメン!?
得点源のアグエロが出場できないセンターFWに誰が起用されるかと、左サイドDFのスタメンによっては攻撃か安定重視かペップ監督の心理が覗える可能性があります。
GK:エデルソン
右サイドDF:ウォーカー
センターDF:ジアス
センターDF:ラポルテ
左サイドDF:アケ
アンカー:ロドリ
インサイドMF:デブルイネ
インサイドMF:ベルナルド・シウバ
右FW:フェラン・トーレス
センターFW:マフレズ
左FW:スターリング
王者相手にペップ監督の戦略に注目されますが、特別な戦術ではなく自チームのストロングポイントを引出し、カウンターを受けない対策をとると思います。
ビルドアップではウォーカーが偽DFとして中盤内側にパスコースを創り、大外にはマフレズではなくフェラン・トーレスを配置して揺さぶりを掛けるのではないかと予想しました。
マフレズはトップをスタートポジションに得意の右サイドでボールを引出し、中央へは左のスターリング、インサイドMFのデブルイネ、B・シウバがボックス内への侵入を促進するのが攻撃での狙いだと予想します。
試合のポイント!!
両チーム共に負傷離脱者が居てベストな布陣を組めませんが、今シーズンのプレミアを占う一戦で総力を挙げて戦うと思われます。
・リバプール、センターDFの安定感
ファン・ダイク、ファビーニョの負傷でフィリップスの出場を予想しましたが、相手のマンチェスターCが揺さぶりを掛ける要素だと思います。
マークを受け渡してスペースを埋めるのか、プレッシャーを掛けに中盤まで出て行くのかでゲーム展開が変わると思われます。
・センターFWの選手起用
チャンピオンズリーグのアトランタ戦でハットトリックの活躍でチームを勝利に導いたジョッタがスタメンで起用されるか注目です。
スタメン争いの序列がハッキリする選手起用になりそうです。
・アグエロ不在のセンターFW
チーム内で最も得点が期待されるアグエロを負傷で欠くことで得点力の低下は否めないでしょう。コンディション次第では本職のガブリエル・ジェズースの起用も考えられますが、最近の試合ではフェラン・トーレスがトップで起用されています。
・ビルドアップでの抜け道
リバプールはマンチェスターCのビルドアップにプレッシャーを掛けて自由にプレーさせない戦略をとると思われますが、GKエデルソンを含めてグラウンダーのパスで抜け道を創り出せるか、シティーのポジショナルな配置に注目です。
バルサvsレアル、バイエルンvsドルトムント、ユベントスvsミランなど各国リーグで優勝に最も影響を与える好カードで内容、結果を残したチームがリーグ制覇のアドバンテージを手に入れると注目の戦い、監督の采配にもポイント満載の試合を様々な角度から楽しみましょう!!
【久保建英】ビジャレアル予想スタメン!? vsヘタフェ ラ・リーガ20-21第9節
ELでの活躍によりリーグ戦での起用方法に注目が集まる久保建英選手が所属するビジャレアルのゲーム、日本時間11月8日(日)22:00キックオフ予定のラ・リーガ第9節ヘタフェ戦、ビジャレアルのスタメンを予想してみます。
現時点の両チームの成績はホームチームのヘタフェが7戦3勝2分2敗、勝ち点11で暫定8位、久保建英所属のビジャレアルは8戦4勝3分1敗の勝ち点15、暫定3位で迎える1戦です。
J・モレノ、パレホが復帰!
負傷で離脱していた主軸のFWジャラール・モレノとMFパレホが戦列に復帰したビジャレアルはミッドウィークのELで4-0の勝利をおさめ、3戦全勝、久保建英選手も3戦でスタメン出場を果たして得点、アシストと結果を残してリーグ戦でのスタメン抜擢に注目が集まっています。
GK:アラウホ
右サイドDF:ガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:パウ・トーレス
左サイドDF:ペトラサ
アンカー:イボーラ
インサイドMF:トリゲロス
インサイドMF:パレホ
右FW:J・モレノ
センターFW:アルカセル
左FW:久保建英
ヘタフェが4-4-2の布陣と予想してポゼッションを高めてゲームコントロールを試みると予想しました。
高い位置からのプレッシングでプレー制限を掛けて相手陣内でボールを奪い、相手にカウンターのチャンスを与えないのが最大の狙いです。
相手がゴール前で守備ブロックを築いた場合の崩しの場面で久保建英選手の活躍を期待しつつもエースのモレノ、パコ・アルカセルの能力を活かす為に左サイドでの起用を予想しました。
アルカセルは途中交代から得点能力を発揮するタイプの選手なので、モレノを中央、チュクウェゼを右サイド、久保建英選手をインサイドで起用するのが理想的な形だと思いますが、これまでのエメリ監督の采配を分析してスターティングメンバーと配置を考えました。
試合のポイント!?
ビジャレアルの戦力を考えた場合、選手の能力と適正なポジションが重複している状況だと思います。
スペイン代表で得点とチャンスメイクが期待できるジェラール・モレノ、ナイジェリア代表でドリブルでの推進力とチャンスメイクで違いを出せるチュクウェゼと日本代表で局面打開とチャンスメイクでチームを勝利に導く久保建英選手は3人共に左利きで右サイド寄りのエリアでプレーするのが得意な選手です。
バランスを崩すことなく、この3選手を一緒にピッチに立たせることがビジャレアルの攻撃力を最大化する方法だと思います。
しかしながらエメリ監督は現時点で3選手を同時起用する最適策を見いだせていないのが現状です。
どこかのタイミングでエメリ監督もチャレンジすると思いますが、現時点ではバランスを重視して久保建英選手の能力への期待よりも、選手間での補完性を高める段階だと考えている事でしょう。
どちらにしても、久保建英選手の能力と将来性に疑いはないので1試合ごとに一喜一憂することなく年明け以降にチーム内でどれだけ必要とされる選手になっているかが現在の久保建英選手にとって最も重要な目標だと思います。
【スタメン予想!?】バルセロナvsベティス ラ・リーガ20-21第9節
日本時間11月7日(土)24:15にキックオフ予定のラ・リーガ20-21シーズン第9節バルセロナ6戦2勝2分2敗で現在12位のホームチーム対ベティス8戦4勝4敗、現在7位のゲームのスタメンを予想してみます!
魅せるスタイルで勝利を求められる宿命!?
ベテラン選手を放出して新たなサイクルの始まりを摸索するバルセロナと南部アンダルシア地区でセビージャとライバル関係で個人技での局面打開を好まれる地域で結果よりも、サポーターが観衆を魅了するスタイルに拘りを持つレアル・ベティスはラ・リーガの中でもボールを握りゲームをコントロールにて試合に勝利するスタイルを求めるクラブの対戦になります。
現在のベティスにはGKクラウディオ・ブラボ、DFマルティン・モントーヤ、マルク・バルトラ、FWクリスティアン・テージョ、かつてバルセロナでプレーした選手を擁することを鑑みても、両チームのスタイルが似通っていることを想起できる要素だと思います。
ベティスのスタメン予想!?
GK:ブラボ
右サイドDF:エメルソン
センターDF:メンディ
センターDF:バルトラ
左サイドDF:モレノ
ボランチ:ロドリゲス
右サイドMF:ホアキン
トップ下:カナーレス
左サイドMF:グアルダード
FW:サナブリア
攻撃で違いを創出するフェキルが負傷の為に出場できない状況で守備での安定感を重視してウイリアム・カルバーリョをボランチで、定位置ディフェンスでは左サイドに入りますが中央寄りでゲームを組み立てる能力が高いグアルダードを左のスタメン起用で予想しました。
極端に守備的な戦い方に慣れていないベティスはバルサ相手にもポゼッションスタイルを放棄するのはゲームコントロールをさらに難しい状況に陥ることが予想されるので、ポゼッションでバルサのリズムを崩したいのが最大の狙いになります。
勝利を引き寄せるオプションとしてFWテージョ、MFディエゴ・ライネス、FWイグレシアスの起用が想定された選考です。
バルセロナの予想スタメン!?
GK:テア・シュテーゲン
右サイドDF:セルジ・ロベルト
センターDF:ピケ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
ピボーテ:ブツケス
インサイドMF:ペドリ
右FW:グリーズマン
センターFW:メッシ
左FW:アンス・ファティ
ポゼッションで圧倒してゲームの主導権を握りたいバルセロナは前線からのプレッシングを試みると予想しました。
メッシには相手の両センターDFをけん制するタスクのみで、サイドもしくは中盤の高い位置からのプレッシングで優位性を発揮したい狙いです。
ペップ時代のプレッシングを模範して両サイドのFWがスイッチを入れて、インサイドMFも積極的に前線にプレッシングに行くことでプレッシング時のメッシの不具合を解消、補完する戦術です。
試合のポイント!?
・ベティスのプレッシングライン
バルセロナ相手にどこまでプレシングを掛けるかがベティスの戦い方を左右する基準になりそうです。
GKまで積極的にプレッシングを行い、バルセロナのビルドアップを根本から機能させない戦略か、中間ポジションでパスコースを限定して中盤でのボール奪取を狙うのかで全体のポジショニングが大きく変わるでしょう。
・カウンターに勝機を見出す場合
ある程度はバルサに押し込まれることを前提とした場合、カウンターに活路を見出す戦略の可能性もあります。
この場合はFWテージョの起用方法が鍵となりそうです。
ゲーム展開によってはライネスを右に、テージョを左に置いて両サイドを起点にカウンターを仕掛ける可能性も考えられます。
・バルセロナの守備戦術
ボール保持率が高いベティス相手にプレーサイドを限定できなく、逆サイドまで展開されてしまえば自陣深くまで後退守備を強いられる結果が予想できます。
高い位置でパスコースを限定してプレッシングが機能すれば前進守備でブツケスの能力を発揮できる状況を意図的に創る事が可能でしょう。
・フィニッシュへの創造性
バルセロナの前線は個人のタレント力は屈指の実力を擁しているにも関わらず、相手ディフェンスを圧倒する崩しは見られません。
最大の集中力でゴール前を封鎖してくる相手に複数人の連動なしにはバルサのタレント力でも難しいミッションです。
お互いを理解してシナジーをもたらす為にはピッチで同じ時間を過ごすしか解決策は見出せないと思われます。
コンディションの問題もありますが、コウチーニョが離脱中の現布陣ではメッシ、グリーズマン、アンス・ファティを軸にペドリ、トリンコン、デンベレの連動性を高めることが攻撃力の改善させる唯一の方法だと思われます。
なかなか調子が上がらない両チームですがこの試合をきっかけにチームのスタイルを確立するチャンスでもあります。
ナショナルウィーク突入前の最後の試合をどんな戦略で戦い、結果がどうなるのか?スタメン起用も含めて考察しながらゲームを観るのもサッカーの楽しみのですね!
【スタメン予想!!】バルセロナCL グループリーグ第3節vsディナモキエフ
日本時間11月5日(木)早朝5:00にキックオフされる20-21チャンピオンズリーグ、グループリーグ第3節、ウクライナ・プレミアリーグで現在トップに立つディナモキエフをホームに迎えるバルセロナのスターティングメンバーを予想してみます!
クーマン監督の哲学は?
オランダ代表監督を辞任して、今シーズンから選手時代にヨーロッパチャンピオンに輝いたFCバルセロナの指揮官に就任したクーマン監督は現時点でクラブの伝統的な戦い方や、自身の哲学をチームに浸透させるには至っていません。
バルセロナはボールポゼッションを基軸にゲームを支配し、ワールドクラスの選手を融合させてクレを幸福に導くスタイルを伝統として歴史を築いてきました。
クーマン監督自身も歴史に刻まれたクライフ監督が率いるドリームチームの主軸としてクラブ史上初のチャンピオンズカップ(CLの前身大会)優勝、決勝戦ではフリーキックから決勝ゴールを決めてクラブ史に名を刻んだ選手です。
同時期にチームの要として一緒にプレーしたグアルディオラは後に監督に就任してバルセロナを史上最高のチームと言わしめるほどの成功を収めました。
グアルディオラ監督は(現マンチェスターC監督)クライフがクラブに植え付けた哲学に基づいてボールを支配してゲームをコントロールするスタイルにプレッシング戦術を融合して世界中を魅了するチームを築きました。
クーマン監督はラ・リーガではバレンシアを、プレミアリーグではサウザンプトンやエバートンを率いた経験がありますが、独自の戦術や哲学を表現するチームを築き上げたとは言えないでしょう。
今回のバルセロナ監督への就任もクラブ首脳陣に確固たるプランがあっての招聘とは思えませんでした。
クーマン監督自身は漠然とした理想のスタイルは持っているとは思いますが、具現化するアイディアや哲学は現在の時点では感じることはできません。
※シーズン前のバルセロナの戦術的考察に興味がある方はこちらをご覧ください
選手の配置と組み合わせを摸索している段階?
GK:ネト
右サイドDF:セルジ・ロベルト
センターDF:ピケ
センターDF:ラングレ
左サイドDF:ジョルジ・アルバ
トップ下:メッシ
右FW:グリーズマン
センターFW:アンス・ファティ
左FW:ペドリ
テア・シュテーゲンが練習に復帰したGKですが、前試合で連係ミスから痛恨の失点を喫したネトが出場すると予想しました。
ユベントス相手に満足が行く結果と内容だったとクーマン監督はゲームを評価しましたが、アラベスとのゲームでは思うようなプレーができずにチームとしての継続性に欠ける現状ではベストメンバーをピッチに出して連携面と効果的な配置を摸索することが最重要事項と考えられます。
メンバーは怪我人を除いた現状のベストと思われる選手とポジションに変化を加える程度の変更だと予想しました。
采配のポイント!?
代表ウィーク前の2試合とあって選手に負担を掛けたくないのが本音だと思いますが、チームが機能していない現状ではコンディション面では交代による負担軽減程度の采配になると思います。
・グリーズマンのポジション
・コウチーニョの代役はペドリで決まり?
・デ・ヨングのポジショニングと両サイドDFの立ち位置
・メッシをエリア付近でプレーさせるための戦術、ビルドアップ
・前線からのプレッシングを採用できるか?
メッシが10番を背負ってから、監督、クラブ、チームの最大のミッションは彼の能力を最大限に引き出す事になりました。
メッシと合わない選手は実力があってもバルセロナにとっては良い選手とは言えない状況が10年以上続いている現在では、グリーズマンはメッシを理解して、メッシに自身を理解してもらうしか生きる術はないと思います。
メッシがバイタルで前を向いてプレーする時に左側にグリーズマンが居る場合は良い連携が見られない傾向があるように思います。
メッシのプレーとゴール前の状況を同一視野で認知できる右サイドからの動き出しで活路が見出されるのではないかと感じています。
苦しい状態が続くバルセロナはどんなプランで試合に臨むのか?
スタメンと選手の配置、動き方を予想して、ゲームを分析しながら試合を楽しんでみてはどうでしょうか?
【久保建英】ビジャレアル20-21シーズン序盤戦を分析して戦い方を考察!!
久保建英選手が所属するビジャレアルの2020-21シーズン序盤戦の戦いぶりを分析してシーズン今後の戦い方を考察して予想してみます。
ラ・リーガ20-21開幕から8試合を終えて4勝3分1敗で3位、ヨーロッパ・リーグではグループリーグ2戦2勝と順調なスタートを切ったと思います。
ウナイ・エメリ監督
今シーズンから就任したウナイ・エメリは監督としては年齢が若く、ビッククラブを率いてきた経験もあり実績十分な監督だと言えるのではないでしょうか。
バレンシア時代は現バルセロナ監督のクーマンの後任として36歳、クラブ最年少監督として就任し、ダビド・ヴィジャ(元ヴィッセル神戸)、ダビド・シルバ(マンチェスターC~現レアル・ソシエダ)とスペイン代表の黄金期を支えた選手を擁してリーグ戦で好成績を収めてチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得しています。
セビージャ時代にはヨーロッパ・リーグ3連覇を達成して名実ともに名監督と呼ばれるようになります。当時のエメリ監督は堅実な戦い方を基本にしていましたが、バルセロナなどの強豪チームを相手にする場合、実力で自チームが劣ると判断した時には奇策な戦術で果敢に勝利を目指すチャレンジが裏目に出て大敗するイメージがあります。
今シーズン唯一の敗戦バルセロナとの試合では無難な戦術で0-4で大敗を喫しましたが、以前の戦いでは策に溺れる姿が多かったことと比べると現チームの戦力には多少の自信があったのではないかと推測できます。
※バルセロナ戦前のスタメン予想に興味がある方はこちらをご覧ください
相手をリスペクトしながらも、自チームにある程度の実力があると判断した結果、堅実な戦術を採用した方に勝機があると判断しての采配だったと思いますが、バルセロナに圧倒されてチームの基本システムを変更する決断に至りました。
シーズン開幕から4-4-2でバランスを重視したシステムで戦っていましたが、DFラインと中盤の守備が不安定なのは明らかで、アンカーにイボーラを起用した4-1-4-1にシステムと戦術を変更してエースのジェラール・モレノを右サイドMFで起用するようになります。
※プレシーズンマッチを観ての開幕戦の考察記事に興味がある方はこちらをご覧ください
しかし、スペイン代表に招集されたモレノが負傷離脱して再度、最適な組み合わせを摸索する必要性が有り、久保建英選手がEL初戦でのスタメン起用に結果で答える形でレギュラー候補に急浮上してきたのが現状です。
モレノが復帰した今節のバジャドリード戦で久保建英選手はベンチスタートとなりましたが、途中出場から存在感を発揮しました。
パリSG時代にはネイマールを、アーセナル時代はメスト・エジルを指導してきたエメリ監督は違いを創る選手をいかにしてチーム戦術にフィットさせるかで苦労して来ました。
現在の久保選手は未だレギュラーを獲得していない若手選手ですが、将来性を評価しているからこそチーム戦術に個人能力を融合させる戦術的な幅を身に着けさせるために、安易にポジションを与える事はしないと推測できます。
ビジャレアルのベスト布陣は!?
公式戦10試合を終えて現状チームを分析した場合、プレシーズンから顕著だったディフェンスはアンカーを置くことで若干の改善が見られる事と、シュートストップの場面での強度は以前より改善された点だと思いますが、バルサやレアル、ELに出場している強豪クラブの攻撃陣を無失点で抑えるのは難しいと思います。
GKとDFライン、MFの連携を深めてバイタルエリアの圧縮とサイドからのボールへの対応を改善する必要があると分析しました。
中盤の組立はライバルのバレンシアから引き抜いたパレホが中心になるのは間違いないでしょう。バイタルエリアの対応を考えてアンカーを置く場合はイボーラの起用がメインとなりますが、同じくバレンシアから移籍してきたコクランを適応できれば選択肢が増えるでしょう。
インサイドMFではトリゲロスの評価が高く、パレホが復帰した場合はアンカーを含めた3選手が中盤をリードする可能性が高いと思われます。
左サイドは攻撃に特徴があるサイドDFのペトラサとバランス感覚に優れるMFモイ・ゴメスのコンビ、右サイドは攻撃力が最大の武器であるMFチュクウェゼとキャプテンのDFマリオ・ガスパールがバランスが取れた組み合わせだと分析しました。
FWはチャンスメークを含めて最大のタレントはジェラール・モレノで、得点を期待されるのがパコ・アルカセル、守備を含めたマルチ性が期待されるバッカのいずれかが、システムや戦略、組み合わせを考慮して起用されると考えられます。
ローテーションや怪我、出場停止を含めてベストなメンバーだけでは戦い抜くことが難しい現在の試合カレンダーではシーズンで数回しかベストな布陣を組める可能性が有りませんが、ビジャレアルの選手の能力を判断したベスト布陣を考えてみます。
GK:G・ルジ
右サイドDF:M・ガスパール
センターDF:J・フォイス
センターDF:P・トレス
左サイドDF:ペトラサ
アンカー:コクラン
右サイドMF:チュクウェゼ
インサイドMF:イボーラ
インサイドMF:パレホ
FW:J・モレノ
選手の能力を最大限に融合させる戦術!?
左サイドMFに特定の選手を置かないアシンメトリな布陣ですが、ディフェンス時にはバランスを取る必要があるので久保選手、イボーラが左サイドでの役割を状況に応じて対応するシステムを考えました。
GKはアセンホよりルジに安定感を感じる理由で選出しました。
攻撃面での最大の特徴はG・モレノ、久保建英、チュクウェゼの右サイド、ハーフスペースでの個人能力による局面打開とコンビネーションによる崩しだと分析しました。
この3選手を同時にピッチに立たせて融合させることが攻撃での最優先事項で中盤、ディフェンス時でのバランスを選手の組み合わせとシステマチックなポジショニングによって補うことで可能にさせたいと思います。
ディフェンスの強化は個人によるものよりも連携面での改善が効率的でバイタルエリアの圧縮はコクランに期待しましょう。
サイドからのクロスへの対応はGKの守備範囲、ファーストDFが切らなければいけないコース、ニアサイド、並行またはマイナスへのコースを消けし、ファーサイドでの対応に約束事を定める事で、ある程度は改善できるのではないかと思います。
中盤の組立ではパレホがサイドDFの位置に下がるポジショニングを基軸に相手の配置によってはイボーラ、久保、モレノが相手のDFとMFラインの中間でパスを引き出すことも狙いの一つになります。
右サイドはライン際の高い位置にチュクウェゼがポジショニングして幅と深みを創りたいです。
左サイドはスタート時点では久保建英選手が立ちますが、流れの中で左ハーフスペースにポジショニングしてパスを引き出しながらサイドDFペトラサのスペースを創ります。
通常であればトップの選手が深みを創る為にできる限り高い位置を取りたいのですが、J・モレノの特徴である中盤での組立でも能力を発揮させるために、状況をみてイボーラ、久保、チュクウェゼがDFラインの裏を積極的に狙うことが必要になってきます。
被カウンター時はコクランがボールサイドで蓋をする役割をにない、ビルドアップ時にはパレホと逆の動きをして相手をコントロールして組立に貢献する重要な役割を期待します。
試合状況を判断して途中出場で得点力を発揮するFWパコ・アルカセルの投入がゲームを左右する采配となるでしょう。
パコ投入時には右サイドには久保、モレノ、チュクウェゼの調子で配置されて、トップ下にはモレノ、久保、イボーラ、トリゲロスの起用が考えられます。
左サイドで安定感が求められる状況ではモイ・ゴメスがファーストチョイスになるでしょう。
ポイントはモレノ、久保、チュクウェゼ、パレホ、アルカセルの能力を最大値で融合させる最適策を見出す事です。
久保建英選手は左サイドに張るのではなくインサイドにポジショニングして流れの中で右サイドに絡むことでチャンスを創れるまで成長しています。この動きをチームが理解して補完するためと、エリア内のインテンシティを上げる役割を期待できるのがイボーラの起用です。
組立の面ではトリゲロスも貴重な選手ですが、ゴール前の迫力を期待するのは難しいのでバックアッパーとしての起用で能力を期待したいです。
シーズン終盤になると選手層が競争力を支えるようになります。FWバッカ、DFアルビオル、GKアセンホ、DFアルベルト・モレノ、DFエストゥピニャンの存在が貴重な戦力になることが予想されます。
まとめ
今回は久保建英選手の才能とビジャレアルの選手の能力、ウナイ・エメリ監督を題材に想像性を膨らませてサッカーを楽しんでみましたが、今後のビジャレアル、ウナイ・エメリ監督の采配と結果を照らし合わせて、さらに楽みたいと思っています。
みなさんも過去を分析して、予想しながら独自に未来を創造してサッカーを楽しんでみて下さい!!
久保建英 ビジャレアルvsバジャドリード戦スタメン予想!?
ELと国内リーグを3試合連続の先発出場で、ウナイ・エメリ監督の評価も急上昇した感がある久保建英選手の処遇が気になるラ・リーガ第8節、日本時間11月2日(火)早朝5:00キックオフされるビジャレアルの対バジャドリード戦のスタメンを予想してみたいと思います。
今シーズンの久保建英選手のレンタル先の候補にも挙がっていた対戦相手のバジャドリードは、サッカー界のレジェンドでもある元セレソンの元祖ロナウドがオーナーを務めていますが、現時点では最下位と苦しい状況に立たされています。
エース ジェラール・モレノ怪我から復帰!?
スペイン代表の活動中に負傷して、文字通りFIFAウイルスの影響を受けたジェラール・モレノの戦列復帰が予想されるバジャドリードとの一戦はELが開幕して、ラ・リーガと並行するシーズンでの序盤で、ローテーションを採用する可能性が高いウナイ・エメリ監督には2つのコンペティションで結果を残すために最良の選手の組み合わせを摸索中だと想像できます。
GK:アセンホ
右サイドDF:ガスパール
センターDF:アルビオル
センターDF:パウ・トレス
左サイドDF:ペトラサ
アンカー:イボーラ
右サイドMF:ウクチェゼ
インサイドMF:コクラン
インサイドMF:トリゲロス
左サイドMF:久保建英
FW:ジェラール・モレノ
シーズン終盤のベストメンバーと思われるDFトレス、MFパレホ、FWジェラール・モレノを軸に肉図けする選手とシステムによって改的策を摸索したいウナイ・エメリ監督の心境を鑑みて上記のメンバーを選出しました。
最下位に沈むバジャドリード相手に結果を残しながらチームの成熟度と選手間の補完性を試す2つの目的が考えられます。
ゲーム状況に応じた選手交代策!?
想定通りにゲームをコントロールできている、または2点差以上のアドバンテージで敗戦のリスクが下がった場合には思い切った選手交代が可能になります。
よっぽど調子が良い状態でなければ久保選手は最初の交代選手となる可能性が高いと思います。
悪い意味ではなく、戦力として計算できる選手のフィジカルコンディションを考慮した采配になるでしょう。
途中交代で最大の能力を発揮するパコ・アルカセルは得点が欲しい状況でも、エースのモレノに復帰早々に負担をかけないためにも交代で出場すると思われます。
コンディション的な采配ではウクチェゼに負担がある場合は久保選手が右サイドに配置される可能性も高いと予想しています。
左サイドMFで先発出場した場合は今後の試合でスタメン起用の可能性が大幅UP!?
ELのカラバフ戦では前半こそ調子が上がりませんでしたが、後半からはハーフスペースで味方からのパスを引き出して、サイドで受ける状態よりも選択肢が多い状況下でプレーできるようになり攻撃を活性化させていたと思います。
※左サイド起用の久保建英選手のプレーに言及した記事に興味がある方はこちらをご覧ください
右サイドでのプレーと違い、左サイドではタッチライン際のワイドなポジションでパスを受けた場合にタテに突破する以外は相手に脅威を与えるプレーを発揮できない状況が多く見られましたが、流れのなかで左のハーフスペースにタイミング良くポジショニングする事でパスを引き出して、前を向いて攻撃の切っ掛けを創出する役割を担っていました。
やっとパコ・アルカセルの能力を最大限に引き出す方法は途中交代による出場と気が付いたかと思われるウナイ・エメリ監督はFWのファーストチョイスに改的策を見出さなければいけない状況だと思います。
バランサーとしての評価も高い左サイドMFのモイ・ゴメスを上回る評価を得られば、トップ下、右サイドでは期待通りのプレーを魅せているので、2列目のマルチロールとして出場時間が増えるのは間違いないと思われます。
4-3-3でのインサイドMFでは可変システムでデイフェンス時に前方にプレッシングに行く以外の状況でもブロックを形成した場合の4-4-2での中盤の中央を任せられるインテリジェンスとインテンシティを身に付ければスタメン出場の条件を満たせると思います。
しかしながら、監督も我々サポーターも久保選手にはゴール前で違いを生み出し攻撃面で変化を創り出す能力に期待したいので、スタメン出場よりも、ゲームの決着を決める選手になって欲しいと願っています。
現時点でスペシャルな存在の久保建英選手への期待は一喜一憂するのではなく少しづつでもワールドクラスに成長する過程を共感することで日本サッカーの未来を応援するスタイルを推奨したいと思います。